夏の蒸し暑い日にマスクをつけていたら、顔が暑くなってしまうのは当然です。
顔とマスクの間に熱がこもってしまうからです。
そこでこの記事では、
- マスクをしていると顔が暑くなる原因
- マスク着用でも涼しくする工夫
など、「夏にマスクをして顔が暑くなるのを防ぐ2つの方法」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
【夏のマスク問題】顔の暑さを防ぐ2つの方法
マスクで顔を覆っていると、蒸れて顔が暑くなることがあります。
これはマスクで空気の逃げ道を塞いでいることが原因です。
夏にマスクを着けて外を歩くのは、たとえるなら、夏にモコモコの手袋をはめて外を歩くようなものです。
上昇した体温を逃がせず、顔が暑くなってしまうのも無理はありません。
マスク着用による夏場の暑さを避ける方法は、2つ存在します。
- マスクをつけない
- 冷感グッズを使う
1. 夏場はマスクをしない
マスクをつけていると暑くなるのは、顔とマスクの間に熱がこもってしまうからです。
体温の暑さと呼気の湿気が混じり合うため、マスクの内側はジメジメしがちです。
したがって、もっとも手っ取り早い解決策は、「マスクをつけないこと」だといえるでしょう。
マスクをしていなければ、熱がこもることはありません。
風が顔にあたるため、マスク着用時にくらべて涼しく感じられるはずです。
マスクをしていて「顔が暑い」と不満を述べるのは、手袋をして「手が暑い」と愚痴るようなものだといえます。
マスクを外せない事情がある方を除き、顔が暑ければ外してしまうのが良いでしょう。
無理をしてまでマスクを着用していると、体温が上がり、熱中症になる恐れがあります。
2. 冷感グッズを使う
どうしてもマスクを着用しなければならない方には、冷感グッズがおすすめです。
冷感グッズというのは、冷感スプレーや冷感化粧水などをはじめとする、ひんやりとした爽快感を与えてくれる商品をいいます。
これらのアイテムには、マスク着用による夏場の暑苦しさや不快感を抑える効果があります。
冷感マスクは存在しないのか
「涼しい冷感マスクはないのか?」
と考える方もいることでしょう。
涼しさを売りにするマスクは、ネットなどで販売されています。
ですが、おすすめの冷感マスクというのは、存在しません。
なぜなら、マスクはウイルス感染などを防ぐ目的で作られているため、通気性抜群では意味がないからです。
すなわち、マスクは暑苦しくて息苦しいものだということです。
涼しい手袋が存在しないのとおなじ。マスクが暑いなら、外すのがもっとも効果的。
「冷感素材で作っている」と宣伝するマスクもありますが、ユーザーの評判はどれも今ひとつです。
そもそもマスクそのものが顔に触れる面積が小さいこと。
マスクと顔の間に滞留する熱気が問題であることなどを考慮すると、冷感素材で作ったマスクの効果はたかが知れているといえるでしょう。
「涼しさ」を謳うマスクへの過度な期待は禁物です。
お金を無駄にするだけかも。
涼しい冷感グッズで気を紛らわす
あなたが屋外を移動する際に「マスクの暑さ」に悩んでいると仮定し、おすすめの冷感グッズをいくつかご紹介します。
屋内で暑い場合は、エアコンの温度を調整してください。
ぜひ工夫して、夏の暑さを乗り切りましょう。
こちらは、成分として含まれているメントールがひんやりとした冷感を与えてくれる商品です。
衣類に吹きかけて使用します。
ただし、実際に体温が下がるわけではありません。
涼しくなったように錯覚させるメントールの効果を利用しています。
「これをマスクに吹きかければ良いのでは?」
そう考える発想力豊かな方がいるかも知れません。
しかしながらメントールは刺激が強いため、鼻や目など粘膜の近くで使うのは避けるべきです。
涼しさと引きかえに「痛み」を味わうハメになります。
こちらの商品は、頭に吹きつけて冷感を得るためのスプレーです。
顔に近い頭部を冷やすことで、マスクの不快感を軽減できるかもしれません。
「頭を冷やすスプレー」というネーミングがなんともキュートです。
怒り狂った部長の頭に吹きかけても、効果がありそう。
以上、夏のマスク着用による顔の暑さを防ぐ2つの方法でした。
結論。暑い夏場はマスクをしないのがベスト。マスクをするなら、冷感グッズで感覚をダマすのがおすすめ。「冷感マスク」に期待するべきではない。
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