MAZDA3のボディカラーは(ファストバック・セダンともに)、ホワイト以外どれを選んでも問題ありません。
なぜなら、唯一ホワイトだけが 、MAZDA3のエクステリアがもつ美しさを発揮できていないからです。
ちょうど、寝室には赤色のものを置かないほうが良いようなものです。
色彩心理学において赤は「興奮や刺激」をもたらすとされているため、寝室というリラックスすべき空間にはふさわしくありません。
寝室でレッドを避けたほうが良いのとおなじで、MAZDA3のボディカラーもまた、ホワイトだけは避けておくのが正解です。
この記事では、
- MAZDA3が持つ美しさ
- なぜ白いMAZDA3はダサいのか
など、「MAZDA3のボディ色でホワイトを避けるべき理由」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
MAZDA3のボディ色でホワイトを避けるべき理由
私たちそれぞれに似合う色、似合わない色があるのとおなじで、自動車にもまた、似合う色と似合わない色があります。
たとえば、2013年9月の1ヶ月限定で、トヨタがクラウンRe BORN PINKという限定仕様車を受注発売しました。
まるで漫画『Dr.スランプ』に出てくるウンチにそっくりなピンク色は、品がなく、高級車セダン・クラウンにまったく似合っていません。
つまり、クラウンのボディにピンク色は似合わなかった、ということです。
MAZDA3におけるホワイトも似たようなものです。
ピンク色のクラウンほど酷くはないものの、ホワイト塗装のMAZDA3もまた、センスがないといえます。
ホワイトの物足りなさ
MAZDA3でホワイトを選ぶべきでない理由は、デザインが物足りなく見えてしまうからです。
たとえば、MAZDA3をサイドから見てみてください。
「キャラクターライン」と呼ばれるくっきりとした線が、MAZDA3のボディには入っていません。
たいていの自動車が線でデザインを作り出しているなか、マツダの魂動デザインは、「面の美しさ」で勝負しています。
MAZDA3のドアに反射する光(映り込み)など、もはや芸術の域です。
がしかし、ボディ色にスノーフレイクホワイトパールマイカを選んでしまうと、面の美しさが感じられません。
代わりに、
- 余白だらけ
- こざっぱりしている
といった残念なイメージを抱くことになります。
周囲からは、「MAZDA3でホワイトを選ぶだなんて、この人は魂動デザインの美しさをまったく理解していない」 とバカにされかねません。
ちょうど、髪を紫色に染めている高齢女性を見た人が、「うわっ」と引くようなものです。
ちなみにMAZDA3のスノーフレイクホワイトパールマイカは特別塗装色であり、選ぶと、税込み33,000円の追加費用が生じます。
わざわざ3万円を支払ってまで、愛車をダサいカラーに塗装することはありません。
コントラストが強過ぎる
一般的な自動車と、MAZDA3の違いはなんでしょうか。
大きな差異は、フロントにメッキを使っているかどうか、です。
たいていの自動車はフロント部分にメッキ加飾を施していますが、MAZDA3はメッキを避け、ブラックで統一しています。
- MAZDA2
- CX-3
- CX-5
- CX-8
など、ほかのマツダ車とも違う、いわばMAZDA3だけの特徴です。
ホワイトの反対色はブラックです。
ボディカラーにホワイトを選ぶと、
- バンパー
- ヘッドライト
- フロントグリル
など、ブラックで塗装されているパーツとのコントラストが強烈になり、 かえってこれらのブラック部分を目立たせてしまいます。
MAZDA3(ファストバック)のフロントにおける「黒」の部分だけを遠くから見ると、まるでヒトデのような形をしていることがわかります。
つまるところホワイトのMAZDA3は、「黒いヒトデ感」が強調されてしまう、ということです。
ちょうど、フロントに正月飾りをつけている車がダサいのとおなじで、フロントに黒くてデカいヒトデをつけているような車もまた、ダサいといえます。
ホワイト以外のカラーを選べば、フロントのブラック部分が目立ち過ぎることはありません。ヒトデっぽくならないよう、白は避けておきましょう。
「ボディカラーはホワイトを選んでおくのが無難」との考えが日本にはありますが、MAZDA3は例外です。
まとめ
MAZDA3のボディカラーについてお伝えしてきました。
MAZDA3のカタログを見てみると、
- ソウルレッド
- マシングレー
これらに塗装された車体の写真が多く使われています。
つまり、マツダが考える「MAZDA3に似合う色」はソウルレッドやマシングレーだ、ということです。
カタログを見る限りマツダは、MAZDA3に「ホワイト」を推していません。
もしMAZDA3を買うなら、ホワイト以外のボディカラーを選び、MAZDA3が持つデザインの美しさを引き立たせてはいかがでしょうか。
以上、MAZDA3のボディ色でホワイトを避けるべき理由でした。
結論。ホワイトを選ぶと、サイドは物足りなくなり、フロントは黒いヒトデ感が強くなる。つまりダサくなる。ピンク色のクラウンだけが下品なのとおなじで、ボディカラーは車の印象を大きく左右する要素。MAZDA3に「白が無難」は通用しないので注意。
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白ほど酷くないものの、白のつぎに避けたいのはブラックです。