車が欲しいけど、お金がないから我慢したい。
新車に買い替えたいけど、いまの車にまだ乗れるから思いとどまりたい、など。
自分のなかにある「車を買いたい欲求」と闘っていませんか?
車が欲しいけれど、金銭面や諸々の事情により、いまは買わないほうがいい(あるいは買えない)、と。
そこでこの記事では、
- 車を買わないよう説得して欲しい
- 車のネガティブな要素を吹き込んで欲しい
などといった希望に沿うべく、「車が欲しい・買いたい気持ちを我慢する方法」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
車が欲しい・買いたい気持ちを我慢するための思考法
車が欲しい気持ちを我慢するのは、浮気を我慢するようなものです。
すなわち、理性のはたらきが重要です。
本能のおもむくままに欲しいものを買い、浮気をし、欠勤をしていたら、社会生活が破綻してしまいます。
そうならないよう、人間の脳には理性が備わっています。
理性を活用して本能を抑圧していきましょう。
1. 車の運転で殺人を犯すかも
車を買いたい気持ちを抑えるために、あなたが運転を嫌いになるよう仕向けていきます。
ところで、自動車の運転は好きですか?
車が欲しいくらいなので、運転が好きなのだと思います。
ですが、運転に喜びを覚えるのは危険です。
なぜなら、自動車の運転には人を轢き殺すリスクがあるからです。
虫一匹殺せない心の持ち主だとしても、車を運転している以上、ヒトを殺す危険性はあります。
- 歩行者を轢く
- 右折車に衝突する
- ライダーを跳ね飛ばす
など、人命を奪うシチュエーションはいくつか考えられます。
もしくは居眠り運転をしてガードレールに衝突し、助手席に乗っていた恋人だけ死んでしまうとか。
故意でないとはいえ、交通事故で誰かの命を奪ってしまったとしたらどうでしょうか。
誰かを殺してしまった人が、どんな気分で毎日ベッドに入るのかを想像してみてください。
睡眠薬に頼らず眠れるといいのですが。
1トンを超す鉄の塊をぶつけて人の命を奪わないためには、1トンを超す鉄の塊を運転しないことが一番です。
この思考法で車への熱が冷めそうだと思った方は、上の記事を読んでください。
車が欲しい気持ちにグサッとトドメをさせます。
2. 車はステータスにならない
車を買いたい気持ちの根底には、ステータスへの憧れがあるのかもしれません。
- 高級車で女子にモテたい
- 高級車で優越感に浸りたい
これらの認識は、いずれも誤っています。
高級車に乗っていてモテるわけでもなければ、優越感に浸れるわけでもありません。
高級車に乗っていることを自慢できるのは、スーパーやショッピングモール等の駐車場においてのみです。
駐車場で高級車に乗り降りするシーン以外では、優越感に浸ることができません。
ショッピングモールを歩きながら「私ベンツ乗ってまーす」とアピールすることは不可能。ホテルの大浴場で「僕ポルシェ乗ってまーす」と周知することも困難。
したがって、優越感や自己顕示欲を満たす手段として「高級車」を選ぶのは、コスパが悪いといえます。
豊富な収入や資産を自慢したいなら、高級車よりも高級腕時計のほうがおすすめです。
高級腕時計はクルマほどお金がかからず、持ち主にクルマ以上の優越感を与えてくれます。
ショッピングモールやデパート内でも自慢できる。
女子にモテるために車を買うのは愚かでしかありません。
なぜなら、無意味だからです。
アイドルを目指す男性が、毎日バットを握って素振りをしているようなもの。
つまり努力の方向性が間違っています。
モテるためのお金の使いどころは、車ではないのです。
だったら品質の高い爪切りを買って、爪を短く切りそろえておいたほうが恋愛にはプラスになります。
清潔感が高まるからです。
3. 車は他人に傷つけられる
自動車には、だれかに傷をつけられるリスクがあります。
なぜなら車は、つねに監視下に置いておくことができないからです。
自宅の駐車場に止めておいた車に、
- 石で傷をつけられた
- 剥離剤をかけられた
といった事件が、世間では起こっています。
ほかにも千枚通しでタイヤをパンクさせられたり、バットでミラーを叩き割られたり、スプレーで落書きされたりなど、嫌がらせにはさまざまなバリエーションがあります。
高級車ならリレーアタックで盗まれて海外で転売されたり。
10万円で買った高級ブランドのバッグが同様の被害に遭うことはないでしょう。
ブランドバッグは自宅内で保管できるからです。
屋外に放置している車にくらべて、安心安全だといえます。
車を悪意から守るのは困難
つまるところ、悪意ある他者の攻撃から車を守るのは難しいといえます。
だれかの個人的な恨みを買っていなくても、「ストレスが溜まってムシャクシャしていたから」という理不尽な理由で車が被害に遭うケースもあります。
では、被害に遭わないためにどうすればいいのか。
- 車を買わない
- いたずらされても良いポンコツに乗る
この辺りが有効です。
まちがっても600万円のローンを組んでクルマを買い、屋外に放置しないことです。
まとめ
車の購入や買い替え、高級車への憧れを断ち切るための情報を提供しました。
- 殺人を犯すリスク
- ステータスにならない
- 損傷や盗難の危険
それでもなお、車が欲しいと思いますか?
数百万円を車と交換する行為が、適切なお金の使い道だと考えますか?
好きな人への想いを断ち切るためには、好きな人の欠点や短所にばかりフォーカスするのが有効です。
車にもおなじことがいえます。
車が欲しい気持ちを抹消するためには、車が持つネガティブな側面にスポットライトを当てるのが一番です。
本記事では、3つのマイナス要素をライトで照らしました。
あなたが300万円の買い物を諦められたなら、 この記事が、300万円の節約に貢献できたことになります。
刑務所へ行かないよう導いたことにも?
車を欲しいと思っていた5分前の自分が信じられない。
そんな状態になっていれば幸いです。
以上、車が欲しい・買いたい気持ちを我慢する方法でした。
結論。車を買うのはハイリスク。見栄やステータスを捨てて、移動するための道具として向き合うべし。そうすれば、ポンコツ中古車がベストバイだとわかる。