卵の殻を割るのは、容易ではありません。
白身が飛び出ちゃったり、殻が入っちゃったり、薄い膜が残っちゃったり、卵を割る際にはなんらかの失敗がつきものです。
そして残念なことに、卵の殻を割るスキルというのは、何度割ってもいっさい向上しません。
いつまでも卵を割るのが下手クソなままだ、ということです。
そこでこの記事では、
- なぜ卵の殻は割りにくいのか
- 動画で殻割りのコツを学んでみた結果
など、「卵の殻を割るのが難しすぎる件」について書きました。
全国の不器用なみなさん、ぜひ参考にしてみてください。
卵の殻を割るのは難しい
卵の殻がパカっと真っ二つに割れ、ドロッと中身が出てくるのが理想です。
ですが、現実はうまくいきません。
- 白身が飛び出ちゃう
- 割れた殻が入っちゃう
- 殻が2:8に分裂しちゃう
- 殻がグシャッと潰れちゃう
- 半透明の薄い膜が残っちゃう
このように、いくつかある失敗パターンのうちの、どれかに該当するのが常です。
料理番組のように卵がパカっと割れることはまずありません。
卵の殻を割るのは、どうしてこうも難しいのでしょうか。
卵の殻は割れやすいようにはできていない
そもそも、卵の殻は割れやすいようにはできていません。
なぜなら、鶏卵は人間が食べるためのものではないからです。
ニワトリのヒナが誕生するはずの卵を、私たち人間が横取りし、ヒビを入れ、割り、食しているに過ぎません。
鶏卵は人工物ではないため、パカっと2つに割るための点線が入っている、などということはないのです。
そもそも卵の殻は、ヒナが誕生するまで、ヒナを外敵から守るために存在しています。
そんな重要な役割を担っている殻が、そう容易く割れるハズがないのです。
新たな命を守っている硬い殻をテーブルに叩きつけ、「割りにくい」と嘆くこと自体、お門違いで、傲慢なクレームだといえます。
鶏卵を食べるということは、本来生まれてくるはずだった一つの命を頂戴することに他なりません。
そんな卵を割る際に、試練や障害(つまり割りにくさ)があるのは当然です。
むしろ、ハンマーを使って割るダチョウの卵にくらべれば、割るのに道具を要さない鶏卵には、感謝すべきなのかもしれません。
動画で卵をうまく割るコツを学んだ
私は毎日欠かさず卵かけご飯を食べています。
したがって毎日卵を割っているわけですが、
- 白身が飛び出ちゃう
- 割れた殻が入っちゃう
- 殻が2:8に分裂しちゃう
- 殻がグシャッと潰れちゃう
- 半透明の薄い膜が残っちゃう
このどれにも該当しなかった試しがありません。
調子が悪いと上の失敗例2〜3個に該当します。
いわば大失敗です。
毎日ミスをして毎日イライラするのはよろしくないので、YouTubeの動画を見て、卵の割り方を学んでみました。
50秒の動画から得られたのは「平らなところに当てて殻にヒビを入れる」というコツだけでした。
役に立たないアドバイスです。
平らなところで殻にヒビを入れるなど、とうの昔から行っています。
問題は「ヒビを入れた後」なのですが、動画ではノータッチでした。
卵をうまくパカっと割る映像を見せられて終了です。
それができない。
たとえるなら、自転車の乗り方解説動画から「ペダルを漕ぎましょう」というアドバイスしか得られなかったような気分です。
約50秒間の動画は、私の卵割りスキル向上には貢献してくれませんでした。
私の約50秒を返してほしい。
まとめ
卵の殻を割るのが難しすぎる件についてお伝えしてきました。
料理番組でパカっと卵を割っている映像は、テイク23くらいのカットを使っているに違いありません。
なぜなら、卵の殻を割るのは容易ではないからです。
鶏卵を割ろうとすれば、
- 白身が飛び出ちゃう
- 割れた殻が入っちゃう
- 殻が2:8に分裂しちゃう
- 殻がグシャッと潰れちゃう
- 半透明の薄い膜が残っちゃう
このような失敗が起こるに決まっています。
少なくとも、白身がついて指先が汚れるのはマストです。
そもそも卵は人間に食べられるためのものではないので、卵が割りにくいのは、仕方ないことなのでしょう。
卵はうまく割れないものだ、と割り切って考えるのがおすすめです。
以上、卵の殻を割るのが難しすぎる件でした。
結論。うまく割れなくて当然。上手に割るコツか、上記以外の失敗パターンをご存知の方は教えてください。
卵に関して、当サイトにはこんな記事もあります。
生卵とハゲの関係についてはこちらの記事をどうぞ。