ブロガーたるもの、記事を書く際のタイピングスピードは速いほど良いのでしょうか。
答えはノーです。
ブロガーにとって、タイピング速度など大した問題ではありません。
ブラインドタッチができようができまいが、どっちだって良いのです。
この記事では、
- 執筆速度とタイプ速度の関係
- タイピングスキルより重要なもの
など、「ブロガーにとってタイピング速度が重要でない理由」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
ブロガーにとってタイピング速度が重要でない理由
ブロガーにタイピング速度は必要ありません。
ブロガーの文字入力スピードが遅くても構わない、ということです。
というのも、ブロガーの作業は「テープ起こし」とは違うからです。
テープや音声データの文字起こしであれば、タイピング速度が速いほど(時間当たり)多くの収入が得られます。
- 1時間で2000字打てるAさん
- 1時間で5000字打てるBさん
Bさんのほうが文字起こしで稼げるのは間違いないでしょう。
ただし、ブログにおいてタイピング速度は不要です。
なぜなら、文字を入力している時間と同程度の「文章を考えている時間」が、ブロガーには発生するからです。
神業タイピングスキルを身につけたところで、記事にする文章が思い浮かばなければどうにもなりません。
宝の持ち腐れです。
タイピング以外の時間が勝負
ブロガーにとって重要なのは、文章を入力している時間よりも、むしろ文章を考えている時間だといえます。
なぜなら、「何を書くか考える」のに要する時間は、タイピング速度の比ではないくらいブロガーによって差がつくポイントだからです。
- ブロガーA:1時間で4記事の案を練れる
- ブロガーB:1時間で1記事の案を練れる
記事の質に差がないとすれば、前者のほうが効率よく記事を生み出せることになります。
タイピング速度には物理的限界があって、1時間で5万字のタイプなど不可能です。
がしかし、発想力には物理的限界がありません。
記事ネタがまったく思い浮かばないブロガーもいれば、書くべきことが溢れ出てきて止まらないブロガーもいます。
- ネタ探し
- 構成
- 執筆
- 推敲
など、ブログ記事の執筆にはいくつかの工程があります。
すべての作業にかかった時間をひっくるめて「1記事あたりの所要時間」です。
ゆえに、タイピング速度だけで「ブロガーに向いているかどうか」を判断するのは間違いなのです。
タイピング速度に自信のある方は、ブログではなく、テープの文字起こしや会議録作成などを行ったほうが良いでしょう。
タイピング速度より大事な要素
ブロガーにとって必要なのは、
- ネタを見つける力
- 文章の論理的構成力
これらのスキルです。
ブラインドタッチのできるブロガーはカッコいいのでしょうが、カッコよさで収入が得られる仕事ではありません。
アイドルや俳優ではないので、ブロガーにカッコよさは不要です。
ブロガーたるもの、記事が読まれてナンボです。
入力にかけた時間など、読者には知る由もありませんし、読者には関係ありません。
ですが、テーマ設定や記事構成は読者にそのまま伝わります。
タイピング速の練習をするくらいなら、論理的思考力を磨いたほうが良いのではないでしょうか。
まとめ
ブロガーにとってタイピング速度が重要でない理由をお伝えしてきました。
「文字入力が遅いからブロガーに向いていない」と嘆くのは、「足が遅いから力士には向いていない」と嘆くようなものです。
力士になるのに100m走のタイムは関係ありません。
おなじように、ブロガーになるのにタイピング速度は(ほとんど)関係ありません。
長期的視点で見れば、
- ネタ発見力
- 論理的な文章構成力
- 継続力
などといったスキルのほうが、ブロガーにとってよほど重要です。
タイピング速度(などという些末な能力)にこだわらないようご注意ください。
以上、ブロガーにとってタイピング速度が重要でない理由でした。
結論。ブログ記事の執筆は、音声データの文字起こしとはワケが違う。タイピング速度などクソ食らえ。
ブログネタが思い浮かばなくなったら、すなわちそれは、ブロガーを引退するときです。
ブロガーを引退したくない方は、こちらの本を読んでみてください。
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