『そらしちゃダメっ!!』はデジタル限定の写真集です。
紙媒体では出版されていません。
モデルの工藤美桜はヤングジャンプのグラビアに登場しており、それらのアザーカット(YJには載せていないカット)を集めたのが本作です。
この記事では、工藤美桜 写真集『そらしちゃダメっ!!』の感想をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
工藤美桜 写真集『そらしちゃダメっ!!』の感想
工藤美桜は、スーパー戦隊シリーズ「魔進戦隊キラメイジャー」でキラメイピンク役を演じた女優です。
地球に襲いかかる悪を戦闘スーツ姿でやっつけたり、男性に襲いかかるストレスを水着姿でやっつけたりと、その活躍には頭が下がります。
彼女はおもに女優として活動しており、グラビアアイドルが本業ではありません。
初の水着姿を披露したのが週刊ヤングジャンプのグラビアですので、『そらしちゃダメっ!!』に収められている写真はいずれも貴重なものだといえるでしょう。
まだ水着でのグラビア撮影に慣れていない彼女の、初々しい姿が見れます。
アザーカット集のため、彼女が出ているヤングジャンプを買った方でも楽しめます。
ページ数は少ないが満足度は高い
『そらしちゃダメっ!!』は全29ページと、デジタル写真集のなかでもボリュームが少なめです。
とはいえ、当写真集からはじゅうぶんな満足が得られることでしょう。
高級フレンチ料理とおなじで、グラビア写真集もまた「量が多ければ良いってもんじゃない」のだと実感できます。
たとえば 『そらしちゃダメっ!!』には、
- 水色の水着
- 濃紺の水着
- ピンク色の水着
- 真っ白なテニスウェア
- ピタピタの青いセーター
- グレーのボディブリファー
など、さまざまな格好をした工藤美桜の姿が収録されています。
カメラの角度、工藤美桜の表情などもバリエーション豊かで、1つとして似たような写真がありませんでした。
さすがはヤングジャンプのグラビア写真なだけあって、抜群のクオリティです。
29ページというボリュームの少なさを心配することはありません。
たとえるなら、食べ放題の焼肉を満腹になるまで食べるよりも、最高級の特上ロースを1切れだけ食べたほうが、満足や感動が大きいのとおなじです。
むしろ、300ページ超のグラビア写真集はたいてい「パラパラ漫画」のように代わり映えしないカットが続きがちで、案外退屈だったりします。
300枚以上撮った工藤美桜の写真から厳選した29枚が載っている写真集、 それが『そらしちゃダメっ!!』です。
これを見なきゃダメっ!!
載っている写真はどれも魅力的で、1カットにつき5分は眺めていられます。
計29ページありますので、29ページ×5分=145分ほど鑑賞には時間がかかると考えておきましょう。
もちろん、個人差はあります。
どのカットも優れていましたが、とりわけ素晴らしいのが、12ページ目の写真です。
真っ白なテニスウェアを着た工藤美桜が、屋外で白いポールに体を当てながら、カメラをじっと見つめている1枚です。
このページを開いた読者は、
- 顔
- 谷間
どちらへ目をやろうか悩むに違いありません。
目の焦点を当てられるのは1点のみですが、見るべき箇所が2点あるため、プチパニック状態に陥ること必至です。
12ページを開いても焦ることなく、表情とその15cm下を、順番に(交互に)鑑賞すると良いでしょう。
もしこれほど魅力的なテニスプレーヤーがいたとしても、私たちが彼女を凝視することはできません。
なぜなら、
- 失礼
- 変態
- マナー違反
だからです。
がしかし写真集なら、誰からも非難されることなく、堂々と凝視できます。
しかも、真正面から、です。
かりに当写真集が12ページ目のカット1枚だけで構成されていたとしても、買った人が「詐欺だ」などとヤングジャンプを糾弾することはないでしょう。
それほど魅力的なカットだ、ということです。
それから、濃紺のビキニを着ている25ページのカットも大人っぽくてグッドです。
25ページです。
教科書をちゃんと開けていますか?
19ページにある「灰色のボディブリファー」を身につけて寝転んでいるカットは、なんだか妄想を掻き立てられます。
工藤美桜といっしょに寝たらどんな感じなんだろう、という男性諸氏の疑問にたいする答えが、19ページのコレです。
端的にいって、ファンタスティックです。
「ボディブリファーってなんやねん」という方も、当写真集を買い、19ページ目を見ればわかります。
彼女が着ているそれが、ボディブリファーというやつです。
まとめ
全29ページの濃密な写真集でした。
ページ数が少ないのは、写真を厳選しているからでしょう。
29ページしかないとは思えない満足感が得られますし、何度もページを戻して見たくなるので、ある意味で「100ページ近くある写真集」だといえないこともありません。
ところであなたは、遊園地のジェットコースターやテーマパークのアトラクションに乗った経験をお持ちでしょうか。
ジェットコースターやアトラクションの多くは、搭乗時間が3〜5分と短めです。
がしかし絶叫マシンに乗れば、たった3分の出来事とは思えないほど、刺激的で濃密な時間を味わえます。
カップラーメンに熱湯を注いでからボーッと待つ3分とは、濃さがまったく違います。
『そらしちゃダメっ!!』もまた絶叫マシンとおなじように、濃密な時間と体験を与えてくれるに違いありません。
人によっては、工藤美桜の姿に興奮して「ヒョー!」と絶叫してしまうかもしれません。
「量より質とはこういうことだ」と教えてくれる写真集でした。
以上、工藤美桜 写真集『そらしちゃダメっ!!』の感想でした。
結論。買わなきゃダメっ!!とはいわない。個人の自由だから。
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