『イギリス流 大人の気骨 スマイルズの「自助論」エッセンス版』の要約と感想

スマイルズが書いた『自助論』のなかから、重要なメッセージのみを抜粋してできたのが本書です。

 

「ひたむきに努力すれば報われる」というこの世の真理について、 あなたも学んでみませんか?

 

この記事では、サミュエル・スマイルズ著、山本史郎編訳『イギリス流 大人の気骨 スマイルズの「自助論」エッセンス版』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『イギリス流 大人の気骨 スマイルズの「自助論」エッセンス版』の要約と感想

f:id:MORIKO:20200817214221p:plain

まずは本書の要約から。

 

スマイルズによる『自助論(セルフヘルプ)』は、19世紀にイギリスで出版された書物である。

「天は自ら助くる者を助く」という一節がよく知られている。

 

たゆまず正しい努力を続けることこそが、幸福に至る王道だと説く。

偉人にまつわる例や繰りかえし部分を原著から省き、4分の1程度の量にまとめたエッセンス版

 

以上がおもな内容です。

スマイルズ『自助論』の要点を知りたい方に本書はおすすめです。 

 

努力のススメ

『自助論』のなかでスマイルズが述べているのは、努力の大切さについてです。

なぜなら、いつの時代にあっても、正しい努力を続けることこそが、人間的な幸福に至る王道であるからです。 

 

タイトルにある「自助」という言葉は、自分で自分を助けることを意味します。 

人間は他人に助けてもらっては育たないが、自分で自分を助けることによって大きく成長できる、とスマイルスは述べています。

 

つまり、他人に頼らず自ら努力すべし、というわけです。

 

たとえば努力を怠らないために、「安楽で贅沢な生活に注意すべきだ」とスマイルズは警告しています。

というのも、ぬるま湯に浸かっている人間には、努力したり、困難に立ち向かおうとする気力が育たないからです。

 

いっぽうで、貧乏は旺盛な自助精神の前ではむしろ祝福になる、ともスマイルズは述べていました。

ゆとりのある生活が良く貧乏が悪い、というわけではないのです。

なぜなら、幸福になるうえでもっとも重要なのは「自助の精神」だからです。

リッチとかプアとかの問題ではなく。

 

 

あなたを勇気づけるメッセージ

本書には、読者を勇気づけるメッセージが散りばめられていました。

 

たとえば、「黄金を得るよりも、知恵を得るほうが良い」という言葉です。

人が欲しがるどんな物とも、知恵は比べ物にならないといいます。

 

ブランド物のバッグや高級車を手に入れるよりも、一生にわたって役立つ知恵を手にしたほうが、私たちにとって有益なのかもしれません。

欲するべきは「知恵」だということです。

 

それから本書には、「どう待つかを知ることが成功の秘訣だ」という言葉も載っていました。

待つだけの価値がある果実は、えてして熟すのが遅いものだといいます。

 

だからこそ成果を気長に待つためには、明るい気持ちで働くことが重要になります。

明るい気持ちと勤勉さこそが、人生で成功し、幸福を手にするための鍵となる、と『自助論』には書かれていました。

 

仕事で思うような結果が出ないとき、腐らず、前向きな気持ちで働きつづけられそうですか?

あなたが望むものが大きければ大きいほど、手にするまでには時間がかかる、ということを認識していたほうが良いのかもしれません。

 

結果が出なくても焦ってはいけない」とわれわれを励ましてくれるのが本書です。

 

まとめ

さすがは名著と呼ばれているだけあって、本書にはこの世の真理が詰まっていました。

 

19世紀に出版された本であるにもかかわらず、21世紀の現在でも内容が古くなっていません。

なぜなら、物事の本質について書かれているからです。

本質はいつまで経っても変わらない。

 

世界を動かしリードするのは、天才ではなく、

  • 目的意識のはっきりした人
  • 地道に努力を続けられる人

だといいます。

あなたは目的意識を持ち、たゆまぬ努力を続けられていますか?

 

自分を鼓舞するために必要なのは、勇気づけてくれる先人の言葉です。

あなたが目的意識を持ち、努力したくなるような言葉が本書には詰まっています。

 

なにか夢に向かって頑張っているのであれば、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

 

以上、サミュエル・スマイルズ著、山本史郎編訳『イギリス流 大人の気骨 スマイルズの「自助論」エッセンス版』の要約と感想でした。

 

結論。『自助論』のエッセンスを抜き出した本。重要なポイントを効率よく学べる。自分を助けられるのは自分だけ。誰かに助けてもらおうなんて甘ったれた考えは捨てよう。