グロテスクな映画(スプラッター映画・ゴア映画)には、凄惨なシーンがしばしば出てきます。
たとえば、
- 器具で口を上下に引き裂かれる
- 器具で頭部を一回転させられる
- ノコギリで自分の足を切断させられる
といった描写です。
こうした残酷描写にたいして耐性や免疫がない人にとって、グロテスクな映画の鑑賞には、
- 気分が悪くなる
- トラウマになる
- 貧血を起こして倒れそうになる
このようなリスクが存在しています。
ショッキングで刺激的なスプラッター・ムービーの世界には、どのようにして足を踏み入れるのが良いのでしょうか。
この記事では、
- なるべく小さなテレビで観る
- 人といっしょに観ない
など、「初心者がグロテスクな映画を楽しむコツ」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
初心者がグロテスクな映画を楽しむコツ3選
ところであなたは、カレーチェーンCoCo壱でカレーを食べたことがありますか?
ココイチでは、カレーの辛さを1辛、2辛と客が好みに応じて調整できます。
いきなり7辛や8辛のカレーを頼むのではなく、まず1〜2辛をオーダーして味を確認し、次回来店時から徐々に辛さをプラスしていくのが一般的です。
グロテスクな映画もおなじです。
いきなり映画館でR18指定のスプラッター・ムービーを鑑賞するのは危険なので、控えましょう。
CoCo壱でいきなり9辛のカレーにチャレンジするようなものです。
まずはグロテスクレベル「弱」から試し、大丈夫そうであれば、少しずつグロの度合いを高めていくのがベターです。
そのためにグロ映画デビュー戦では、
- 小さなテレビで観る
- イヤホンは使わない
- 誰かといっしょに観ない
これら3つのルールを守ってみてください。
1. なるべく小さな画面で観る
グロテスクな映画デビューは、劇場ではなく、自宅で飾りましょう。
なぜなら、映画館のデカいスクリーンと迫力あるサウンドは、初心者にとって刺激が強すぎるからです。
60型のテレビよりは、50型テレビのほうが小さくて安全です。
50型よりは42型テレビのほうが良いですし、テレビよりはノートパソコンやタブレット端末、あるいはスマホのほうが低刺激で、グロ映画デビューに適しています。
迫力も臨場感もない小さな画面で映画を観れば、グロテスクな描写のインパクトやショックを抑えられます。
たとえるなら、部屋に出現する虫です。
部屋にいきなり大きな虫が現れるよりは、小さい虫のほうが、動揺せずに対処できるのではないでしょうか。
もし部屋にタランチュラ(デカい蜘蛛)が出たら、
- アゴが外れる
- 腰が抜ける
- ショック死する
私たちはこのいずれかに陥ります。
グロテスクな映画の鑑賞もおなじで、小さいサイズの画面で観るに限ります。
2. イヤホンは使わない
グロテスクな映画を観る際、イヤホンやヘッドホンを使うべきではありません。
というのも、イヤホンやヘッドホンは、映画の臨場感を高めてしまうからです。
あんなシーンのグチャッという音や、こんなシーンのバキッという音をイヤホンで聞いてしまったら、耳から離れず、トラウマになる恐れがあります。
スプラッター・ムービーのデビュー戦では、イヤホンやヘッドホンを使わず、なるべく音量を低くして鑑賞しましょう。
洋画なら画面に字幕が出るので、音声を下げても、内容は理解できます。
3. 誰かといっしょに観ない
グロい映画を観るのは勇気がいるため、いっしょに鑑賞してくれる人を探したくなります。
がしかし、グロテスクな映画を人と観るべきではありません。
というのも、もし残虐な描写に耐えられず「やっぱ無理だ」と感じた場合、人がいると再生停止しにくいからです。
その人物はわざわざ付き合ってくれているわけなので、開始20分で「やっぱり観るのはやめよう」とは、なかなかいえません。
たとえるなら、水族館です。
一人で水族館に行って「つまらない」と感じたらすぐ帰れますが、恋人といっしょに訪れていたら、到着後20分で「もう帰らない?」とはいいにくいものです。
グロテスクな映画もおなじで、最後まで観れるかどうかわからないからこそ、無理だと思ったら「中断」しやすいよう一人で観るのがベターではないでしょうか。
まとめ
初心者がグロテスクな映画を楽しむコツをお伝えしてきました。
映画から受ける刺激を最低限にし、グロに慣れるのが重要です。
そのためには、
- 小さなテレビで観る
- イヤホンは使わない
- 誰かといっしょに観ない
これら3つを意識してみてください。
最初に選ぶ作品は、R18指定ではなく、R15指定のものを選びましょう。
たとえば『冷たい熱帯魚』という邦画はR18指定されているだけあって、この映画のグロテスクなシーンは、なかなかに凄惨です。
俳優ジョニー・デップが好きな方は、彼が主演を務めている『スウィーニートッド フリート街の悪夢の理髪師』という作品が良いかもしれません。
R15指定で、店にやってくる客の喉をカミソリの刃で掻き切って殺し、その死体を使って……ってな内容です。
あるいは、『ホステル』というR15指定の映画も良いでしょう。
監督は別の人物ですが、制作総指揮は有名なクエンティン・タランティーノが務めています。
とある大学生一行が訪れたホステルには恐ろしい秘密があって……ってな内容です。
謎解き系のスプラッター映画である『ソウ(SAW)』はシリーズ化されているので、1作目を観て気に入ったら2、3と観ていくと良いかもしれません。
『ソウ(SAW)』シリーズはすべてR15指定です。
以上、初心者がグロテスクな映画を楽しむコツ3選でした。
結論。まずは低刺激から。ココイチのカレーとおなじで、大丈夫そうかどうか確認するのが大事。
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