1日2〜4時間ほど眠れば体力を回復できる人を、ショートスリーパーと呼びます。
睡眠時間が短くて済むとなれば、そのぶん活動時間が増えるため、さまざまなことができるようになります。
本記事を読んでいるあなたも、ショートスリーパーに憧れているのではないでしょうか?
ショートスリーパーになる方法として「1日1食で過ごす」というものがあります。
この記事では、
- なぜ1日1食でショートスリーパーになれるのか
- 1日1食にすれば短時間睡眠で済むのか
など、「1日1食生活でショートスリーパーになろうとしてみた体験談」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
1日1食でショートスリーパーになれるって本当?
チャレンジ結果をお伝えする前に、まずは「1日1食生活でショートスリーパーになれる理由」をご説明します。
1日1食でショートスリーパーになれるとされているのは、消化活動がエネルギーを消費しているからです。
食べ物を飲み込んで消化し、排泄する一連の流れが、カラダにとっては重労働だということ。
1食につき3時間の睡眠
「1回の食事につき3時間の睡眠を要する」と主張する医師がいます。
- 1日1食:3時間ほど
- 1日2食:6時間ほど
- 1日3食:9時間ほど
それぞれ食事の回数に応じて、必要な睡眠時間が異なってくるわけです。
1日に3回食事をとると、消化器官の疲れをとるのに9時間ほど眠る必要があるのだといいます。
だからこそ、食事の回数を減らすほど、短い睡眠時間で済むのです。
ここで覚えておくべきなのは「食事は疲れる行為」だということです。
ほとんどの方は自覚していませんが、消化には相当なエネルギーを使っています。
私たちが3〜4時間の睡眠で満足できないのは、食事によって日々カラダを酷使しているからかもしれません。
理屈については以上です。
以下では、私が一日一食で過ごしてショートスリーパーへの変身を試みた結果をお伝えします。
1日1食で生活した結果
1日1食の生活を3日間続けてみました。
日中はコーヒーと水だけをガブガブ飲んで過ごし、夕飯だけモリモリ食べるスタイルです。
小腹が空いてもナッツやチョコレートなどの固形物を食べたりはしていません。
水を飲んで空腹に耐えます。
つまり、完全なる1日1生活です。
これまでは1日に2食をとり、7時間ほど眠っていました。
1日1食に減らしたら、睡眠に割くのは3時間程度で済むのでしょうか?
結果を書きます。
答えはノーです。
1日1食にしても、3時間睡眠でバッチリ回復とはいきませんでした。
従来と変わらず7〜8時間ほど眠った、というのが真相です。
まとめ
1日1食にしてもショートスリーパーにはなれませんでした。
が、世の中には1日1食で過ごし、4〜5時間ほどの眠りで満足できている人が存在しています。
効果には個人差があるのかもしれません。
したがって、私はダメでしたが、あなたはあなたで試してみる価値があります。
1日1食生活にシフトすることでショートスリーパーの能力が開花し、3時間睡眠で足りるようになるかもしれません。
ショートスリーパーに変身できれば、1日21時間をなんらかの活動に割けます。
人生の3分の1を占めるとされている睡眠を、8分の1にまで圧縮できるのは魅力的です。
ただし、1日1食生活のデメリットとして、「栄養バランスを考えないと不健康になる」という点が挙げられます。
ミネラルやビタミン、タンパク質、脂質などを1食でバランスよく摂らなければなりません。
貴重な1食をカップラーメンで済ませていたら、ショートスリーパーどころか、栄養失調でエターナルスリーパーになってしまう恐れがあります(つまり永眠)。
ご注意ください。
以上、1日1食生活でショートスリーパーになろうとしてみた体験談でした。
結論。睡眠時間は減らせなかったが、食事に割く時間は減った。ゆえに自由時間そのものは増えたといえる。わずかだが。
1日1食生活に興味のある方は、こちらの記事を読んでみてください。
空腹感やメリットなどについて書きました。
睡眠を変えたいと考えている方には、こちらの本がおすすめです。
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