ボディのフロント部分にメーカーのエンブレムがついていない自動車を、あなたはときどき見かけませんか?
もちろん、経年劣化でエンブレムがポロッと取れてしまったわけではなく、オーナーが、自らの意思でエンブレムを外しているのです(法律的には問題ナシ)。
自動車メーカーのエンブレムを外したくなる心理とは、いったいどんなものでしょうか。
この記事では、
- エンブレムがダサくて嫌だ
- シンプルが好き
など、「自動車のエンブレムを外している人の心理」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
自動車のエンブレムを外している人の心理2選
自動車からエンブレムを取ってしまう人には、その人なりの理由があります。
たいていは、
- エンブレムがダサいから
- シンプルが好きだから
このいずれかの考えから、オーナーは工具を使い、エンブレムを取り外してしまいます。
1. エンブレムがダサくて嫌だから
車のデザインは好きでも、メーカーのエンブレムを好きになれないケースがあります。
とくに国産車は、ホンダの「H」、スズキの「S」など、何の捻りもないエンブレムを採用しているメーカーが多いため、そのダサさに耐えかねて外したくなってしまうのでしょう。
「エンブレムがダサくて嫌だ」
という考えがいまいちピンと来ない方は、 醤油ラーメンを想像してみてください。
醤油ラーメンの写真が、エンブレムとして自動車のフロント部分についていたらどうでしょうか?
あなたの自動車には、醤油ラーメンのエンブレムがついています。
SでもHでもDでもなく、4つの輪っかでもなく、醤油ラーメンです。
おそらくあなたは、ダサく感じ、醤油ラーメンのエンブレムを外したくなるはずです。
それとおなじ感覚を自動車メーカーのエンブレムに感じたから、そのオーナーは取り外したのだとお考えください。
美的センスは人それぞれです。
カモメのようなマツダのマーク、キラキラお星様のようなスバルのマーク、何だかわからないトヨタのマークなど、エンブレムにダサさを感じている人は存在します。
「醤油ラーメンのたとえ」もよくわからなかった方は、料理に乗っているパセリだとお考えください。
嫌いなパセリを除けるのとおなじように、嫌いなエンブレムをチャチャッと外してしまった、ということです。
2. シンプルを好むから
シンプルさを愛するがゆえにエンブレムを外してしまう人も世の中にはいます。
ミニマリスト的思考というか、 余計なものや必要性のないものをとことん排除しなければ気が済まない人たちです。
- エンブレムがついている自動車
- エンブレムがついていない自動車
どちらのほうがスッキリしているでしょうか。
エンブレムがないぶん、後者の方がスッキリしています。
したがって、シンプルさを追求する人は、自動車のエンブレムを外し、スッキリとした気分を味わい、満足します。
まるで「このソファ必要ないから処分しようか」くらいの感覚で「このエンブレム必要ないから取っちゃおうか」という具合です。
たしかに、フロントボディにエンブレムがついていたところで、何の役にも立ちません。
- 燃費が良くなる
- スピードが速くなる
- 衝突安全性が高まる
といったメリットは皆無です。
したがって、エンブレムを外しても問題ないといえます。
まとめ
自動車のエンブレムを外している人の心理をお伝えしてきました。
- ダサくて嫌だから
- シンプルが好きだから
このような動機でエンブレムを外す人がいます。
「へぇ、そうなんだぁ」くらいに思っていただければ幸いです。
もしあなたがマネをするのであれば、じゅうぶん注意してください。
というのも、最近の自動車はエンブレムの裏側にセンサーが搭載されているものも少なくないからです。
たとえば、エンブレムを外し、ネットで買った他のエンブレムに交換した場合、センサーが正しく機能しなくなるなどのトラブルが起こりかねません。
よほど強い嫌悪感がない限り、自動車のエンブレムはそのままにしておくのが無難です。
以上、自動車のエンブレムを外している人の心理でした。
結論。ダサくて耐えられなくなったか、ミニマリスト的思考の人間か。エンブレムを外すこと自体は法律的に問題ない。
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