歯ブラシはたいてい2〜4週間ごとに新品へ替えるのがふつうです。
ところが世の中には、同じ歯ブラシを毎日使いづつけることにたいして「汚い」と感じる人が存在します。
ブラシの間に雑菌が繁殖していそうだから、何度もおなじ歯ブラシを口に入れたくない、というわけです。
そこでこの記事では、
- 使用後に煮沸消毒
- 歯ブラシを使い捨てる
など、「同じ歯ブラシを毎日使う抵抗感をなくす方法」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
同じ歯ブラシを毎日使う抵抗感をなくす方法
自宅にあるものの中でもっとも汚いのは、食器用スポンジだといわれています。
食べ物のカスや油汚れが付着し、スポンジ内で雑菌が繁殖しやすいから、というのがその理由です。
そう考えると歯ブラシも、食器用スポンジと似たようなものかもしれません。
「毎日使っている歯ブラシは清潔なのか」と問われたら、誰も自信をもって「イエス」とは答えられないでしょう。
もしかすると、われわれの歯ブラシでも、雑菌が繁殖している恐れがあるわけです。
ブラシの隙間に食べカスがついていたり。
そんな歯ブラシの気持ち悪さを払拭するためには、
- 煮沸消毒
- 使ったら捨てる
これら2つの方法があります。
1. 歯ブラシを煮沸消毒する
口内から歯ブラシについた雑菌を殺すためには、沸騰している熱湯に歯ブラシをつけるのが良いでしょう。
これを煮沸消毒といいます。
煮沸消毒のメリットは、特別な薬品や器具を必要としない点にあります。
調理用の鍋さえあれば、お湯を沸かし、歯ブラシを殺菌消毒できるのです。
ただし、ひとつだけ注意点があります。
それは、たいていの歯ブラシが70〜80度までの温度にしか耐えられない、ということです。
耐熱温度を超えてしまうと、歯ブラシが変形するなどし、使い物にならなくなってしまいます。
グツグツと沸騰している熱湯に歯ブラシを突っ込んだらアウト。
お湯に温度計を入れ、歯ブラシの耐熱温度を超えないように注意してください。
ほとんどの菌は60度以上の環境で死滅します。
したがって「煮沸消毒」と書きましたが、60度以上であれば、お湯が沸騰していなくてもじゅうぶんな殺菌効果に期待できます。
歯ブラシを乾かす
煮沸消毒はこれで終了ではありません。
熱湯から取り出した歯ブラシを、今度は乾かす必要があるのです。
なぜなら、ブラシに水分があると雑菌が繁殖できてしまうからです。
したがって、ドライヤーなどを使い、歯ブラシをすぐ乾かしてください。
ブラシのヘッド部分をとことん乾燥させることが重要です。
残念ながら、熱湯に浸けたからといって、歯ブラシについている雑菌を100%死滅させられるわけではありません。
絞首刑が失敗するのと同じで、菌が死なずに生き延びることはある。
だからこそ歯ブラシを乾燥させ、雑菌の繁殖を防ぐというわけです。
2. 歯ブラシを使い捨てにする
上で紹介した方法にたいし、99%の方が「面倒くさい」と感じたはずです。
お湯を沸かして歯ブラシを浸け、ドライヤーで乾かすなど、よほど暇でなければやってられません(しかも毎日)。
そこで他の案として、「歯ブラシを使い捨てる方法」をご提案します。
歯を磨き終えたら、歯ブラシをゴミ箱に捨ててしまうわけです。
つまり、毎回新品の歯ブラシで葉を磨く、ということです。
歯ブラシを使い捨てにすれば、上の方法とちがって時間や手間ががかかりません。
ただし、少々のコストはかかります。
1日3回歯を磨くとしたら、1日3本の歯ブラシを消費することになるからです。
歯ブラシを使い捨てにする場合には、ネット通販で業務用のものを買うのがおすすめです。
ホテルに置いてあるアメニティのような歯ブラシを、ネットを使えば個人で買えます。
1本あたりの単価は14円程度ですので、歯ブラシを使い捨てにしても、それほど家計に影響はないでしょう。
毎回新品の歯ブラシを使って気持ちよく歯を磨けると思えば、むしろ安いものではないでしょうか。
世の中にはパンツを使い捨てにしている男性もいる。歯ブラシなど安いもの。
まとめ
何度も使う歯ブラシの汚さについてお伝えしてきました。
気にしない人は気にしませんし、気にする人は気にします。
どうしても同じ歯ブラシを使いつづけることに抵抗があれば、
- 煮沸消毒
- 歯ブラシを使い捨てる
いずれかの方法で解決できます。
コストや手間、時間を考えると、おすすめは後者です。
業務用の使い捨て歯ブラシをネットで購入し(スーパーでは売っていない)、1回使ったらゴミ箱へ捨ててしまいましょう。
そうすればいつでも新品の歯ブラシを使って、気持ちよくブラッシングできます。
雑菌の心配などいっさい必要ありません。
以上、同じ歯ブラシを毎日使う抵抗感をなくす方法でした。
結論。使い捨てにするのがベスト。1本14円、3本でも1日42円。コンビニで毎日コーヒーを買うより断然安い。
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ぜひ様々な商品を比較し、ご自身に合った使い捨て歯ブラシを選んでみてください。
歯磨き粉の有無などの違いがある。