彼氏にいきなり「じつはボブヘアが1番好きなんだ」と告白されたら、困ってしまいます。
- なんで今さら言うの?
- 私もボブにしろってこと?
- 今の髪型は好きじゃないんだ?
- なぜボブの女子と付き合わなかったの?
など、言いたいことは山ほどあるでしょう。
まず結論を書くと、わざわざボブにする必要はありません。
というのも、現状のその髪型で「彼女の座」につけているからです。
たとえばもし、男性に告白して、「ボブにしてくれたら付き合う」と返事をもらったなら、これは美容院へダッシュするしかありません。
がしかし、すでに交際していて、すでに彼女なのです。
あえて(似合わないかもしれない)リスクを冒してまで冒険することはないでしょう。
「ボブにしたほうが良いのかな……でも髪の毛を切るのは勇気がいるし……似合わなかったら最悪だし……だけど彼氏が冷めちゃったら」
などと悩まなくて大丈夫です。
この記事では、
- ボブが似合うとは限らない
- 彼氏の戯言に付き合う必要はない
など、「彼氏がボブ好きだと知ったらどうするべきか」をわかりやすく解説します。
自分を見失うことがないよう、ぜひ参考にしてみてください。
ボブが好きな彼氏に合わせるべき?
彼氏は実はボブヘアの女子が好きらしい……「そうなんだ」というだけの話です。
自分がボブじゃないからといって、焦ったり、不安になったり、髪型をチェンジできるアプリでボブを試してみたりする必要はありません。
どうしてかというと、髪型はしょせん髪型に過ぎないからです。
試しに、彼氏の髪型を思い浮かべてみてください。
彼のあの髪型が「世界一素敵なヘアスタイル」だと笑わずにいえるでしょうか。
おそらく、彼のヘアスタイルが「世界で一番好き」なんてことはないでしょう。
俳優や歌手のほうがもっとお洒落な髪型をしています。
彼氏はせいぜい3位か4位、もしかするとランク外かもしれません。
そしてここが重要で、大好きな髪型ではないからといって、彼氏のことを嫌いになったりはしないはずです。
それはきっと、彼氏の顔(輪郭や骨格も含む)に、いまの髪型がマッチしているからです。
ここからわかる通り、大切なのは「自分の顔に似合う髪型」にすることであって、「好きな人が好きな髪型」にすることではありません。
これまでの人生でいろいろな髪型にチャレンジしてきた上で、もっともしっくり来た「現在の髪型」に落ち着いているのではないでしょうか。
だったらその髪型が"正解"です。
自信を持ちましょう。
たとえるなら、彼氏が「目玉焼きにはソースが合うよ。ソースにしなよ」と勧めてきても「私は醤油だから」と突っぱねるようなものです。
「私にはこの髪型がイチバン似合うから」といって堂々としていれば問題ありません。
彼氏がボブを希望している場合
「ボブが好きなんだ」とカミングアウトするだけでは飽き足らず、「ボブにしてよ」と、彼氏から無茶なお願いをされていませんか?
もちろん、返事はノーです。
彼があまりにしつこいようなら、「だったら最初からボブの女子と付き合えば良かったじゃん」と一蹴しましょう。
これはスネているのではなく、正論を述べているだけです。
だから遠慮することはありません。
彼氏のいっていることはメチャクチャで、まるで味噌ラーメンを注文しておきながら「ほんとうは醤油ラーメンが1番好きなんだ」とのたまっているも同然です。
矛盾していてよくわからないので、無視するに限ります。
それでもボブ熱が冷めない彼氏は、
- 友達の彼女はボブにしてくれたらしい
- どうして俺の希望通りにしてくれない?
- 俺にたいする愛情はそんなものなのか?
と文句を垂れてくるかもしれません。
どれもなんだかそれっぽい言い分に聞こえますが、「だったら最初からボブの女子と付き合えば良かった」ことには変わらないので、放っておきましょう。
何を今さら、って話です。
髪型はほんの一部だから心配無用
「もしボブにしなかったら、彼氏に振られちゃうかも」なんて怯えることはありません。
たとえば世の中には、ロングヘアの女性と結婚しているのに、「実はショートヘアが1番好き」だという男性がいます。
信じられないかもしれませんが、ほんとうです。
好きになる女優はたいていショートヘア、だけど愛する奥さんはロングヘア……なぜこんなことが起こるかといえば、髪型というのは、その人物のほんの一部でしかないからです。
顔が好みで、声がタイプで、価値観が合って、会話していて楽しければ、髪型が「もっとも好きなボブ」じゃなかったとしても、たいした問題ではありません。
いわゆる「好きになった人が理想(タイプ)」というやつです。
私たちが漠然と抱いている「理想のパートナー像」は、そこまで厳密でも絶対でもないのです。
事実、口では「ボブが好き」だといっておきながら、彼はこうしてあなたと交際しているわけで、なんだかんだでやっぱりあなたのことが(髪型も含めて)好きなのだといえます。
だから彼の「ボブが好き発言」を深刻に受け止める必要はありません。
「気が向いたらボブにするね……」といってやり過ごしましょう。
そのうち彼のボブ・ブームは去ります。
隠された彼氏の心理とは?
ところで彼は、どうしていきなり「ボブが好き」などと言い出したのでしょう。
発言の裏側には、
- 嫉妬させたい
- リアクションを見たい
- どこまで"言いなり"になるか知りたい
- マンネリ化してきたので変化が欲しい
といった「意地悪な魂胆」が隠されている可能性があります。
これはつまり、本気で髪型をボブに変えてほしいとは思っていない、ということです。
そんな(自分勝手な)彼氏のペースに巻き込まれないためには、「じつは私、坊主が1番好きなんだ」とハッタリをかます手があります。
「私に髪型をリクエストするからには、もちろん、そっちにもおなじだけの覚悟があるんでしょう?」
とカウンターをお見舞いしておけば、彼氏はきっと金輪際「ボブ」を話題にしなくなります。
めでたしめでたし、です。
まとめ
彼氏に「ボブヘアだから好きだよ」といわれて嬉しいですか?
「髪型はボブが好き。だけど、ぼくは君が好き」といわれたほうが嬉しくありませんか?
「ボブだから好き」というのは条件付きの愛で、まるで「胸が大きいから好き」と言われているようなもので、虚しいだけです。
そうではなく、「どんな髪型でも君が大好き。ロングでもポニーテールでも、たとえ五分刈りのボウズでもね!」と、彼氏に溺愛されたくはありませんか?
そのままの自分、いまの自分を愛して欲しいなら、彼氏に媚びてボブになどしないことです。
もし「ボブにしてくれないなら別れる」というなら、そんな"ボブ偏執狂な彼氏"は、気色が悪いので、こっちから願い下げです。
以上、彼氏がボブ好きだと知ったらどうするべきか、でした。
【結論】ボブにする必要はない。「フルーツでは梨が1番好き」これとおなじレベルの発言だと思って「へぇ〜」と聞き流そう。だって私たちは、着せ替え人形じゃないんだから。
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