LINEのアイコンを「アニメのキャラクター」に設定している人には、どんな傾向や特徴があるのでしょうか。
キャラクターというのはたとえば、クレヨンしんちゃんやスヌーピー、ミッフィーなどです。
「ただそのキャラが好きなだけでは?」
と思うかもしれませんが、だったら、ポスターやフィギュアを買って部屋に飾れば済む話です。
人目につくLINEアイコンに設定するからには、多少なりとも「人にこう見られたい」といった打算が働いているはずです。
彼/彼女は自分の趣味をみんなに知ってほしいのかもしれませんし、親しみやすさを演出したいのかもしれません。
あるいは、マニアックな知識やセンスをひけらかしたいのかもしれません。
この記事では、
- 仲間を見つけたい
- 会話のきっかけにしたい
- シンパシーを感じている
など、「LINEのアイコンをアニメキャラクターにする人の心理」をわかりやすく解説します。
あの人の考えを知るため、ぜひ参考にしてみてください。
LINEのアイコンをアニメキャラクターにする人の心理5選
アニメキャラクターの画像をLINEアイコンに設定する人の心理は、つぎのとおりです。
- 仲間を見つけたい
- 親しみやすさやギャップを演出したい
- 自分の趣味を知ってほしい
- 会話のきっかけにしたい
- シンパシーを感じている
これら5つの候補から、「あの人に該当しそうなもの」を探してみてください。
では、彼/彼女の頭のなかを覗いていきましょう。
1. 仲間を見つけたい
アニメキャラをLINEのアイコンに設定することで、例の人物は、おなじ趣味を持つ仲間を見つけたいのかもしれません。
たとえるなら、クルマ好きがスポーツカーの写真をアイコンに使うようなものです。
「それ好きなんだ。良いよね」と誰かが声をかけてくれることに期待しているのでしょう。
ちなみに私たち人間の脳は、
- 生きたい
- 知りたい
- 仲間になりたい
これら3つの本能を持つとされています。
『ドラゴンボール』にせよ『ブラック・ジャック』にせよ『ONE PIECE』にせよ、LINEアイコンを通じて好きなアニメをフレンドに周知することで、彼/彼女は仲間を見つけたいのかもしれません。
生きたい、知りたい、仲間になりたい、のうちの「仲間になりたい」です。
余談ですが、この記事を読んでいるあなたは「知りたい」の本能に突き動かされているといえます(私たちの行動原理はわりと単純)。
彼/彼女と親しくなりたいなら、アイコン画像のアニメについてメッセージを送ってみてはいかがでしょう。
たとえば、「ドラゴンボール好きなの? 私はミスター・サタンが一番好きだよ」という具合です。
仲間を発見できたお相手は喜ぶに違いありません。
2. 親しみやすさやギャップの演出
例の人物は、アニメキャラをLINEのアイコンに使うことで、親しみやすさやギャップを演出したいのかもしれません。
たとえば、ある男性が『クレヨンしんちゃん』の画像をアイコンに使用しているとします。
- 強面なのに……
- 真面目なのに……
- インテリなのに……
- マッチョなのに……
「しんちゃんが好きなんだ。意外でかわいいかも……」そんなギャップを狙っているのかもしれません。
女性だったら、「あんなに清楚でおとなしい人なのに、『HUNTER×HUNTER』が好きだなんて……」といった具合です。
- 俺って意外とカワイイところがある
- 私って意外と少年漫画とか読んじゃう
このように自らを戦略的にアピールする……いわゆるセルフプロデュースというやつです。
計算してギャップを生み出しているあたり、「あざとい男性/女性」だといえるでしょう。
事実、異性のギャップが見えた瞬間にドキッとする、という人は少なくありません。
彼/彼女は、モテるためにあえてイメージを裏切るアニメキャラをアイコンに選んでいる……そんな"ズル賢いヤツ"ではありませんか?
もしすべて計算尽くで行っているなら、
- 自分を客観視する能力
- セルフプロデュース能力
これらに長けた"抜け目ない人物"だといえそうです。
彼/彼女の"巧みな印象操作"にコロッと騙されないようご注意ください。
3. 自分の趣味を知ってほしい
仲間を探しているわけでも、ギャップを狙っているわけでもなく、彼/彼女はただ「自分」という人間を知ってほしいのかもしれません。
たとえるなら、好きなアーティストのTシャツを着て街を歩いたり、車のリアガラスに応援しているサッカーチームのステッカーを貼ったりする人とおなじです。
自分の趣味嗜好をみんなに知らせたい……自己顕示欲が強いタイプだといえるでしょう。
マニアックなアニメをアイコンに使っているなら、コアな知識やセンス、人と違う目のつけどころなどを自慢したいのかもしれません。
例の人物が「自己顕示欲の強いタイプかどうか」を見極めるには、以下のチェックリストを活用してみてください。
- BGMを設定している
- 一言を設定している
- タイムラインで近況を報告しがち
- SNSにやたら投稿しがち
該当する項目が多いほど「自己顕示欲が強い(つまり目立ちたがり)」だと判断できます。
もしあなたの友人が上のすべてに該当し、かつ『名探偵コナン』の画像をLINEアイコンに設定しているなら、その友人は「ねぇみんな、私ってコナンが好きなの!」と声高にアピールしているも同然です。
自己顕示欲が強い人間というのは自分を知ってもらえれば満足するので、「知ってもらった上でどうしたいのか」といった先の考えはありません。
知ってもらえたら嬉しい、以上です。
まるで回覧板のような「一方的なお知らせ」なのだと考えましょう(いちいち反応する必要はない)。
ちなみに自己顕示欲の強い人間は、自らの情報をより多くみんなに伝えたいがゆえに、アイコン画像をしばしば変更します。
このアニメが好き、最近はこれにハマってる……という具合です(アニメに限らない。旅行をすれば旅先で撮った写真がアイコンになる)。
彼/彼女のLINEアイコンは、見るたびにコロコロと変わっていませんか?
