自動車の外装をいつまでも美しく保つには、ガラスコーティングが必須です。
とはいえ、
- 料金が高い
- 数日クルマを使えないのは不便
- どこに相談すれば良いかわからない
など、ガラスコーティングに興味があっても、なかなか施工には至らないものです。
なかでも最大のハードルは料金の高さでしょう。
ガラスコーティングをプロに依頼する場合、軽自動車で約4万円、コンパクトカーで5〜7万円、さらにサイズが大きいクルマなら10万円以上かかります。
そこで私は、業者に任せるのではなく、自らの手でガラスコーティングを試みました。
けっして「ガラスコーティング=プロでなければできない」わけではありません。
事実、世の中には、シラザン50など自分でできるガラスコーティングキットが市販されています。
この記事では、
- 素人でも上手に仕上げられる?
- コーティング作業は難しいのか?
- コーティング前後の注意点とは?
など、「ゼウスクリア シラザン50でガラスコーティングを施した感想」をわかりやすく解説します。
自分で施工するイメージをつかむため、ぜひ参考にしてみてください。
ゼウスクリア シラザン50でガラスコーティングを行なった感想
ガラスコーティングの料金を抑えるには、プロに頼むのではなく、コーティング剤を買って自分で施工するのがおすすめです。
「でも、自分でやったら失敗しそうで怖い……」
と不安に感じる方がいるかもしれません。
が、DIY経験ゼロの不器用な私でもできたので、心配無用です。
ところで、巷にはたくさんのガラスコーティング剤が溢れています。
- 施工ムラができやすい
- 施工後24時間は雨を避けること
など、一般人には扱いが難しいコーティング剤もあるため、商品選びには注意が必要です。
ちなみに私は、Amazonでも評価が高いゼウスクリア シラザン50を使用しました。
シラザン50が選ばれている理由はつぎのとおりです。
- 素人でも施工しやすい
- 30分でコーティング可能
- コーティング膜の密度が高い
- 3年間にわたり効果が持続する
早い話が「作業がカンタンで効果はバツグン」だということです。
では、購入後のイメージをつかむために、ガラスコーティングを施工する流れをチェックしていきましょう。
専用の洗剤を使って洗車【30分】
ガラスコーティングとは、透明なガラスの層を車体に形成し、外部の悪影響(汚れなど)からクルマを守る技術です。
したがって、汚れたボディの上から施工しては意味がありません。
スマートフォンでたとえるなら、指紋だらけの画面にガラスフィルムを貼るようなものです。
そこで、まずはクルマをピカピカに洗車する必要があります。
なお、ガラスコーティング施工の流れは以下のとおりです。
- 洗車
- 水分の拭き取り
- 液剤を混合
- コーティング剤の施工
洗車のために自分で準備すべきは「バケツとスポンジ」くらいでしょう。
シラザン50のセットには、液剤のほかクロス(2枚)やシャンプーが入っていました。
コーティング剤に水分が混ざると、塗布面が白濁する(すなわち施工不良になる)恐れがあるため、拭き上げは入念に行います。
説明書にも記載がありますが、
- サイドミラー
- ドアノブ
- モール部分の隙間
- リアハッチの隙間
- 給油口
など、拭き取り後に水が垂れやすい箇所には注意が必要です。
先述のとおり、これらの箇所から水が垂れてコーティング面が濡れた場合、施工不良になりかねません。
私は30分ほどかけて自宅の駐車場でクルマを洗いました。
洗車が終わったら、つぎはコーティング剤の施工です。
コーティング剤の施工【20分】
コーティング作業はけっして難しくありませんでした。
- 液剤をスプレーで車体に吹き付ける
- 付属のクロスで拭き上げる
この作業を繰りかえして、ボディ全体に塗布するだけでOKです。
液剤がよく伸びるため、コーティングにムラが生じるようなことはありません。
玉結びすらできない不器用な私でも、ボディ全体を綺麗にコーティングできました。
しばらく様子を見なければ撥水性や耐久性、防汚性はジャッジできませんが、明らかに光沢は出ています。
ちなみに、街中で見かけるメルセデス・ベンツなど高級車のボディがやたら艶やかなのは、たいていガラスコーティングを施しているからです。
高級車でなくとも、たとえ国産コンパクトカーであっても、ガラスコーティングによって光沢が増すだけで、愛車の格が上がったように感じられます。
おまけに自分でコーティングすれば予算は1万円ちょっとで済む……施工して損はありません。
施工が終わったら、2時間は雨が降らないよう祈るだけです。
コーティングを行う前に、かならず天気予報を確認しておきましょう。
野ざらしでも構いませんが、雨を凌げるカーポートやガレージで施工・保管ができれば安心です(施工後に屋根つき駐車場がある店に移動するのもアリ)。
なお、ガラスコーティングを行えるのはボディだけではありません。
- 樹脂
- ガラス
- ライト
- メッキ
- マフラー
- ホイール
など、液剤はクルマ全体に使えます。
私はLサイズのシラザン50をコンパクトカーに使用し、3分の1ほど液剤が残りました。
安心して塗布するために、量に余裕を持って購入すると良いでしょう(コンパクトカーや軽自動車ならMでも足りるが、念のためLを買っておいたほうが安心。窓ガラスやホイールなど隅々までたっぷりコーティングできる)。
まとめ
ゼウスクリア シラザン50を使い、コンパクトカーをガラスコーティングしてみました。
率直な感想は「施工して良かった」です。
業者にくらべて5分の1程度の料金で、納得の仕上がりになったからです。
そろそろ10年を迎えようとしているコンパクトカーが、新車のような輝きを取り戻しました。
ガラスコーティングによって今後の洗車がラクになる(汚れが落ちやすくなる)点も見逃せません。
「褒めてばかりだが、欠点はないのか?」
と疑問に思った方がいるかもしれません。
強いて挙げるなら、付属シャンプーの内容量が記載されていない点は不親切だと感じました。
ラベルには「20倍に薄めて使用」との指示がありますが、内容量がわからず、ボトルに目盛もついていないため、バケツに注いだ量がわかりません。
結局、私は1900mlの水に目分量(つまりフィーリング)で100mlの付属シャンプーを入れて使用しました。
きっちり希釈したい方は、計量カップなどを使って測ると良いでしょう。
愛車に長く乗りつづけるため、あなたもぜひ、ガラスコーティングを試してみてはいかがでしょうか。
自力で施工すれば、5万円も6万円も、まして10万円もかかりません。
1万円程度にまでコストをグッと抑えられます。
所要時間は、洗車も含めてトータルで1時間程度です。
市販のコーティング剤はいくつも存在しますが、迷ったら評価が高いゼウスクリア シラザン50を選んでおけば間違いありません。
私が今回使ったのもシラザン50です。
商品はネット通販サイトAmazonのほか、メーカーの公式Webサイトからも購入できます。
Amazonでもメーカーのサイトでも、お好きなほう(料金が安いほう)をお選びください。
以上、ゼウスクリア シラザン50でガラスコーティングを施した感想でした。
【結論】ガラスコーティングの費用を抑えたい方におすすめ。業者にくらべて半額以下で済むし、説明書のとおりに施工すればまず失敗しないから。スプレーするだけで本格ガラスコーティング。ぜひ試してみては?