全身鏡(姿見)は危険です。
あなたに精神的ショックを与え、自信を失わせ、卑屈にさせる恐れが、全身鏡にはあります。
軽い気持ちで全身鏡に手を出さないほうが良いでしょう。
買ったことを後悔するかもしれません。
この記事では、
- 短足っぷりに絶望する
- 顔のデカさに絶望する
など、「全身鏡がもたらす絶望のリスク」についてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
全身鏡がもたらす絶望のリスク
私たちは、自分自身のスタイルを誤解しています。
実際よりも「スタイルが良い」と思い込んでいるのです。
なぜなら、
- 写真に映る自分
- 店舗のガラスに映る自分
- トイレの姿見に映る自分
すべて靴を履いた状態だからです。
靴のおかげで実際より脚は長く、スタイルは良く、顔のサイズはバランスよく見えます。
ですが、靴を履いた状態は、本当の姿ではありません。
靴底の厚さを排除したスタイルこそ、本当の姿だといえるのではないでしょうか。
スタイルの悪さが露見する
靴を履いていない姿を全身鏡で見ることなど、滅多にありません。
ですが全身鏡を買うことで、その機会が訪れます。
なぜなら、自宅では靴を履いていないからです。
靴によって身長を底上げされていないぶん、鏡には、いつもよりもスタイルの悪い自分が映ります。
ふだんヒールを履いている女性はとくに。
自分で思っていたより脚が短く、顔がデカく、スタイルが悪い自分に、あなたはショックを受けることでしょう。
服装をチェックするために全身鏡を買ったはずが、「こんなにスタイルが悪いんじゃ何を着たって似合わない」と自暴自棄になってしまうかもしれません。
真実を知る覚悟はあるか
全身鏡を買う上で考えておくべきは、「鏡をどこに置くか」などではありません。
「真実を知る覚悟はあるか」と自問することが重要です。
なぜなら、全身鏡に映るあなたは、あなたが知っているあなたよりも間違いなくスタイルが悪いからです。
靴を履いていないため、脚が短く見えます。
短足になるとスタイル全体のバランスが崩れるため、相対的に顔が大きくなったように感じます。
結果として、スタイルの悪さを目の当たりにしたあなたは、ショックで凹んでしまうかもしれません。
「全身鏡なんか買うんじゃなかった」ってなもんです。
とはいえ、全身鏡は燃えるゴミで捨てれそうもない。
自信を失い自己肯定感が低下する
外見と自信は密接な関係にあります。
ルックスが優れているほど自分に自信が持てますし、その逆も然りです。
- ブランドの洋服を着て自信が出る
- 髪が薄くなってきて自信を失う
など、自分の容姿をどう捉えるかは、自信や自己肯定感に結びついているわけです。
であれば、わざわざ全身鏡を買って家に置き、思っていたよりもスタイルの悪い自分と対面し、絶望することなどあるのでしょうか。
世の中には「知らないほうが幸せな真実」というものが存在します。
- パートナーの不倫
- 好きなあの食べ物の発がん性
- プール内で誰かが放ったオシッコ
- 自分にたいする悪い評判や陰口
などは、知らないでいたほうが幸せに過ごせるでしょう。
あるいは自分の死期など、もっとも知りたくないはずです。
あなたは大腸がんで死にます。享年58歳です、なんて知りたくない。
「本当のスタイル」もまた、知らないほうが幸せな真実に分類できます。
わざわざ自分の悪口を聞いて回らないように、わざわざ好物の発がん性を調べようとしないように、わざわざ全身鏡を買うことなどないのです。
自信を喪失し、自己肯定感を下げるメリットがどこにもないからです。
まとめ
本記事のもっとも重要なメッセージは「安易な気持ちで全身鏡を買わないほうが良い」ということです。
なぜなら全身鏡の購入には、自分のことを嫌いになってしまうリスクがあるからです。
写真や店舗のガラスで見ている自分は、プリクラに写った自分に似ています。
つまり、実際よりも良く見えている、ということです。
いっぽうで、自宅の全身鏡に映る自分は、証明写真に写った自分です。
つまり、容赦なく現実を突きつけられる、ということです。
プリクラ(あるいは画像加工アプリ)に写った自分を自分だと思うか、証明写真の自分を自分だと思うか、どっちを選んだほうが幸せになれるのでしょうか。
全身鏡を買う前に3分だけ考えてみてください。
以上、全身鏡(姿見)がもたらす絶望のリスクでした。
結論。私たちが思っているよりも私たちの脚は短いし、太いし、腹は出ているし、顔はデカいし、スタイルは悪い。厳しい現実を直視し、メンタルに傷を負ってまで、幸せな思い込みを修正する必要などあるのだろうか。いや、ない。
ただし、自宅で筋トレをする方にのみ、全身鏡の購入をおすすめします。
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