彼女持ちの男性が、ほかの女性から告白されたとします。
このとき男性は、断る際に「ごめんなさい。付き合ってる彼女がいるので」と伝えるのがふつうでしょうか。
それとも、交際している彼女の存在を明かさないまま、相手を振ることもあるのでしょうか。
この記事では、
- 彼女の存在を明かす心理
- 彼女の存在に触れない心理
など、「告白を断るとき男性は彼女がいる事実を伝えるのかどうか」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
告白を断るとき男性は「彼女がいる事実」を伝えるのか
彼女持ちの男性がほかの女性から告白されたとき、 どんな理由を告げて断るのかは、男性しだいです。
- 彼女の存在を明かす男性
- 彼女には触れない男性
どちらのタイプも存在します。
それぞれの心理は以下のとおりです。
1. 彼女の存在を明かす心理
「ごめんなさい。いま付き合っている彼女がいるので」
これは告白の断り方として、弱いといえます。
相手を拒否するのではなく、彼女というポジションがもう埋まっているので受け付けられません、満席です、といった感じです。
告白を断る理由として「彼女の存在」を挙げる男性は、
- ハッキリ断るのが苦手な性格
- 彼女がいなければ交際しても良かった
このような性格、あるいは魂胆なのではないでしょうか。
たとえるなら、遊びに誘ったときに「その日は別の予定が入ってるから」といって断る友人のようなものです。
断った友人は、肝心の「遊びたいのか遊びたくないのか」を明らかにしていません。
ただ、予定が入っている、という事実だけでパスしようとしているため、誘った側としては「遊ぶ気があるのかないのか」が判断できないといえます。
告白もおなじです。
「交際している彼女がいるので」としか告げなかった場合、振られた女性は、自分にも恋人になれる可能性があるのかないのかを判断できません。
「彼女がいなければOKだったのだろうか」と考える余地を与えてしまいます。
このような曖昧な断り方をする男性は、
- ハッキリ断るのが苦手な性格(新聞や宗教の勧誘も含め)
- 彼女がいなければ交際しても良かった
いずれかだといえるでしょう。
もしあなたが「ごめんなさい。付き合っている彼女がいるので」と振られた立場だとしたら、まだ恋をあきらめる必要はなさそうです。
なぜなら、その男性にとってあなたは、恋愛対象に含まれているかもしれないからです(ただ運悪く、彼女のポストに現在ほかの女性が座っているだけで)。
あなたにはまだ「略奪愛」という選択肢が残っています。
略奪愛については、こちらの本が参考になるのではないでしょうか。
2. 彼女の存在を明かさずに振る心理
交際している彼女がいるのかどうかに言及しないまま「ごめんなさい」と告白を断った男性は、考えが明確です。
告白してきた女性は、(自らに彼女がいるいないに関係なく)恋愛対象にはならない、あるいは、交際したいと思えないのだといえます。
友人を遊びに誘う例でたとえるなら、
「イヤだ。興味ないから行きたくない」
と断られたようなもので、つけいる隙がありません。
「その日は別の予定があるから」といった曖昧な断り方ではなく、「嫌だ」と意思をハッキリ示しているからです。
告白もおなじで、彼女がいるいないに触れず「付き合えません」と拒否する男性は、告白してきた女性に魅力を感じていません。
そして曖昧さを嫌い、意思表示をハッキリするタイプです。
ゆえに、振られた女性が再告白しても、この男性との交際を叶えるのは難しいでしょう。
世の中には、彼女がいることを伏せたまま告白にOKし、2股をかける男性もいます。
断った男性はこの逆で、誠実だといえます(フリーではなく、交際している彼女がいるなら)。
彼女を庇いたい
付き合っている女性がいながら、告白の際に彼女の存在に触れなかった場合、男性には「彼女を庇いたい」意図があったのかもしれません。
告白して振られた女性が、「あのオンナさえいなければ……」といった嫉妬や逆恨みをしないための、彼女にたいする配慮です。
つまりこの男性は、彼女が恨まれたり嫌がらせをされたりしないように、あえて彼女の存在を伏せたまま振った、断る理由として彼女を使わなかった、ということです。
もしこのような考えがあったとするなら、
- 彼女想いで
- 危機管理能力が高い
男性だといえるでしょう。
まとめ
告白を断るとき男性は彼女がいる事実を伝えるのかどうかをお伝えしてきました。
男性の性格や考えによって、彼女の存在を明かしたり、隠したりします。
「彼女がいるので」という理由で告白を断った男性は、告白してきた女性にたいする評価を避けています。
- 好みじゃない
- 恋愛対象として見えない
といったジャッジを下していません。
ただ「彼女のポジションはいま埋まっています」という事実を述べているに過ぎないため、場合によっては、略奪愛を狙える可能性があります。
いっぽうで、彼女の存在に触れることなく「ごめんなさい」と告白を断る男性は、彼女を口実にしてません。
- 告白してきた女性が好みでない
- 彼女のことが大好き
いずれかに該当すると考えられ、どっちにしても、略奪愛は難しいといえます。
以上、告白を断るとき男性は彼女がいる事実を伝えるのかどうか、でした。
結論。 彼女の存在を明かすかどうかは男性しだい。明かす男性にはアタックのチャンスがあり、明かさない男性には、アタックするチャンスがない。
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