映画館で上映している作品についてインターネットで検索すると、さまざまな人たちのレビューや感想が見れます。
気になっている映画の評価が高ければ、問題ありません。
作品がおもしろそうだとわかるので、劇場へ観にいくのが楽しみになります。
悩ましいのは、観たい作品の評価が低かったときです。
鑑賞した人たちのレビューや口コミがよろしくない場合、私たちはどうするべきなのでしょうか。
この記事では、
- レビューサイトの口コミは信用できるか
- 評価が悪い作品はDVDをレンタルするべきか
など、「評価が低い映画を観るのは1,800円の無駄なのか」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
評価が低い映画を観るのはお金のムダ?
映画館で作品を観るとなると、お金と時間がかかります。
- お金:大人1,800円程度
- 時間:鑑賞時間+移動時間
これらを費やして観た映画がつまらなかったら、気分は最悪です。
そこで失敗を避けるために、「すでに作品を観た人たちの感想」をネット検索する人がいます。
もし気になる作品が低評価を受けていたら、 映画館で観るのはやめておいたほうが良いのでしょうか。
そんなことはありません。
星2つのレビューばかりが並んでいるとしても、作品が気になるなら、映画館へ行って鑑賞するべきです。
というのも、われわれと他人は、センスや感性が異なる別の人間だからです。
それでも映画館へ行くべき理由
ある映画についてネット上に存在している、
- 感想
- 評価
- 口コミ
- 星の数
- レビュー
などを気にする必要はありません。
なぜなら、これらはすべて「他人の評価」だからです。
10人が「つまらない」と作品をけなしている場合、"どこかの10人がつまらないと解釈した"に過ぎません。
けっして、作品そのものがつまらないと決まったわけではないのです。
たとえばあなたには、好きな俳優や女優、アイドルがいるでしょうか。
あなたがその人物のことを、
- かっこいい
- ダンディー
- イケメン
- 可愛い
- 美人
だと思っていても、あなたの友人や家族は「どこが?」と首をかしげ、魅力を理解してくれないことも珍しくないはずです。
というのも、ルックスの好みや感じ方は人それぞれだからです。
映画もおなじです。
他人がどう評価していようと、私たちはその作品を観て「超おもしろい」と感じる可能性があります。
観てみなければわかりません。
事実、気になっている(低評価の)映画にたいして、絶賛しているユーザーもいるはずです。
「ここのレビューサイトでは酷評されているが、個人的には最高だった」ってな具合です。
われわれが"絶賛している側の人間"である可能性は、ゼロではない、といえます。
ちょうど、みんなが口を揃えて「マズい」というパクチー(野菜)も、食べてみなければわからないようなものです。
人は人、自分は自分です。
評価を調べるべきはこの映画
それでもネット上の低評価が引っかかり、映画館へ行くのを躊躇してしまう方には、良い方法があります。
自分が一番好きな映画の評価を調べてみること、です。
あなたがこれまで観てきた映画のなかで「人生最高の1本」と呼べる映画はなんでしょうか。
大好きな映画のタイトルを打ち込み、ネット上でレビューをチェックしてみてください。
注目すべきは、低評価のコメントです。
あなたが好きな作品をけなすコメントにたいして、
- わかってないヤツだなぁ
- センスの欠片もないなぁ
- アンタがおすすめする作品は何なの?
など、反発したくなるはずです。
他人の評価など、しょせんはその程度のものでしかありません。
ですので、
- わかってないヤツ
- センスのないヤツ
が、映画のレビューを書いているのだと考えてみてください。
すべてのレビューや感想は、私たちではない、別の人間が書いたものです。
われわれがどう感じるかは、われわれ次第です。
100人が揃って、
- イケメンじゃない
- 美人じゃない
と評価していても、私たちだけはその人物を、「イケメン/美人だ」と感じるかもしれません。
映画もおなじで、他人が「つまらない」と述べていても、なんら参考にはならないといえます。
低評価に臆することなく、映画館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
そもそもの話として、映画のレビューは、気にしないのが一番です。
ホラー映画を観なければ平気でトイレへ行けれるのとおなじで、レビューを観なければ、 何も悩むことなく映画館へ行けれます。
楽しいのかつまらないのか、傑作なのか駄作なのかは、自分のアタマで判断しましょう。
まとめ
評価が低い映画についてお伝えしてきました。
ボロクソなレビューが書かれている映画でも、お金を払って劇場で観る価値はあります。
なぜなら、感じ方は人それぞれだからです。
世の中には、ヘビを可愛いと感じる人間もいれば、気持ち悪いと感じる人間もいます。
映画作品もおなじで、気に入る人もいれば、気に入らない人もいます。
すべての観客が大絶賛するサイコーな映画はありませんし、すべての観客が酷評するサイテーな映画もありません。
多くの映画ファンにから愛されている『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを、「何がおもしろいの?」と一蹴する人もいるくらいです。
他人の評価に影響され、映画館で観るのをやめてしまうと、後悔する恐れがあります。
いずれDVDやBDとなった作品をレンタルして観たときに、「おもしろい、これなら映画館の迫力あるスクリーンで観たかった!」と悔やんでも、時すでに遅しです。
実際に観ることなく口コミだけで「つまらない映画だ」と決めつけてしまうのは、実際にインストールもせず「くだらんアプリだ」と決めつけてしまうオジサンのようなもので、ナンセンスだといえます。
保守的なアタマカチカチ人間にならないようご注意ください。
以上、評価が低い映画を観るのは1,800円の無駄なのか、でした。
結論。観てみるまでわからない。かりに駄作だったとして、鑑賞料金や時間を失ったって良いじゃないか。「自分で試して判断する習慣」を失うほうが、よほど恐ろしい。
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