どんな素晴らしい映画を観ても、
- 感動した
- 面白かった
以外の感想が思い浮かばず、悩んでいませんか？
友人や恋人と映画を観に行ったら、観賞後に感想を語りあうのが一般的です。
そこで「面白かったね」と「感動した」しかいえなかったら、なんだか虚しいですし、友人や恋人に「寝てたのかな？」と疑われてしまいかねません。
この記事では、
- 具体的なシーンを挙げる
- 自宅で映画を観る
など、「自分の言葉で映画の感想を話せるようになる方法」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
自分の言葉で映画の感想を話せるようになる方法
誰かといっしょに映画を観に行って、鑑賞した作品についてノータッチのまま解散することは、まずありません。
観賞後はたいてい食事でもしながら、お互いに映画の感想を語りあいます。
あなたが感想を述べる順番が回ってきたとき、
- 面白かった
- 感動した
しか発しなければ、あなたのコメントはたった2秒で終わってしまいます。
これでは間が持ちませんし、なんだか恥ずかしいですし、友人や恋人から語彙力の無さを疑われてしまいかねません。
小学1年生の日記に毎日「楽しかったです」という感想が書かれているようなもの。
映画の感想をそれっぽく語るには、それっぽく語るコツを知ることです。
コツは2つあります。
- 具体的なシーンを挙げる
- 自宅で映画を観る
それぞれ順番にご紹介していきます。
1. 具体的なシーンを挙げる
映画の感想を述べる際には、印象に残っている具体的なシーンを挙げるのがおすすめです。
たとえば、トレーラーが横転するシーンが大迫力で凄かったとか、後部座席にゾンビがいたシーンはビビって心臓が止まるかと思った、などです。
漠然と「面白い映画だった」と語るよりは、具体的なシーンを挙げたほうが、グッと説得力が増します。
特定のシーンについて触れれば、相手もそのシーンについて一言二言のコメントや感想を述べることでしょう。
たとえば、「えー。カメラアングルからして、後部座席にゾンビがいるのは予測できたよ」ってな具合です。
こうして会話のラリーをつづけていけば、映画について話すネタがない、などと悩むことはありません。
「印象的だったシーン＋自分の感想」というテンプレートを使って喋れば、映画を観た感想はバンバン出てきます。
「焼く＋塩こしょう」でたいていの食材を調理できるのとおなじです。
2. 自宅で映画を観る
そもそも映画の感想が出てこないのは、映画に関する知識が少ないからかもしれません。
比較対象が少ない、ということです。
たとえば、水族館を想像してみてください。
人生で1回だけしか水族館を訪れたことがない人は、その水族館の良し悪しを判断できません。
なぜなら、くらべる対象(水族館)が自分の脳内にないからです。
いっぽうで、これまでに20館以上の水族館を回ってきた人物ならどうでしょう。
さまざまな水族館について知っていれば、
- この展示方法は凄い
- ここはクラゲの種類が豊富だ
など、その人ならではの感想が出てくるはずです。
映画についてもおなじです。
たくさんの作品を観たことがある人ほど、その映画の特徴や、どんなところが斬新だったのか、どこがイマイチだったのかを感じられます。
映画を観た後に自分の言葉で感想を述べたい人は、レンタルショップでDVDを借りるか、動画配信サービスに登録するかして、ひたすら映画作品を観ることをおすすめします。
映画の知識が増えれば増えるほど、人とは違った角度から感想を述べられるようになるでしょう。
水族館マニアが「ここの水族館は床の色合いが良いよね」といったマニアックな感想を述べるようなものです。
つまり、たくさんの気づきが得られる、ということです。
まとめ
自分の言葉で映画の感想を話せるようになる方法をお伝えしてきました。
即効性があるのは、「印象的だったシーン＋自分の感想」という型を利用してコメントを述べることです。
具体的なシーンを挙げれば、たいていは相手もその場面について言及してきます。
結果として、間が持ちます。
相手が気に留めていなかったシーンを挙げただけで、「独特な着眼点を持っている」とあなたは一目置かれるかもしれません。
すなわち、鋭い観察眼を持っている人間だと思ってもらえる可能性があるわけです。
具体性が重要だといっても、
- 俳優がイケメンだったね
- 女優が超かわいかったね
といったコメントは避けましょう。
感想の一発目から出演者の容姿に触れてしまうと、相手に「バカっぽく」見られるリスクがあるからです。
友人や恋人を感心させられるようなコメントを発するためには、自宅でたくさんの映画に触れることです。
自らのなかに比較対象をたくさん持っていれば持っているほど、作品を正しく評価できたり、小さなポイントに注目できたりします。
もちろん、特別な努力をせず、月に1回程度のペースで映画を観ているだけでもじゅうぶんです。
映画のストックがたまり、それっぽいコメントを述べられるようになるでしょう。
以上、自分の言葉で映画の感想を話せるようになる方法でした。
結論。「楽しかった、感動した」のレベルを卒業するのは難しくない。印象的だったシーンを回想すべし。
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