『ポジティブ脳に切り替えるストレッチ うつ・不安に克つテクニック』の要約と感想

たった5分のストレッチでストレスを解消でき、脳をプラス思考に切り替えられることを説いた本です。

 

うつや不安に負けないためのテクニックを、あなたも身につけてみませんか?

 

この記事では、永松俊哉著『ポジティブ脳に切り替えるストレッチ うつ・不安に克つテクニック』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『ポジティブ脳に切り替えるストレッチ うつ・不安に克つテクニック』の要約と感想

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まずは本書の要約から。

 

現代人は身体を動かさずに生きている。

テクノロジーが発達したこの社会では、あらゆる活動を機械が代行してくれているからだ。

 

だが、身体を動かさずに生きていると、生活習慣病のリスクを高めるだけでなく、メンタルにも悪影響が出てしまいかねない

ストレッチがコルチゾールを減少させる点に着目した著者が、毎日5分のストレッチがあなたにもたらすメリットを解説する。

 

以上がおもな内容です。

運動不足を自覚している方、メンタルの調子を良くしたい方に本書はおすすめです。

 

なぜ現代人はメンタルヘルスの問題を抱えがちなのか

うつ病をはじめとするさまざまな精神疾患に、多くの現代人が悩まされています。

ゆえに現代社会は、「ストレス社会」などと呼ばれることもあります。

 

メンタルヘルスの問題が増加している背景について、「欲望がいとも簡単に満たされる点」に著者は注目し、警鐘を鳴らしていました。

たとえばピザが食べたいとき、電話一本、あるいはアプリの操作だけで、自宅にピザが届きます。

 

身体を使わずに欲望を満たせる状況を、「不自然なことだ」と著者は指摘していました。

なぜなら、くたくたになるまで身体を使うことがなく、自分の限界を知ることもないからです。

 

テクノロジーの発達による「便利さ」に慣れきっている私たちには、全能感のようなものが無意識のうちに染みついてしまうのだといいます。

肉体的に得られるはずの感覚が減り、生きている実感に乏しいまま過ごすようになった人たちが心を病んでしまうのではないか、というのが著者の見解でした。

 

著者の考えについてあなたはどう思いますか?

 

「確かにそうかもしれない」

そう思った方はぜひストレッチを実践し、身体を動かしてみてはいかがでしょう。

 

 

ストレッチがストレスを軽減する

たった5分間のストレッチにストレス軽減効果があるといいます。

 

5分間のストレッチで、ストレスホルモンである「コルチゾール」が減少するわけです。

運動がもたらす抗うつ効果は科学的に証明されている。

 

運動というと、ジョギングや水泳、ウォーキングなどを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、上の通り、ストレッチも運動に含めることができます。

 

運動はほかにも、

  • 感情を豊かにする
  • 不安やうつを軽減する
  • 認知症を予防する
  • 睡眠の質を高める

などといった効果を持っているそうです。

 

運動のなかでストレッチが優れている点は3つある、と著者はいいます。

  1. 時間がかからない
  2. 場所を選ばない
  3. 年齢や体力に関係なく安全にできる

これら3つの特徴を踏まえ、著者はストレッチを推奨していました。

ジョギングよりもストレッチのほうが実践しやすい。

 

詳しいストレッチのやり方については、イラスト付きでわかりやすく解説されています。

 

オフィスで行える、デスクとチェアを使ったストレッチなども本書では紹介されていました。 

あなたがビジネスパーソンであれば本書は参考になるのではないでしょうか。 

 

まとめ

理論に説得力がある本でした。

なぜストレッチをすべきなのか」が明確で、腑に落ちるため、本書を読んでいるうちに身体をグーッと伸ばしたくなってきます。

 

昔の人は「身体を使って心をタフにする」ということが、自然にできていたといいます。 

テクノロジーが発達し、あらゆる欲望がスマホの操作だけで済ませられるようになった(なってしまった)私たちにこそ、「身体を使って心をタフにする」習慣が必要なのかもしれません。

 

すなわち本書は、テクノロジーの波に飲まれ、メンタルを弱らせないための警告書なのです。

 

ポジティブ脳に切り替えるストレッチ

ポジティブ脳に切り替えるストレッチ

  • 作者:永松 俊哉
  • 発売日: 2014/02/21
  • メディア: Kindle版
 

以上、永松俊哉著『ポジティブ脳に切り替えるストレッチ うつ・不安に克つテクニック』の要約と感想でした。

結論。ストレッチを日課にしよう。体を動かそう。お掃除ロボットなんて買ってる場合じゃない。