ピスタチオのなかには、殻がほとんど開いておらず、実が取り出しにくいものがあります。
「殻を閉ざしたピスタチオ」に遭遇したとき、あなたはどのように対処していますか?
一発で殻が開かないとイライラして捨てる、という人もいますが、もったいないのでおすすめしません。
ちょっとした工夫で、ピスタチオの殻は開けられます。
そこでこの記事では、
- 爪が割れるリスク
- 歯で噛みつぶす開け方
など、「ピスタチオの殻が開かないときにおすすめの開け方」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
ピスタチオの殻が開かないときにおすすめの開け方
ピスタチオは硬い殻に覆われた状態で市販されています。
殻はたいてい「鳥のクチバシ」のような形で少しだけ開いており、隙間に爪や指先をひっかけてパキッと殻を開け、なかの実を取り出すのが一般的な食べ方です。
問題なのは、不良品とでもいうべきピスタチオです。
隙間がほぼなく、殻にただヒビが入っているだけのような状態のピスタチオは、爪や指先の力だけでは開けられません。
歯で殻を噛み砕く
殻がほとんど開いていないピスタチオに遭遇したら、歯を使うことをおすすめします。
ピスタチオを殻ごと口のなかへ入れ、左右いずれかの奥歯のあたりにセットし、噛み砕いてください。
人間の噛む力はおよそ70kgですので、硬いピスタチオの殻もあっさり砕けます。
バキバキッという音がしたら、ピスタチオを口から出します。
ヒビ割れた殻を爪で取り除き、なかの実を取り出して食べればミッションコンプリートです。
裏技やテクニックというよりは、ただの力技に過ぎません。
ただ、ドアの鍵が開かないとき、映画の主人公はたいていドアを蹴破って通ります。
いざとなったらパワーで解決するのが手っ取り早い、ということです。
爪で殻をこじ開けようとするのはNG
殻のわずかな隙間に爪をさしこみ、開けようとするのはタブーです。
やめておきましょう。
なぜなら、
- 爪が割れる
- 爪が剥がれる
などの怪我を負うリスクがあるからです。
ピスタチオの殻は硬く頑丈で、爪先だけでチョチョイと開けられるようなものではありません。
ググッと力を込めた結果、爪が負け、割れたり剥がれたりするケースが実際に起こっています。
たった1つのピスタチオのためにそこまで犠牲を払う必要はないでしょう。
「爪が剥がれる」だなんて、まるで映画の拷問シーンのような光景を、自らの指先に再現したいと思いますか?
答えがノーであれば、爪でピスタチオをこじ開けようとしないことです。
爪よりも頑丈な「歯」を使いましょう。
まとめ
ピスタチオの殻が開かないときの対処法をお伝えしてきました。
開く気配のないピスタチオの殻は、奥歯で噛み砕くのがおすすめです。
けっしてスマートな解決法ではありませんが、効果は覿面です。
原始人になった気分で、ピスタチオの殻をガリガリと噛み砕きましょう。
ただし、
- 歯が弱い方
- 歯茎が弱い方
- 詰め物をしている方
- 被せ物をしている方
など、歯になんらかの不安要素を抱えている方にはおすすめしません。
奥歯で噛み砕くのが難しい場合、殻を閉ざしたピスタチオは捨てましょう。
ちょうど、カビが生えているミカンを捨てるのとおなじです。
つまり、安心や安全を優先すべきだ、ということです。
コップで叩き割る?
「テーブルにピスタチオを置き、コップやマグカップで叩いて割れば良いのでは?」
このように考える方もいるでしょう。
道具を使った賢い方法です。
このやり方でたしかにピスタチオの殻は割れるかもしれませんが、同時に、テーブルに凹みや擦り傷がつく恐れがあります。
なぜなら、硬いマグカップに力を込めて振り下ろすからです。
強い衝撃はピスタチオの殻に伝わり、そのままテーブルにも伝わります。
ガラステーブルならヒビが入るかもしれませんし、木製テーブルなら、凹みや擦り傷がつくことでしょう。
ピスタチオは、そこまでして(家具を破損させてまで)食べる必要のあるものでしょうか。
ちなみにピスタチオは、販売しているメーカーによって「殻が閉じているヤツの出現率」がだいぶ異なります。
さまざまなメーカーの商品を試し、殻が閉じているピスタチオが少ない、信頼できるメーカーを見つけてみてください。
以上、ピスタチオの殻が開かないときにおすすめの開け方でした。
結論。爪の強度を過信するなかれ。マグカップを振り下ろすことなかれ。奥歯で殻を噛み砕け。木っ端微塵にしてしまえ。
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