自宅の洋式トイレで、立ったまま用を足す男性は少なくありません。
ですが、立って小便をすると尿が飛び散るため、トイレが臭くなる恐れがあります。
トイレを清潔に保つために、ぜひ座って放尿してみてはいかがでしょう。
この記事では、
- トイレの悪臭は尿が原因
- 立ち小便で床を汚さないのは難しい
など、「男性も自宅のトイレで座って用を足すべき理由」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
立って小便はNG。男性も自宅のトイレで座るべき理由
スーパーやショッピングモール、サービスエリアなどの男性用トイレには、男性が立ったまま用を足せる専用便器が設置されています。
こうしたトイレを使い慣れているせいか、自宅の洋式トイレでも、立ったまま便器に向かって放尿する男性は少なくありません。
便座を上げ、立って用を足すわけです。
本人はうまく便器内に尿を収めているつもりでしょうが、実際のところ、尿はトイレ内のあちこちに飛び散り、便器や床を汚しています。
トイレが臭う原因は尿の汚れ
ところで、公衆トイレが臭いのはどうしてでしょうか。
たいていの公衆トイレが臭いのは、便器の外に飛んだ尿が、そのまま掃除されることなく放置されているからです。
尿はしばらく経つと成分が分解され、アンモニアを生じます。
この尿から発生するアンモニアこそ、トイレが臭くなる原因です。
放った尿をすべて便器内に収めてそのまま水で流せば、トイレが臭うことはありません。
なぜなら、アンモニアの発生源である尿がトイレ内に一滴も残っていないからです。
トイレをクリーンに保つためには、尿を100%すべて便器内に収めることが重要だといえます。
「男性も座って小便」が好ましいワケ
座って用を足すメリットは、尿が便器の外に出ない点にあります。
便器の外に飛び散らないということは、すべて水で流せるということです。
つまり、トイレがアンモニア臭でクサくならない、ということです。
「立って小便をしても床は汚していない」
そう思う男性もいるでしょう。
ところが、
- 放尿の瞬間
- 便器の水に落ちた瞬間
- 便器に当たった瞬間
などに尿は飛び散り、細かい飛沫となり、床や便器に付着しているのです。
尿が霧のように小さくなって飛び散っているため、本人が「汚していない」と誤解するのも無理はありません。
グラスに瓶の口をつけてビールを注ぐのと、50cm高いところからグラスにビールを注ぐのとでは、どちらのほうがテーブルを汚さずに済むでしょうか。
答えは明らかです。
そして、男性の小便もおなじです。
まとめ
男性も自宅のトイレで座って用を足すべき理由をお伝えしてきました。
自宅のトイレだけではありません。
- 友人宅
- 親戚の家
- 彼女のアパート
などもおなじです。
あなたが立って用を足すことで、人様の家のトイレを汚すハメになります。
もしこれまで立ったまま小便をしていたなら、その家の住人は「嫌だなぁ」と感じていたかもしれません。
言いにくいから指摘しなかっただけで。
自宅の洋式トイレで座って用を足すようになれば、トイレが臭わなくなるため、掃除の頻度がグッと減ります。
これまでのように芳香剤を置いて香りをつける必要もなくなるでしょう。
なぜなら、芳香剤がこれまで戦っていた「尿から生じるアンモニア」が、今後は発生しなくなるからです。
- トイレ掃除の手間と時間
- トイレ用芳香剤を買うお金
- 不潔さが家族に与えるストレス
- 家族に叱られるストレス
男性が便座に座って小便をするだけで、これらを節約できます。
ぜひ「座ってする派」に転向してみてはいかがでしょう。
以上、男性も自宅のトイレで座って用を足すべき理由でした。
結論。立ったまま洋式トイレにおしっこをするのは最低。立ったまま、床に置いたコップに麦茶を注ぐようなもの。床が汚れて当然。麦茶は臭わないが、尿は臭う。
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