『プリンG乳』という、なんとも品のないタイトルがついた写真集です。
語順を並び替えたらほぼ「Gyu乳プリン」ですが、牛乳プリンは、写真集のなかにチラリとも出てきません。
犬童美乃梨のカップサイズがGであるがゆえの「G」なのでしょう。
ただ、
- プリン
- 乳
これら2つのワードに関しては謎です。
バストでも胸でもカップでもなく、あえて「乳」としてしまうタイトル考案者のセンスには、引きます。
まるで、食事を「メシ」というような、子どもを「ガキ」と呼ぶような粗雑さがあるからです。
ところでプリンG乳とは、いったいどんなものなのでしょうか。
この記事では、犬童美乃梨 写真集『プリンG乳』の感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
犬童美乃梨 写真集『プリンG乳』の感想
犬童美乃梨は1994年5月生まれで、『プリンG乳』の発売は2014年9月です。
誕生日と発売日から計算するに、収録されている写真は、彼女が20歳のときに撮影されたものでしょう。
プリンG乳というワードを私は初めて目にしましたし、おそらくあなたも、プリンG乳とはこれが人生初めてのご対面だとお察しします。
ちなみに『プリンG乳』は、週刊プレイボーイから発売されています。
週プレPHOTO BOOKシリーズのうちのひとつです。
どれだけ下品なのだろうかと、週刊プレイボーイが出している他のグラビア写真集を見てみたところ、
- 『女神様の休日』馬場ふみか
- 『杉原杏璃の真骨頂』杉原杏璃
- 『潮風に抱かれて』小林恵美
- 『えくぼのカワイイ16歳』椎名もも
- 『美少女、みつけた!!!』佐藤ありさ
- 『日本一の17歳』星名美津紀
- 『大人のデート』小池里奈
- 『太陽の季節』小島瑠璃子
など、いずれもいたってふつうでした。
- ゼリーD乳
- スライムE乳
- ババロアF乳
- わらび餅J乳
などが並んでいるわけではありません。
このようなラインナップは存在せず、『プリンG乳』だけが際立って低俗で、なんだか犬童美乃梨がかわいそうです。
表情と顔の角度がワンパターン
タイトルはともかく、肝心なのは写真集の内容です。
まず、表紙をめくると、その後数ページにわたって代わり映えしない写真が続きます。
なぜなら、モデルである犬童美乃梨の、
- 表情
- 顔の角度
がほとんど変わらないからです。
作り笑顔っぽく微笑み、顔の左側をやや前に突き出している写真のオンパレードでした。
左斜めの方向から見た顔に、彼女は自信を持っているのかもしれません。
あるいは何も考えていない編集者が、おなじような写真ばかりをチョイスしてしまったのかもしれません。
なんにせよ、ワンパターンです。
- 水着
- 背景
- ポーズ
などはチョコチョコ変わっていますが、彼女の表情だけは、まるで"チャルメラ醤油味"のごとく不変でした。
チャルメラの味は「時代が経っても変わらない」のが良さにつながっていますが、グラビアアイドルの表情が変わらないと、退屈さにつながってしまいます。
犬童美乃梨、いきなり笑顔が消える
おなじような表情で笑っていた前半から一転して、写真集の後半では、深刻な顔つきが大半を占めるようになります。
被写体である犬童美乃梨が「影」に立っている写真が多く、全体的に暗っぽい雰囲気になりました。
天気でたとえるなら、晴れのち雨、です。
ちなみに『プリンG乳』には、
- 胸のアップ
- 谷間の強調
などがいっさいありません。
つまり、これといって胸をアピールしているわけではない、ということです。
- 過激なタイトル
- 突然の暗転
- 水着の布面積ふつう
など、『プリンG乳』は謎に包まれた写真集でした。
まとめ
写真集のモデルである犬童美乃梨は、B88、W59、H84、Gカップという魅力的なスタイルの持ち主です。
身長は158cmで、日本人女性の平均身長よりも若干高いくらいです。
ただし、見せる表情は3patternほどしかなく、被写体としては少なめだといえます。
ちなみに彼女の顔には、
- 鼻の右側に1つ
- 右頬に4つ
- 右耳の前に1つ
それぞれほくろがあります。
これら顔の右側にあるほくろを気にして、彼女は、顔の左側ばかりを(不自然なほど)カメラに向けていたのかもしれません。
ほくろは立派な個性ですので、あえて隠す必要はないでしょう。
「顔にほくろがある女性が好きだ」という読者はかならずいます。
以上、犬童美乃梨 写真集『プリンG乳』の感想でした。
結論。全42カットのなかでもっとも良かったのは、表紙にも使われているカット。これが『プリンG乳』の最大トルク発生ポイント。いきなり最大トルクを発生する、まるで電気自動車みたいな写真集。タイトルの趣味と語呂が悪い。
当サイトでは、佐藤江梨子の写真集『es』も紹介しています。