LEXUSには、全4車種のラグジュアリーなSUVがラインナップされています。
価格が安いほうから順に並べると、
- UX
- NX
- RX
- LX
このようになり、車両価格が上がるにつれてボディサイズや排気量が大きくなります。
レクサスSUVヒエラルキーの頂点に君臨しているのがLXで、いわゆるフラッグシップと呼ばれるモデルです。
もしLEXUSのSUV購入を検討しているなら、LXが断然おすすめです。
その理由を、以下でお伝えしていきます。
この記事では、
- LXならではの魅力
- LXを所有するための条件
など、「レクサスSUVのなかでLXを買うべき理由」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
レクサスのSUVをどれか1台買うならLXで決まり
LEXUSのSUVを買うなら、LX(エルエックス)がベストです。
なぜなら、LXはすべてにおいてナンバーワンであり、あらゆる点で他のクルマを圧倒する存在だからです。
たとえば、LXが搭載している5,700ccのエンジンは、国産車のなかで最大です。
排気量が「1番」であることに魅力を感じるなら、LXを買って損はありません。
国産車で最大のエンジン
日本車のなかでもっともデカいエンジンを積んでいるのが、レクサスのLXです。
LXの排気量は5,700ccで、軽自動車(660cc)およそ9台ぶんに相当します。
おなじくレクサスが販売するLCのエンジン(5,000cc)も大排気量ゆえに注目を集めていますが、LXのエンジンは、LCのそれを700cc上回っています。
2.7トンのヘビーな車体を、V型8気筒5,700ccのパワフルなエンジンで動かすLXは、ザ・高級車だといえるでしょう。
LXの長いボンネットは、内側に大きなエンジンが収まっていることを示す「高級車の証」です。
せっかくLEXUSの高級SUVを買うなら、国産最大のエンジンを手に入れるに限ります。
どうせポルシェを買うなら、ケイマンではなく911ターボを買うべきなのとおなじです。
どの自動車メーカーであれ、フラッグシップモデルにはメーカーの「本気」が注がれています。
LEXUS SUVの場合はLXだ、ということです。
国産車ワースト1の燃費
日本車のなかでもっとも燃費が悪いのが、レクサスLXです。
LXの燃費は、WLTCモード(カタログ値)で6.6km/Lとなっています。
5,700ccのデカいNAエンジンを積んでいるわけなので、ワースト1になるのは仕方がありません。
力士がよく食べるのとおなじで、エンジンが大きなLXは、ガソリンをガブガブとよく飲みます。
アメリカのEPAが公表している数値によれば(実燃費に近いとされている)、レクサスLXの燃費は6.29km/Lです。
事実、LXを運転していて渋滞にハマると、3km/L以下にまで燃費が落ちることもあります。
ここまで燃費が悪い車を所有できるのは、お金持ちの特権だといえるでしょう。
LXが発する「燃費なんて気にしていません」という態度が、オーナーの経済的余裕を示し、そのままステータスになります。
レクサスLXは、30kkm/Lの高燃費を叩き出すハイブリッドカーとは正反対の存在です。
これぞ金持ちの道楽グルマ、ってなもんです。
レクサスLXは、一般庶民が背伸びをしても、ゲタを履いても、竹馬に乗っても所有できない高嶺の花的SUVだといえます。
庶民が背伸びすれば買えてしまうUXや、NXに甘んじることはありません。
圧倒的なボディサイズ
トヨタのランドクルーザーがベースになっているLXは、ボディの大きさが特徴です。
LXのボディサイズは国産車トップクラスであり、UXやNX、RXはもちろんのこと、ベース車両のランドクルーザーをも上回っています。
LXの具体的な車両情報は以下のとおりです。
- 全長:5,080mm
- 全幅:1,980mm
- 全高:1,910mm
これだけ大きな自動車を乗り回すには、高度な運転技術が欠かせません。
免許をとりたての初心者がLXを運転するのは、女子高生が3kgの特盛カレーライス完食に挑むようなもので、無理があります。
事実、免許をとってすぐレクサスLXを買った某お笑い芸人は、納車してから数日でLXのボディをガリガリと擦っていました。
- 細い道でのすれ違い
- 店の駐車場への駐車
など、ボディサイズが大きなLXは、取り回しになにかと苦労します。
ゆえにLXは、誰にでも扱える車ではない、といえるでしょう。
レクサスLXを買って維持するためには、
- 経済力
- 高度な運転技術
これらの条件が揃っていなければなりません。
どちらか片方でも欠けていたら乗れないLXは、選ばれし者だけが乗れるスペシャルなSUVなのです。
- カネがたっぷりある
- 運転スキルが高い
これらをまとめてドーンと主張できるラグジュアリーSUV、それがレクサスLXです。
まとめ
レクサスSUVのなかでLXがもっともおすすめの理由をお伝えしてきました。
- GDP
- 山の高さ
- 平均寿命
- 市場シェア率
- ワールドカップ
なんでもナンバーワンに価値があるとするなら、レクサスSUVのなかでもっとも価値があるのはLXだといえます。
というのも、LEXUSのフラッグシップSUVであるばかりか、LXは国産車のなかで1番大きなエンジンを積み、国産車のなかで1番ガソリンをばら撒いて走る自動車だからです。
ラグジュアリーSUVといえば、
- マセラティ レヴァンテ
- ベントレー ベンテイガ
- アストンマーティン DBX
なども存在しますが、いずれも日本国内においてメーカーの知名度が低く、「レクサス」のネームバリューには劣ります。
どんな高級車であっても、周囲に「高級車だ」と認識されなければステータス性は発揮されず、誰からも羨望の眼差しを向けられることなく、ただの自己満足に終始するだけです。
その点、レクサスLXであれば心配いりません。
レクサスはほとんどの日本人が知る高級ブランドですし、LXは希少かつ見るからに「高そう」な車ですので、ステータス性は抜群です。
レクサスLXは、われわれオーナーを気持ち良くさせるSUVだといえるでしょう。
ぜひLEXUSのディーラーで実車を確認し、LXの運転席に乗りこんで試乗してみてください。
試乗予約は、LEXUSのウェブサイト上で行えます。
以上、レクサスSUVのなかでLXを買うべき理由でした。
結論。UXやNX、RXはなにもメッセージを発信してくれないが、LXは、経済的パワーと運転の上手さ(空間認識能力の高さ)を同時にアピールしてくれるスグレモノ。堂々たるエクステリアは、レクサスSUVのなかで別格。