「断末魔の叫び」という言葉をご存知でしょうか。
断末魔の叫びとは、苦しんで死ぬ直前の叫び声を指します。
アニメや特撮の悪役がやられるときに出す「ウォォー」ってな大声、あれが断末魔の叫びです。
こたつから聞こえてくる「変な音」は、おそらく、こたつの断末魔の叫びでしょう。
つまり、こたつが寿命を迎えて苦しんでいる、ということです。
ヒーター部分が壊れている可能性が高いため、こたつを修理に出すか、新しいこたつに買い替えるのが無難です。
この記事では、
- こたつから異音が聞こえる原因
- 変な音を無視して使うリスク
など、「こたつから変な音が聞こえるときの対処法」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
こたつから変な音が聞こえるときの対処法
まず、異音が出ているこたつを使うのはやめておきましょう。
というのも、ヒーターが故障したこたつを使っていると、発火して火災が発生する恐れがあるからです。
事実、電気こたつが原因となった火災が、ここ5年間で200件近く起こっています。
こたつに限らず、機械製品から聞き慣れない異音がしているときは、たいてい故障しているか、不具合が生じているときです。
- 自動車
- 冷蔵庫
- 加湿器
- エアコン
など、どんな機械製品であっても「変な音」が出ていたら使用をやめるべきです。
可能性が高いのはヒーターの故障
「変な音」が出ているこたつは、ヒーター部分が壊れているのでしょう。
そもそもこたつというのは、テーブルの裏側にヒーターが取りつけられているだけのシンプルな暖房器具です。
ですので、異音がするとしたら、ヒーター部分しか考えられません。
異音を発しているこたつは、心臓部であるヒーターに不具合が生じていると見て間違いないといえます。
ヒーターの他に、変な音が出るような場所はありません。
もしもこたつの脚(木製)の部分がずっとミシミシ鳴っているとしたら、故障ではなく、もはや心霊現象です。
電気屋に修理を依頼するより先に、まず霊媒師に除霊を頼んだほうが良さそうです。
どんなものであれ、形のあるものはいつか壊れます。
こたつもまた、例外ではありません。
ヒーターの寿命は10年程度
こたつのヒーターは、だいたい10年くらいで寿命を迎えます。
変な音を奏でている問題のこたつは、買ってからどれくらい経つでしょうか。
ちょうど10年前後であれば、ヒーターが寿命を迎えるころです。
修理(ヒーター部分の交換)や、新品への買い替えを検討してみてください。
もし1〜2年前に買ったこたつだとしても、壊れることはあります。
納車したその日にドアが壊れる(閉まらなくなる)車も存在しますので、運が悪かった、ということでしょう。
買って間もなくの故障であれば、保証期間に該当しているかもしれません。
保証期間内であれば、「変な音がするこたつ」を「静かなこたつ」へと無料で修理してもらえる可能性があります。
ですのでまず、こたつの保証書を探してみてください。
ちなみに、熱帯魚用の水槽ヒーターは1年で寿命を迎えます。
壊れたヒーターから異音が出ることもあります。
1年でぶっ壊れてしまう水槽用ヒーターにくらべれば、10年持つこたつのヒーターは、長持ちするほうです。
まとめ
変な音がするこたつについてお伝えしてきました。
ヒーター部分が故障している恐れがあるため、異音が出るこたつの使用は控えておきましょう。
チャックが壊れたバッグを使っていても問題ありませんが、ヒーターが壊れているこたつには、発火して火災を引き起こすリスクがあります。
こたつに「暖かさ」は求めていても、「燃えさかる炎の熱さ」は求めていないはずです。
変な音がするこたつへの対処法は、
- 修理に出す
- 新品に買い替える
このいずれかです。
変な音を無視して使いつづけるのは危険ですので、ご注意ください。
燃え上がったこたつが、あなたの自宅を(最悪、あなた自身も)丸焼きにする恐れがあります。
こたつから出ている異音は断末魔の叫びであり、日本語に訳すと「死ぬー!苦しいー!」ってなもんです。
もう使うのはやめてあげましょう。
以上、こたつから変な音が聞こえるときの対処法でした。
結論。異音はこたつの断末魔の叫びだ。発火する寸前かもしれないので、使用は控えよう。こたつを修理に出すか、買い替えるかするべき。
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