上で挙げた特徴にことごとく当てはまるなら、例の人物を"自己顕示欲の塊"だと断定して構いません。
4. 会話のきっかけにしたい
アイコンを会話のきっかけに利用したい、そんな思惑からキャラクターの力を借りる人もいます。
たとえばLINEのアイコンを『クレヨンしんちゃん』にしている男性は、LINEを交換した女性からしばしばアイコンについて触れられるといいます。
具体的には、「しんちゃん好きなんだ? カワイイよね」という具合です。
この瞬間、2人には「しんちゃんが好き」という共通点が生まれました。
何を話したら良いのかわからない、LINEは交換できたけど会話のネタがない……そんなファーストステージを楽々とクリアできています。
つづけて、
- しんちゃん好きなの?
- どの登場人物が好き?
- ほかに好きなアニメある?
- へぇ、アニメより映画が好きなんだ?
などと返事をすれば、会話が広がり、自然とコミュニケーションが取れます。
これがもし無難な「空の写真」だったらこうはいきません。
なぜなら、空のアイコンに反応する人間などいないからです。
ところで、例の人物はどのアニメのキャラをアイコンに使用していますか?
誰もが知っている有名なアニメ作品であれば、上のような目論見があると考えても良さそうです(マニアックな作品では会話のきっかけにならない、会話が弾まない)。
もし彼/彼女が異性にモテるなら、LINEアイコンすらも徹底活用する恋の上級者だといえるでしょう。
たとえば、ちょっとダサい『ドラえもん』をあえてアイコンにすることで、「なんでドラえもんなの?」というツッコミを待っていたり、です。
すなわち、LINEのアイコンを会話のネタにしている、ということです。
恋に貪欲で、かつコミュニケーション能力が高い人物なのでしょう。
5. シンパシーを感じている
仲間を見つけるため、ギャップを生み出すため、自己顕示欲を満たすため、会話のきっかけにするため……こうした「目的を果たすための手段」としてではなく、愛着があるがゆえに、そのキャラクターをアイコンに使っているのかもしれません。
つまり、キャラクターにシンパシーを感じている、ということです。
たとえば、
- 顔がデカくて短足:則巻千兵衛
- むっつりスケベ:ドクターマシリト
- 小柄でハゲ:クリリン
- 無口で顔が渋い:ゴルゴ13
- 孤独な天才:ブラック・ジャック
- アフロヘア:アフロ田中
こんな感じです。
仮に、顔がデカくて脚が短い男性がいるとして、友人から「お前って『ドクタースランプ』に出てくる則巻千兵衛に似てない?」と指摘されたとします。
彼は自分に似ている千兵衛博士を他人だと思えなくなり、まるで自分自身のように感じられ、愛着が湧き、だから自分を示すアイコンとして画像を使った……これとおなじことが例の彼/彼女にも起こっているのかもしれません。
あの人と、あの人のLINEアイコンのキャラクターは、どこか似ていませんか?
見た目に限らず、性格や嗜好など、内面も考慮してみてください(たとえばケタ違いの音痴だからジャイアンとか、キノコに目が無いからマリオとか)。
もし両者の共通点が見つかったなら、彼/彼女はおそらく、自身をあらわすアバターとしてそのキャラを使っているのでしょう。
他意はありません。
まとめ
LINEのアイコン画像にアニメキャラを選ぶ人の心理は以下のとおりです。
- 仲間を見つけたい
- 親しみやすさやギャップを演出したい
- 自分の趣味を知ってほしい
- 会話のきっかけにしたい
- シンパシーを感じている
気になるあの人はどれに該当していそうですか?
あなた自身がアニメキャラを使っているなら、自らについて詳しく知れましたか?
もしあなたが誰かに恋をしていて、その人物のLINEアイコンがアニメキャラだった場合には、「そのアニメ好きなの?」などとメッセージを送ってみてはいかがでしょう。
会話が弾んで距離が縮まるかもしれません。
ただし、そのアニメの知識がゼロでは話になりません。
もし好きな人のアイコンが『ONE PIECE』の主人公ルフィで、あなたが『ONE PIECE』をまったく知らないなら、Wikipediaで物語のあらすじくらいは読んでおいたほうが良いでしょう。
というのも、最低限の知識がなければ会話が成り立たないからです。
最後に、アニメキャラの画像をLINEアイコンに使うと「著作権法違反」に該当する可能性があります。
LINEアイコンに野原しんのすけ(5才)の画像を使ったせいで警察に逮捕された、なんて話は聞きませんが、真似しないほうが良いでしょう。
「それ、著作権法違反だよ」と教えてあげる必要もありません。
なぜなら、"正義感強めの風紀委員みたいな正論好きお節介さん"として相手に煙たがられる恐れがあるからです。
あなたは警察官でも裁判官でもないので、わざわざ嫌われ役を買って出ることはありません。
以上、LINEのアイコンをアニメキャラクターにする人の心理でした。
【結論】仲間募集中。セルフプロデュース。自己顕示欲。会話のきっかけ。シンパシー。どれに該当するかは本人にしかわかず、断定できないが、著作権法を犯していることは確か。だから彼/彼女を一言であらわすなら"無知な人"かもしれない。皮肉な話だが。
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彼/彼女らはポエマーなのでしょうか。