著者は1日2時間だけ働き、月収1,000万円を稼いだ経験を持っているといいます。
短時間の労働で大金を稼ぎだす彼女の時短術に、あなたは興味ありませんか?
この記事では、米山彩香著『お金と時間の悩みが消えてなくなる 最高の時短』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『お金と時間の悩みが消えてなくなる 最高の時短』の要約と感想
まずは本書の要約から。
時短術において大事なのは、目標を設定することだ。
ゴールへの到達につながらない取り組みはすべて時間のムダであるため、目標に近づかない活動を行うべきではない。
ポイントは「一点集中」することである。
苦手なことは避ける、とにかく情報を集める、好きなことをやって生きるなど、時間を効率よく使うためのルールを解説する。
以上がおもな内容です。
たくさんの時間とお金を手に入れたい方に本書はおすすめです。
会社員は対象外
会社勤めをしているビジネスパーソンにとって、本書は参考にならないかもしれません。
なぜならどれだけ時短を心がけたところで、会社員は定時になるまで家に帰れないからです。
「早く仕事が終わったから今日はもう帰宅しよう」という自由が、会社員には与えられていないということです。
したがって本書は、
- 経営者
- 自営業者
- フリーランス
といった方々に向けた本であるといえます。
短時間で効率よくお金を稼ぎ、自由な時間で好きなことをして暮らすライフスタイルを著者は推奨していました。
著者は1日2時間だけ働き、月収1,000万円を稼いだことがあるといいます。
ちなみに、著者の肩書きは「会社経営者」です。
書籍に載っていた会社名を調べてみたが、実態は不明。何によって著者が収益を上げているのか掴めず。
時短術のポイントはコレ
いくつかの時短術が本書では紹介されていました。
たとえば、「本質だけに集中しなさい」と米山氏はアドバイスしています。
目標(月収100万円など)を設定し、目標に近づかない行為をとことん排除することで、重要なものごとだけに集中して成果を挙げるというわけです。
目標達成に近づかない行為は時間のムダなので、行うべきではないといいます。
ドライブとか、ショッピングとか。
本質に集中するためには、「得意な人に任せたほうがいい」と著者は述べていました。
- 外部委託
- 従業員を雇う
などし、お金を払う代わりに他人にやってもらうことで、あなたは自分がなすべき業務に集中できます。
たとえば、庭の草むしりを誰かに依頼すれば、そのぶんの時間を「目標達成のため」に使えます。
ゴール到達までの時間をカットするのもまた「時短術」だということです。
ショートカットキーを使いこなし、ただ素早く業務をこなすだけが時短ではない。
まとめ
本書の内容をひとことでいえば、「目標達成にむけて一点集中すべし」といったところです。
目標が見つかっていない人にたいして著者は、 「探していないだけ。膨大な情報をインプットするのがポイント」だと述べていました。
時短術というのは、目標をなるべく早く実現させるためのテクニックですので、そもそも目標が定まっていなければ使えません。
- ポルシェを新車で買う
- バーキンを手に入れる
- ホームシアターを作る
- 35歳までに資産1億円を達成する
- 日本イチのボディビルダーになる
など、どんな内容であっても、ひとまず目標を持つことが重要だといえそうです。
目標を持ってる方にとって本書は参考になるでしょう。
以上、米山彩香著『お金と時間の悩みが消えてなくなる 最高の時短』の要約と感想でした。
結論。目標を持て。一点集中せよ。得意な人に任せて自分の時間を作れ。無駄な努力はするな。とにかく情報を仕入れろ、ってなもん。