『どうして?自分に聞く力で問題解決!』の要約と感想

問題解決の能力を高める方法が本書には載っています。

 

仕事だけでなく、家族問題や金銭問題など、人生のあらゆる場面で役に立つ能力です。

あなたも自らの問題解決能力を高め、人生の難局をたくましくサバイブして行きませんか?

 

この記事では、石田淳、冨山真由著『どうして?自分に聞く力で問題解決!』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『どうして?自分に聞く力で問題解決!』の要約と感想

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まずは本書の要約から。

 

本書の根底には「行動科学マネジメント」の考え方がある。

多くの企業で実践され、成果を出しているマネジメント手法だ。 

 

問題を解決する上で重要なのは、感情を排除すること。

なぜなら、感情に左右されていると、問題の本質は見えてこないから。

自らに「なぜ?」と問いかけることから始め、感情ではなく行動にフォーカスする手法を解説する。

 

以上がおもな内容です。

肥満、過食、浪費、借金、ギャンブル、人間関係、病気など、私たちの人生は問題の連続です。 

 

プールで泳ぐにはゴーグルがあったほうが良いように、人生を生き抜くには、問題解決能力があったほうが良いといえます。

よって本書を、すべての方におすすめします。

 

根性に頼るな行動に頼れ

問題に向き合う際、私たちが頼るべきは行動だといいます。

 

気合や根性でどうにかしようとするのではなく、「問題にたいしてどんな行動をとるか」を考えなければならない、ということです。

 

もしあなたがダイエットを行うとしたら、「痩せる」と自分自身に誓うだけでは不十分です。

具体的に「痩せるために何を行うのか」を考えなければなりません。

  • 間食をやめる
  • 19時以降の食事をやめる
  • 毎日20分間のエクササイズを行う

など、行動を決めて実践してこそ、目標達成に近くことができるからです。

 

行動マネジメントには「MORSの法則(具体性の法則)」というものがあるそうです。

MORSの法則は「行動とはなにか」を以下のように規定しています。

  • Measurable:計測できるか
  • Observable:客観性があるか
  • Reliable:再現性があるか
  • Specific:いつどこで誰が何をするのか

 

たとえば、ダイエットのためにあなたが間食をやめるとします。 

「間食をやめる」という行為が、

  • 計測でき
  • 観察でき
  • 信頼でき
  • 明確かされているかどうか

これらすべてを満たしていれば、立派な「行動」であるというわけです。

 

考えた行動にいずれかの要素が欠けているとしたら、それは「具体的な行動」になっていないことを意味します。

 

職場での問題解決はもちろん、プライベートで起こるあらゆる問題にも、このフレームを当てはめて考えれば、解決することができそうです。 

なぜなら、解決策として具体的な行動を掲げることができるからです。

 

 

そもそも目標設定が間違っている?

私たちが目標を達成できない理由について「目標設定が間違っているからだ」と著者は指摘していました。

 

たとえば、ダイエットで15kg痩せる、という目標を立てたとします。

ここで私たちは、

  • 本当に15kgも痩せられるのか
  • 15kg痩せる必要があるのか

を自分に問うべきなのだそうです。

というのも、目標を設定するとき、私たちの感情はつい昂りがちだからです。

 

つまり、興奮して大きすぎる無謀な目標を立ててしまう、というわけです。

 

当然ながら大きすぎる目標を達成できるはずがなく、私たちは追い込まれ、ネガティブな気持ちになってしまうことでしょう。

無謀な目標を立ててしまうと、自分で自分を苦しめることになりかねません。

 

だからこそ目標を立てる際には感情や意志を取り除き、

  • どうしてそれが必要なのか
  • どうやって実現するか
  • 本当に実現可能か

などを自分に問いかける必要があります。

ゆえに「自分に聞く力で問題解決」というわけです。

 

まとめ

行動に重きが置かれていました。

 

MORSの法則を紹介して「行動」という言葉の定義をしたり、行動できない原因を挙げていたりなど、行動科学マネジメントに基づいた実践的な内容です。

 

「論理的思考も、行動が伴わなければ無意味である」と著者は述べています。

まったくもってその通りでしょう。

 

問題についてどれだけ考えたところで、アクションを起こさなければ、その問題は解決できません。

問題を分析し、満足しているだけでは不十分です。

 

本書を読むことで、

  • 目標の定め方
  • 行動のコントロール方法
  • 行動を分解する方法
  • 小さなゴールの重要性
  • 行動が続かない2つの理由

といった知識が得られます。

本書を読むか読まないか、すなわち行動するかしないか、もうすでに、あなたは判断を迫られているといえるでしょう。

 

問題解決スキルを高めたい方は、ぜひ本書を読んでみてください。

 

どうして? 自分に聞く力で問題解決!

どうして? 自分に聞く力で問題解決!

 

以上、石田淳、冨山真由著『どうして?自分に聞く力で問題解決!』の要約と感想でした。

結論。根性に頼らず、行動に頼るススメ。気合で乗り切ろうとするのは無謀であり無策。仕事、ダイエット、家事、育児、山積みの問題に対処するスキルは私たちにとって必須。