お風呂で使う椅子(バスチェア)にこだわる必要はありません。
なぜなら、遅かれ早かれ表面にカビが生え、風呂椅子を処分するハメになるからです。
「カビが生えて捨てる」とわかりきっている風呂椅子にこだわり、デザインが優れていて値段が高いものを買うのは、損だといえます。
この記事では、
- 高級な風呂椅子にはカビが生えない?
- 100円ショップのバスチェアはダメ?
など、「安物の風呂椅子を使い捨てるすすめ」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
安物の風呂椅子を使い捨てるすすめ
風呂場で使う椅子は、100円ショップで売られている安物でじゅうぶん事足ります。
むしろ、2000〜5000円ほど支払って高級な風呂椅子を買うのは、お金の無駄でしかありません。
なぜなら風呂椅子というのは、いずれカビが生えて捨てる運命にあるからです。
早ければ1週間、遅くても半年ほど経てば、風呂椅子にはカビが生え、不衛生でとても使えたものではなくなります。
どうせカビが生えて捨てるのであれば、出費を抑えるため、安物の風呂椅子を買うのが無難ではないでしょうか。
高級な風呂椅子にはカビが生えない?
バスチェアの値段とカビとはいっさい関係ありません。
高い洋服も虫に食われて穴が開くように、高い風呂椅子もまた、カビが定着し不衛生になります。
高級な風呂椅子ならカビが生えない、などということはないのです。
そもそも浴室は、
- 高温
- 多湿
になりやすいため、カビが繁殖しやすい環境だといえます。
そんな「カビが繁殖しやすい環境」に、わざわざこだわりのバスチェアを置くことなどありません。
むしろ、風呂椅子にこだわってしまうと、いざカビが生えたときに捨てられない可能性があります。
「高かったから捨てるのはもったいない」ってなもんです。
カビが生えた風呂椅子を使い続けたら
では、そのままカビが生えた高級バスチェアを使い続けたらどうなるでしょう。
風呂場に生えるカビは、
- クロカビ
- アカカビ
- ススカビ
このあたりが多く、いずれも吸い込むことでアレルギーの原因となります。
したがって、カビが定着してしまった風呂椅子は、使わないほうが良いでしょう。
カビが生えたバスチェアは浴室から出し、そのままゴミとして処分することをおすすめします。
洗剤で洗えば良い?
「カビが生えたらカビ用の洗剤で洗えば良い」
そう考える方がいるかもしれません。
たしかに薬局やホームセンターでは、カビ用の洗剤が売られています。
ですが、目に見える程度にまで成長したカビを完全に取り除くのは、ほぼ不可能です。
なぜなら、カビの菌糸が針金のように足場にガッチリ絡み合い、そのまま風呂椅子の内部にまで伸びているからです。
つまるところカビが生えてしまった風呂椅子は、掃除するのではなく、さっさと処分するのが賢明だ、ということです。
掃除をしても無駄なので。
バスチェアは100円ショップで買い、カビが生えたら(あるいは一定期間が経ったら)捨てることをおすすめします。
高級な風呂椅子はそもそも不要
そもそも、風呂椅子にこだわる必要はありません。
というのも、見栄を張って立派なバスチェアを買ったところで、誰にも自慢できないからです。
高級車だったら乗り回して自慢できますが、街でバスチェアを持ち歩いて自慢したら、ただの不審者です。
高級なバスチェアは、あなたの自尊心を満たしたり、自己肯定感を高めたりはしてくれません。
どうせお金をかけるなら、風呂椅子ではなく、洋服やアクセサリーにしておくのが良いのではないでしょうか。
それからバスチェアというのは、毎日2〜3時間も座るようなものではありません。
したがって、バスチェアに座り心地を求めるのはお門違いだといえます。
どうせお金をかけるなら、風呂椅子ではなく、高級なソファーを買うのがおすすめです。
というのも、風呂椅子に座っている時間よりも、ソファーでくつろぐ時間のほうが間違いなく長いからです。
それからバスチェアと違い、ソファーにはカビが生えたりしません。
高品質なソファーを買ったら長く使える、ということです。
ソファーの購入へお金を回すためにも、バスチェアは、100円ショップの商品で済ませておきましょう。
まとめ
風呂椅子とカビについてお伝えしてきました。
お洒落な家具屋やホームセンターでは、お洒落なバスチェアが売られています。
ネット上でも、デザイン性の高いさまざまなバスチェアが販売されています。
ですが、それらのバスチェアを買ってしまったら、あなたの負けです。
理由は先述のとおりです。
風呂椅子の正解は、100円ショップの商品を一定周期で買い替えること、です。
これ以外にありません。
風呂椅子に求めるべきは、
- 高級感
- 座り心地
- デザイン性
- 落ち着いた雰囲気
どれでもありません。
風呂椅子に欠かせないのは、清潔さです。
つまり、カビが生えていないことが風呂椅子の最低条件なのです。
腐っていないことが食べ物の最低条件であるように。産地や農薬、添加物以前の問題。
100円ショップの安い風呂椅子をしばしば買い換えるのが、衛生的にも、精神的にも、経済的にも賢い選択なのではないでしょうか。
以上、安物の風呂椅子を使い捨てるすすめでした。
結論。バスチェアは消耗品。カビが生えたらポイ。毎日2〜3時間座るわけでもあるまいし、安物でじゅうぶんだ。
バスチェアをカビから守る方法はこちらです。
意識するだけで、100円の支払いペースを抑えられます。
清潔さを好み、カビ汚染を避けたいと考えている方は、いっそ「バスチェアなし」という選択をしてはいかがでしょうか。
クルマの運転席は必須ですが、風呂場の椅子は、必ずしも必要ではありません。