がむしゃらに運動をしても、腹筋は割れないといいます。
バキバキの腹筋を手に入れるための「知識」が本書には詰まっていました。
正しい知識を持ち、正しい努力をすれば、誰でも腹を割ることは可能だそうです。
この記事では、岡田隆著『2週間で腹を割る!4分間鬼筋トレ』の要約と感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
『2週間で腹を割る!4分間鬼筋トレ』の要約と感想
まずは本書の要約から。
著者は日本体育大学准教授。
腹を割るのは誰でもできる。
ただし腹を割るためには、運動と食事に関する正しい知識と、コツを押さえたテクニックが欠かせない。
1回4分間のトレーニングを1日1回、2週間続けるだけでバキバキの腹筋を手に入れられる「鬼筋トレ」をカラーの写真つきで紹介する。
以上がおもな内容です。
たくましい腹筋を手に入れたい方に本書はおすすめです。
トレーニングは超キツイ
1日たった4分間のトレーニングで腹が割れるだなんて、信じられないかもしれません。
が、本書に載っている「4分間鬼筋トレ」を毎日つづければ、お腹の脂肪が落ち、筋肉が肥大化し、バキバキの腹筋を手に入れられるのは確実です。
というのも、理論に基づいた正しいトレーニング方法だからです。
ただし、トレーニングのキツさたるや、尋常ではありません。
はじめのうちは4分間のメニューをこなすことすら難しいでしょう。
なぜなら、それだけトレーニングの内容がハードだからです。
特別な器具は使わない。ヨガマットなどを使って自宅で実践可能。
「運動習慣のない30代以降の人は、2週間ではなく1ヶ月スパンで取り組むべきだ」と著者は述べていました。
もしあなたが運動習慣のない中高年であれば、 1ヶ月を目処にトレーニングに励むのが良いのかもしれません。
つまり、腹を割るにはそれだけの時間と労力がかかる、ということです。
腹筋はキッチンで作られる
本書には「腹筋はキッチンで作られる」という言葉が載っていました。
この言葉は、筋トレにおける食事(栄養)の重要性を説いています。
ハードなトレーニングを行ったとしても、食事をカップ麺やレトルト食品ばかりで済ませていたら、筋肉が成長することはないでしょう。
なぜなら、カップ麺やレトルト食品からでは、筋肉の成長に必要な栄養素を補えないからです。
筋トレを行うなら、
- タンパク質
- 脂質
- 炭水化物
これら三大栄養素はどれも欠かせないといいます。
腹筋を割ろうと思ったら、あわせてふだんの食事内容を見直すことになるでしょう。
筋トレというと誰もがプロテインを連想しがちですが、「自重トレーニング程度であれば食事だけでじゅうぶん賄える」と著者は述べていました。
つまり、自重トレーニングにプロテインは必須ではない、ということです。
まとめ
「腹を割る」ことだけに特化した本です。
したがって本書には、
- 腹筋の鍛え方
- 食事
これらについての情報しか載っていません。
言い換えれば、これらについて詳しく説明されている、ということです。
バキバキの腹筋を手に入れたい方はもちろん、ぽっこりお腹を引っ込めたい方にとっても本書は参考になるでしょう。
というのも、お腹はふだん動かさない部位のため脂肪がつきやすいからです。
意識して運動をし、腹部を動かしてやらなければ、お腹に脂肪がついてしまうのも無理はありません。
以上、岡田隆著『2週間で腹を割る!4分間鬼筋トレ』の要約と感想でした。
結論。バキバキの腹筋を手に入れたい方におすすめ。本書の通りにトレーニングを行えば、誰でもかならず腹を割れる。
岡田氏は「腕と胸板」に特化した本も出しています。
こちらも読んで実践すれば、ゴツいマッチョな上半身を手に入れられます。