複数台の同じ車でつるんで走る人たちの心理

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同じスポーツカーが何台も連なって走っている光景を見たことがあるのではないでしょうか。

2台や3台ではありません。 

 

8台のロードスター、9台のコペン、10台のWRXってなもんです。

ところで当の本人たちは、いったい何が楽しくてパレードのように連なって走行しているのでしょう。

 

この記事では、

  • 目立ちたい
  • 仲間意識に浸りたい

など、「複数台の同じ車でつるんで走る人たちの心理」をわかりやすく解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

複数台の同じ車でつるんで走る人たちの心理

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複数台のおなじクルマが群がって走っている場合、車種はたいていスポーツカーです。

 

スポーツカーを買う人は、

  1. 目立ちたい
  2. 仲間意識に浸りたい
  3. 人々を驚かせたい

といった欲求が人よりも強いのでしょう。

結果として、同じ車で集団となり、ゾロゾロつるんで走ることを好みます。

 

1. 目立ちたい

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同じスポーツカーで連なって走る効果として、「よく目立つ」ことが挙げられます。

 

単独で走るよりも2台で、2台で走るよりも5台でまとまって走っていたほうが、周囲から注目されます。

なぜなら、同じ車が連続するのは珍しい光景だからです。

たとえ意図的であっても。

 

珍しい光景なので、連なって走る車のドライバーは、対向車のドライバーや乗員からの視線を浴びます。

この視線こそが、スポーツカーのオーナーにとっては快感なのです。

というのも、自分のスポーツカーをカッコいいと思っており、多くの人に愛車を見せて自慢したいからです。

 

つまり、同じ車でつるんで走っているのは目立ちたい(自己顕示欲を満たしたい)からだ、ということです。

 

 

2. 仲間意識に浸りたい

自分とおなじ自動車に乗っているオーナーは、自分とおなじセンスの持ち主です。

クルマの趣味が合うため話していて楽しく、つい集まって語り合いたくなってしまうのでしょう。

 

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おなじ趣味を持つ人たちと話すのが楽しいだけでなく、大好きなクルマに囲まれて走るのも楽しいに違いありません。

 

たとえばスバルWRXなら、WRXを好きな人が複数人集まっているわけです。

それぞれが愛車を褒め合い、それぞれが自分のWRXを誇らしく思い、「やっぱり最高のクルマだぜ」という満足感に浸りつつ群れて走れるわけですから、集まりたくなってしまうのも無理はないでしょう。

 

とりわけスポーツカーというのは、実用性が低く、周囲の理解を得にくいクルマです。

オーナーにとっておなじ趣味を持つ仲間の存在が大きいのは、言うまでもありません。

 

だからオーナーたちは自分の趣味を肯定するために集まり、群がって走って自信をつけている、ということです。 

 

3. 人々を驚かせたい

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おなじ自動車が5台も10台も連なって走っていたら、周囲はどのような反応をするでしょうか。

答えは、驚く、です。

 

スポーツカーに限らず、ホンダのフィットであれ、日産のリーフであれ、レクサスのLXであれ、スズキのセルボであれ、どんな車でも複数台が連続していたら、見た人は誰だって驚きます。

「お!」ってなもんです。 

 

他人を驚かせたいがために連なって走っている、という心理もあるのでしょう。

ランボルギーニやマクラーレン 、ベントレー、ロールス・ロイスといった1台数千万円の超高級車であれば、単独で走っていても周囲を驚かせることができます。

「すげぇ車が走ってる!初めて見た!」みたいな。

 

ところが残念なことに、国産スポーツカー 単体では、なかなか人々を驚かせることができません。

けっして珍しい車ではないからです。

そこでオーナーたちは「同日同時刻に集結して列をなす数で勝負作戦」に出るわけです。

 

ホンダのS660が単体で走っていたところで、誰もなんとも思いません。

ですが、もしS660が10台連なって走っていたら、その光景に誰もが驚くことでしょう。

「なんなんだアレは!」ってなもんです。

 

驚いた顔でこちらを見る対向車のドライバーを見て、連なっているオーナーたちは悦に入る、というわけです。

ここにも「他者に注目してほしい心理」が絡んでいます。

 

まとめ

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複数台の同じ車でつるんで走る人たちの心理についてお伝えしてきました。

 

  1. 目立ちたい
  2. 仲間意識に浸りたい
  3. 人々を驚かせたい

このような心理に突き動かされ、オーナーたちは連絡を取り合い、集まり、一列に連なって走行するわけです。 

 

周囲から浴びせられる視線が、

  • 凄い
  • カッコいい
  • CMの撮影なのか
  • 迫力があるなぁ
  • これだけ連なると壮観だ

といった好意的なものであることを、当の本人たちは疑っていないのでしょう。

 

実際には「いい大人が仲良しごっこだなんてダサい。恥ずかしい」と冷ややかな目で見られているケースもありますが、本人たちは意に介さない、あるいは気づいていません。

 

なぜならドライバーたちの脳内は、

  1. 最高の気分だぜ
  2. 赤信号で分離しないようにしよう

この2つの思考で占められているからです。

 

以上、複数台の同じ車でつるんで走る人たちの心理でした。

結論。「この車を買って良かった」という気分に浸りたい。連なって走るのは、そのための手段の一つ。

 

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連なるのは車だけではありません。

バイクが数十台群がって走っていることもあります。 

彼らライダーには「バス旅行」がピッタリではないでしょうか。