あなたは希望を持って生きていますか?
明日への希望を捨ててはいけないと著者はいいます。
なぜならあなたは、ツイてる人間だからです。
この記事では、斎藤一人著『絶対、よくなる!』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『絶対、よくなる!』の要約と感想
まずは本書の要約から。
著者は銀座まるかんの創業者として知られる実業家。
もしあなたが成功していないとしたら、それは楽しんでいないからだ。
苦労しながら成功することなどない。
成功というのは、楽しみつつ、喜びつつ手に入れるものだ。
問題が起こる原因、物事がうまくいかない理由、幸せに生きる秘訣など、人生を前向きにする心の持ち方を説く。
以上がおもな内容です。
自分や周囲の人々、人生など、ありとあらゆるものをポジティブに捉えて生きたい方に本書はおすすめです。
本書を読めば、気分が明るくなることでしょう。
スピリチュアル寄りのアドバイス
著者のアドバイスはスピリチュアル寄りだといえます。
たとえば、「ツイてる」と9回いえば起こった嫌なことは消えてしまう、など、人によっては胡散臭いと感じる助言が本書にはいくつも載っていました。
なんの根拠もない「あなたはツイてる人だから大丈夫」という励ましの言葉もありました。
スピリチュアル系の内容をどう捉えるかは、読者しだいでしょう。
人によっては抵抗を覚えるかもしれません。
とはいえ、本書の内容には説得力があります。
なぜなら、著者が成功している人物だからです。
日本にかつてあった「長者番付(納税額)」において、斎藤氏は12年連続で10位以内にランクインしています。
著者になんの実績もなかったら、本書に書かれている内容は、ただの胡散臭いアドバイスに過ぎなかったかもしれません。
つまり、億万長者の言葉だから説得力がある、ということです。
少なくとも、公園で酒を飲んでいるオッサンの持論を聞くよりは、斎藤氏のアドバイスに耳を傾けたほうが有意義だといえるでしょう。
著者は結果を出している人物だからです。
結果を出している人物は、結果を出せる考え方を持っていたからこそ、結果が出せたわけです。
億万長者の思考にあなたは興味ありませんか?
この質問は「大金が欲しくないですか」とも言い換えられる。
地球は「行動の星」である
本書において著者が説いているのは「行動」の重要性です。
なぜなら、なんらかの行動をしなければ結果は得られないからです。
どれほど良いアイディアを思いついても、実行に移さなければ、アイディアにはなんの価値もありません。
この普遍的事実を著者は「地球という星は行動の星だから」と喩えていました。
行動の星、素晴らしい表現ではないでしょうか。
私たちが生まれたこの地球というのは「行動の星」なのだと考えてみてください。
お金を稼ぐにも、好きな人と交際するにも、体脂肪を減らすにも、すべて行動しなければ成果が得られないようになっています。
なぜなら、地球という星が行動の星だからです。
ただ「行動しろ」と諭されても、私たちはつい「面倒クサいな」と感じてしまい、重い腰を上げる気になれません。
ところが「地球は行動の星なんだよ」といわれたら「そうか行動の星に生まれてきたのか。じゃあ仕方ないか」と思い、行動する気になれます。
素直な心の持ち主であれば。
「行動の星で行動できないとゼロ点」だと著者は述べていました。
行動をするために必要な自信は「自分はツイてる」と唱えることで得られるのだといいます。
なるほど、「ツイてる」を口癖にするよう著者が勧めているのは、すべて「行動」を促すためだったわけです。
したがって本書は「行動できない人におすすめ」だといえるでしょう。
まとめ
明日は絶対に良くなると信じながら、前向きに生きていますか?
未来になんらかの希望はありますか?
老後の不安しかないようでは切ない。
本書には、前向きな気分で生きるためのコツが載っています。
前向きな気分で生きているとアクションを起こしやすくなり、結果につながるというこの世の真実についても学べます。
つまり本書は、易しい表現でこの世の本質について語っている本、だといえるのかもしれません。
将来に希望が持てない方、行動の星に生まれてきたことを自覚していない方に本書をおすすめします。
あなたの将来には希望が溢れていること、ここが行動の星であることを著者が教えてくれます。
以上、斎藤一人著『絶対、よくなる!』の要約と感想でした。
結論。行動の星で結果を出すためには、行動あるのみ。つまり本書を読むのみ。