買ってきたチョコレートをどこに保管していますか?
チョコレートの保存に適しているのは、冷蔵庫です。
むしろ冷蔵庫で冷やしていなかったチョコレートは、食べれない状態になる恐れがあります。
この記事では、
- チョコが溶けるリスク
- チョコに虫が発生するリスク
など、「チョコレートを常温で保存するリスク」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
チョコレートを常温で保存するリスク
チョコレートを常温の室内で保存するべきではありません。
なぜなら、
- チョコが溶ける
- チョコに虫が発生する
これら2つのリスクがあるからです。
1. チョコレートは28度から溶け出す
一般的なチョコレートは、温度が28度に達すると溶け出します。
日本で注意が必要なのは夏場でしょう。
夏は気温が高いため、室温も高温になりがちです。
「クーラーを使っていて部屋は暑くならないから大丈夫」
そう思う方もいるでしょう。
ですが、外出時にはエアコンの電源を切っているはずです。
ゆえに、いつでも室温を28度以下にキープできるわけではありません。
ですので、戸棚の中やテーブルの上で保管するのではなく、買ってきたチョコレートはすべて冷蔵庫に入れておくことをおすすめします。
冷蔵庫内は4度ほどなので、チョコが溶けだす心配は不要です。
若干温度が高い野菜室でも問題ない。28度以下のため。
2. 虫が発生するリスク【画像なし】
チョコレートが溶けてドロドロになったところで、冷やして固めれば食べられます。
したがって、チョコが溶けるくらいなら、大騒ぎするほどの問題ではないでしょう。
チョコを常温保存するリスクとしてもっと恐ろしいのが、虫の発生です。
戸棚などに入れておいたチョコレートには、メイガ類の幼虫が発生することがあるのです。
つまり、「ガ」の幼虫。以下、写真はいっさい無し。
メイガ類の幼虫は、一般家庭の食品に被害を及ぼすことで知られています。
幼虫はたとえば、
- 穀類
- 小麦粉
- ナッツ類
- チョコレート
などを加害します。
防虫におすすめの保存方法
チョコレートの被害を防ぐためには、買ってすぐに冷蔵庫へ入れるのがおすすめです。
なぜなら、昆虫というのは高温多湿の環境を好むからです。
冷蔵庫のなかは昆虫が好む「高温多湿」とは反対の「低温乾燥」ですので、その発生・活動を抑えることができます。
なお、メイガ類の幼虫は齧る力が強く、ビニール袋も食い破るとされています。
「未開封だから棚にしまっておけばいい」などとは考えないほうがいいでしょう。
食べようと思って包装を開けたら、なかに幼虫がいるかもしれない。
冷蔵庫に入れておけば被害は防げますが、それでも心配であれば、「プラスチックやガラス製の密封容器」のなかでチョコレートを保存しておけば完璧です。
冷蔵庫と密封容器の2重ブロックが、幼虫の加害を防いでくれます。
チョコレートに限らず、小麦粉やココアなどの保管にも要注意。虫を避けるため、すべて冷蔵庫へ避難させておくべき。
まとめ
チョコレートの保管方法についてご紹介してきました。
これまで常温の戸棚で保管していたチョコが溶けず、虫がついていなかったとしたら、それはあなたが「ラッキーだった」といえます。
運が良かっただけであって、今後もその強運がつづくとは限りません。
溶けるかどうか、幼虫が発生するかどうかを運に任せるのはやめ、チョコレートは冷蔵庫内で保管することをおすすめします。
虫が不安なら密封容器に入れて冷蔵庫へ。
以上、チョコレートを常温で保存する2つのリスクでした。
結論。季節に関係なく、チョコは冷蔵庫へ入れておくのが無難。しかも冷蔵庫から取り出したチョコは、ひんやりしていて美味しい。
害虫被害からチョコを守ってくれる保存容器はこちらです。
チョコレートを虫とシェアしたくない方におすすめです。
ところで、アーモンドチョコはお好きですか?