『よくわかるパニック症・広場恐怖症・PTSD』の要約と感想

オールカラーのイラストや図解とともに、わかりやすい解説が載っています。

 

  • パニック症
  • 広場恐怖症
  • PTSD

これらの病気について詳しく知りたい方に本書はおすすめです。

 

この記事では、貝谷久宣・監修『よくわかるパニック症・広場恐怖症・PTSD』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『よくわかるパニック症・広場恐怖症・PTSD』の要約と感想

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まずは本書の要約から。

 

パニック症、広場恐怖症、PTSDの原因や症状、治療法などについて、カラーのイラスト付きで解説

良い医師を見つけるポイント、薬の解説、患者自らが行えるメンタルケアなど、現在これらの病気で苦しんでいる人にとっても参考になる情報が載っている。

 

患者にとるべき対応、避けたい対応は、家族が読めば役に立つはずだ。

患者本人、その家族、あるいは患者の恋人など、これらの病気を理解したい人におすすめ。

 

以上がおもな内容です。

もしあなたがこれらの病気といっさい無縁だとしても、本書を読んでおくことをおすすめします。 

なぜなら私たちが住む日本は、自然災害大国だからです。 

 

PTSDは他人事ではない?

PTSD(心的外傷後ストレス障害)というのは、トラウマによる病気です。

 

生命を脅かされるような恐怖(戦争や災害、交通事故など)を体験したとき、脳がダメージを受けることでPTSDは発症します。

PTSDのおもな症状として、

  • 夢で繰りかえし見る
  • フラッシュバック
  • 不眠
  • イライラ
  • 集中力低下

などが本書では挙げられていました。

 

じつは私たち日本人にとって、PTSDは他人事ではありません

というのも、日本は世界的に見ても自然災害の多い、「災害大国」だからです。

 

洪水や地震、土砂崩れなどの恐怖を体験した被災者が、PTSDを発症するケースは少なくないといいます。

つまり、私やあなたがいつPTSDを発症してもおかしくない、ということです。 

いつ大地震や大洪水が起こるかわからないので。 

 

本書には、自分で行えるメンタルケアの方法や、ストレスを溜めない生活習慣について書かれていました。

こうした知識を持っておいて損はないはずです。

 

非常食や懐中電灯など、物質面での備えはできているかもしれません。

メンタルも災害に備えておけば、憂いなしです。

ただ生き延びるのではなく「健全な心身をもって生き延びる」ことを目指すべき。

 

 

病気の説明がわかりやすい

「病気に関する本」というと難しそうなイメージを抱く方が多いかもしれません。

 

ですが本書は、病気の知識がまったくない人でも理解できるように書かれています。

医学系の書籍だからといって身構えることはありません。

 

オールカラーのイラストや図解が載っているため、視覚的に理解しやすくなっています。

  • パニック症
  • 広場恐怖症
  • PTSD

これらの病気を学ぶにはうってつけだといえるでしょう。

 

パニック症患者の8割近くが広場恐怖症を併発するといわれているほど、両者は密接な病気なのだといいます。

パニック症と広場恐怖症を一冊で学べる本書はおすすめです。

 

まとめ

買ったばかりの家電製品というのは、たいていうまく扱えません。

なぜなら、その製品に関する知識がないからです。

 

説明書を読んで理解することで、製品を正しく使えるようになります。

 

病気に関してもおなじではないでしょうか。

パニック症やPTSDを発症したらどうすべきか、優れた医者とはどんな医者か、どんな生活を送るべきか、周囲はどう対応すべきか、これらをうまくできないのは、ただ知識がないからです。

 

だったら本を読み、知識を獲得すれば良いのです。

ネットからも病気の情報を得ることはできますが、おすすめしません。

なぜなら、ネットに転がっている情報はすべて断片的だからです。

 

一冊の本を読めば、病気について「体系的に」学ぶことができます。

原因、症状、治療法、薬、生活リズム、運動、家族の対応、自傷行為への対処法など、書籍の知識には不足がありません。

 

  • パニック症
  • 広場恐怖症
  • PTSD

これらの病について知りたい方には本書がおすすめです。

 

以上、貝谷久宣・監修『よくわかるパニック症・広場恐怖症・PTSD』の要約と感想でした。

結論。カラー図解がわかりやすい。パニック症の原因はわかっていないというから、あなたも無縁ではない。自然大国ニッポンではPTSD発症のリスクもある。備えあれば憂いなし。

 

www.shortshortshort.jp

凄惨な画像を見つづけることで、PTSDを発症する恐れがあります。

「怖いもの見たさ」で怪しいサイトにアクセスしないことです。