『アインシュタインひらめきの言葉』の要約と感想

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本書は、アインシュタインの名言を集めたビジュアルブックです。

天才がどんなことを考えていたのか、あなたは知りたくありませんか?

 

この記事では、アルバート・アインシュタイン著『アインシュタインひらめきの言葉』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『アインシュタインひらめきの言葉』の要約と感想

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まずは本書の要約から。

 

宇宙の写真に、アインシュタインの名言を印字したビジュアルブック

美しい天体や銀河の写真とともに、アインシュタインの思考を知れるオシャレな一冊である。

 

人生に意味を与える唯一のものは労働、好奇心はそれ自体に存在価値がある、成功者になろうとするな、知識よりも大切なのは想像力、など、アインシュタインの哲学が詰まっている。

 

以上がおもな内容です。

アインシュタインという天才物理学者の思考や哲学を学びたい方に本書はおすすめです。 

 

アインシュタインの名言と宇宙

本書は、ただの名言集ではありません。 

 

天体や銀河系などの写真集をイメージしてください。 

そうした宇宙の写真集にアインシュタインの名言が印刷されたもの、それが本書です。

つまり、本書はとてもハイセンスな本だということです。

 

壮大な宇宙の写真が、(ストレスが多い)私たちの心をリラックスさせてくれます。

緊張が解けている私たちの目に、アインシュタインの名言が映り込んできます。

結果として、彼の言葉が心の奥底まで染み込んできます。

 

難しいことを考えず、肩の力を抜き、ただ美しい写真集を眺めるようにして読める本です。

宇宙の写真だけでも綺麗なのに、同時にアインシュタインの言葉まで読めるとは、なんという贅沢でしょうか。

ステーキを食べながら寿司も食べれる、みたいな贅沢。

 

本書はコストパフォーマンス抜群の名言集です。 

 

 

アインシュタインの哲学

アインシュタインは「相対性理論」を唱えたことで知られる天才物理学者です。

いっぽうで彼は、優れた哲学者でもあったようです。

 

たとえばアインシュタインは、「人生に意味を与える唯一のものは労働」だと語っています。

働かずして、生きる意味は見つけられないということです。 

 

というのも彼は、「人の真の価値は、受け取ることではなく、与えることにある」とも述べており、他者に貢献してこそ人としての価値が生まれる、と考えていたことがわかります。

 

つまり、「人の役に立つことが幸福であり、生きる意味である」というわけです。

 

莫大な富を手にし、仕事を辞め、遊んで暮らす生活に憧れている人は少なくありません。

がしかし、いざ遊ぶだけの生活をしてみれば、どこか退屈さや物足りなさを感じることでしょう。

アインシュタインが指摘するように「労働(他者貢献)こそが人生に意味を与える唯一のもの」だからです。 

 

ところであなたは、一つのことを長く続けられるタイプの人間ですか?

それとも飽き性で、あちこち気移りしてしまうタイプでしょうか。

 

アインシュタインは前者だと語っています。

彼曰く、「自分は天才ではない」といいます。

天才ではなく、「ただ、人より長くひとつのことと付き合ってきただけだ」とのことでした。

 

継続は力なり、というやつです。

ブログが稼げるそうだからブログ、やっぱりYouTube、などと次々に手出しするのは考えもの。

 

まとめ

ここまで、本書の良い点をご紹介してきました。

 

ひとつ気になったこととしては、「出典が示されていない」ことが挙げられます。

アインシュタインの名言について、彼がいつ、どこで(どの媒体で)発した言葉なのかが不明だということです。

 

つまり、本当にアインシュタインの言葉なのかどうか、読者にはその真偽を確かめようがありません。

本書の編集者がネットで拾い集めたわけではないと思うが。

 

出典の記載がなくて構わないという方であれば、ぜひ本書を読んでみてください。

寝る前に眺めれば、宇宙の写真に癒され、アインシュタインの名言に心を洗われながら、リラックスして眠りにつけることでしょう。

 

アインシュタイン ひらめきの言葉

アインシュタイン ひらめきの言葉

  • 発売日: 2014/05/30
  • メディア: Kindle版
 

以上、アルバート・アインシュタイン著『アインシュタインひらめきの言葉』の要約と感想でした。

結論。宇宙の写真とアインシュタインの名言が楽しめるお得な本。出典の記載はないけれど、本質を突いた言葉であることには違いない。