サウナに入りたい気持ちはあるけど、人の汗が染みこんだタオルに座るのはちょっと……そう悩んでいませんか?
サウナで汗を流すのは気持ち良いことですが、誰かの汗を吸って湿ったタオルに腰を下ろすのは不愉快です。
まるでプール脇のトイレにある濡れたサンダルのような、"あまり深く考えたくない不潔さ"をサウナに感じているかもしれません。
快感を不快感が上回っているからこそ、サウナに入る気になれないのでしょう。
だったら、一工夫して「他人がかいた汗」の付着を防ぐまでです。
たとえば、
- 立ったままサウナに入る
- サウナマットを持参する
これらの対策で汗との接触を避けられます。
血行促進、自律神経のバランスを整える……さまざまな健康効果に期待できるサウナを「不潔だから」という理由だけで避けるのは、もったいないことです。
サウナに興味があるなら、他人の汗対策をして挑んでみてはいかがでしょう。
この記事では、
- サウナで立っていても良いの?
- サウナマットを持ち込んでも怒られない?
など、「他人の汗に触れたくない人のためのサウナ術」をわかりやすく解説します。
不快感を取り除くため、ぜひ参考にしてみてください。
【不潔さ解消】他人の汗に触れたくない人のためのサウナ術
人の汗が染みこんだタオルを「はい」と渡されて、自分の汗を拭く人はいないでしょう。
なぜなら、不潔で汚く感じられるからです。
そもそも人の汗を吸って湿ったタオルになど触れたくもありません。
がしかし、サウナでは、みんな平気で「他人の汗が染みたタオル」にお尻を載せています。
- 新しいタオルに取り替えてくれ
- あのオッサンが座った場所は嫌だ
- なんだかお尻が痒くなってきた
などとサウナで騒いでいる人はいません。
何を考えているんだ……と神経を疑うかもしれませんが、彼/彼女らは「どうせサウナを出たらシャワーで洗い流せるから」と自分に言い聞かせることで、他人の汗を受け入れています。
理屈はわかるけど生理的に無理……そんな場合には、
- 立ったままサウナに入る
- サウナマットを持参する
これらの対策で他人の汗を遠ざけましょう。
サウナに入るからといって、無理をしてまで「汗だくタオル」を受け入れる必要はありません。
居酒屋に入ったからといって、頼んでもいない「お通し(料金は請求される)」を受け入れる必要がないのとおなじです。
対策1. 立ってサウナに入る
人の汗で濡れたタオルに座りたくないなら、立ったままサウナに入りましょう。
立って裁判を傍聴するのはNGですが、サウナ内で突っ立っていてもなんら問題ありません。
つまり、誰かに怒られたり「座りなさい」と注意されたりしない、ということです。
映画館ではないので、座りたくないなら立っていましょう。
事実、電車で座らない乗客のように、席が空いていても座らず立っているサウナ客はいます。
ただし、ほかの利用客の邪魔にならないよう、なるべく壁際に寄るのがマナーです。
サウナのど真ん中で仁王立ちするべきではありません。
人がよく通る出入り口付近も避けたほうが良いでしょう。
それから、ほかの利用客にお尻を向けて立つのはやめましょう。
失礼だからです。
レストラン等で席を立つ際にも、隣に人がいたら、そちらへお尻を向けない(つまりお客に体の正面を見せる)ようにするのがマナーです。
壁と対峙し、お尻をほかの客へ向けてサウナで突っ立っている人がときどきいますが、これは他人を挑発しているようなものです。
汗ばんだケツなど誰も見たくありません。
それに、人の汗を嫌悪して立っている自分が人に「嫌悪」されていたら元も子もありません。
悪目立ちしないよう、サウナでは壁を背にして立ち、手拭いで股間を隠しておくことをおすすめします。
対策2. サウナマットを持参する
サウナマットというのは、その名の通りサウナでお尻の下に敷いて使うマットのことです。
近所のスーパーやホームセンターでは見かけませんが、Amazonなどのネット通販サイトではよく売れています。
マットの使い方は簡単で、"散々汗を吸収した汚いタオル"の上に清潔なMyサウナマットを敷き、そこへ腰を下ろします。
これで誰かが残した汗にお尻が直接触れるのを避けられます。
ちょうど、トイレ掃除をするときにゴム手袋をはめるようなものです。
素手じゃなければ便器にも触れる、自分のマットを挟めばサウナでも座れる、ってなもんです。
サウナから出たらシャワーでマットを洗い流せば、付着した自分の汗もキレイにできます。
マットを1枚持っているだけで、サウナのストレスや不快感をグッと軽減できることでしょう。
人の汗を気にせずサウナを楽しめるからです。
Amazonではこちらのサウナマットが人気です。
折りたたんで持ち運べるので、自宅からサウナへの移動時にも邪魔になりません。
ただし、サウナ(銭湯)によっては「マット等の持ち込み不可」と明記している場合があります。
サウナマットの使用を許可しているかどうかは店舗によって異なるため、利用予定のサウナを調べてみるか、もし情報がなければ電話で問い合わせることをおすすめします。
もしサウナマットを持ち込んじゃダメだといわれたら……そのときは他のサウナを探すか、立って入るかです。
まとめ
サウナで他人の汗がお尻につかないようにすることは可能です。
- 立ったままサウナに入る
- サウナマットを持参する
いずれかの対策で人の汗を避けましょう。
お金も手間もかからないのは「立つスタイル」です。
が、座ってリラックスしたい、あるいはサウナ内でもとくに温度が高い上の段に座りたいなら、サウナマットが役に立ちます。
もちろん、立っていて人にジロジロ見られたくない方も、サウナマットがあったほうが良いでしょう。
ちなみにサウナには、
- ドライサウナ
- ミストサウナ
この2種類があり、ミストサウナには「プラスチックの椅子」が置いてある場合があります。
プールサイドにあるような白いプラスチック製の椅子です。
このタイプのミストサウナなら、手桶で椅子に水をかけて洗い流してから座れるので、他人の汗を気にせずサウナを楽しめるかもしれません。
ただし、ミストサウナでも良ければ、です。
ネットで検索すればサウナ室の様子が見れますので、
- ミストサウナかどうか
- 椅子はプラスチック製か否か
などを確かめてみるのも良いでしょう。
したがって選択肢としては、
- 立ったままサウナに入る
- サウナマットを持参する
- 椅子があるミストサウナを探す
この3つが挙げられます。
実践できそうな「他人の汗対策」を選んでみてください。
以上、サウナで他人の汗を避けるための対策でした。
【結論】他人の汗を吸った"不衛生なタオル"に座りたくないなら、立ってサウナに入るか、持参したサウナマットを敷くか。あるいはプラ製の椅子があるミストサウナを探すか。心身ともにさまざまなメリットがあるサウナを「人の汗が気持ち悪い」という理由だけで敬遠するのはもったいない。
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我流の筋トレでは効果が出ないように、サウナも「ただ入れば良い」わけではありません。
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これが最強の解決策かもしれません。
発汗によるデトックス効果に関して、当サイトにはこんな記事があります。