どうせ3日で汚れる。洗車する意味はあるのか?

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洗車は、無意味です。

クルマを洗うのは、家の前に立っている樹木を洗うようなもので、なんの意味もありません。

 

まずは、

  • 部屋
  • 風呂場
  • 洗濯槽
  • キッチン周り
  • エアコンフィルター

など自宅をキレイに掃除して、それでも時間が余ったら、"暇つぶし"に洗車をすればじゅうぶんでしょう。

 

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というのも、自宅の汚れはカビやダニが繁殖する原因となり放っておくと不健康ですが、車のボディについた砂を放っておいたところで、身体にはなんの害もないからです。

 

そこでこの記事では、

  • 洗車をすると良いことがあるのか
  • なんのために車を洗うのか

など、「洗車する意味はあるのか」をわかりやすく解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

洗車する意味はあるのか

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わざわざ時間やお金をかけてまで、車を洗う必要はありません。

 

どれだけボディをピカピカに磨きあげても、

  • 黄砂
  • 鳥のフン
  • ブレーキダスト

などが付着して、車は2〜3日で薄汚くなります。

屋外には、クルマを汚すさまざまな要因があり、これらをすべて避けるのは不可能です。

 

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運転せずにガレージ保管してあるスーパーカーやクラシックカーでもない限り、車のボディが汚れるのは仕方ないでしょう。

 

部屋の床にホコリが溜まるのとおなじように、車のボディにもまた、ごく自然と汚れが付着していきます。

 

洗車するメリットは「気分」だけ

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洗車をして得られるのは、「スッキリした気分」ただそれだけです。

 

いっぽう、洗車をしてわれわれが失うのは、時間と体力、それからお金です。

失うものと得るものが見合っていません。 

 

スッキリした気分が持続するのも2〜3日程度で、車のボディはすぐ汚れ、私たちは「せっかく洗車したのにもう汚くなった」といった嫌な気分に襲われます。 

 

たとえば、お風呂の掃除をサボったとしましょう。 

湿気が溜まりやすい浴室の床や壁には、あっという間にカビが生えます。

 

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カビがまき散らすカビ胞子を吸い込んで、体内に入れてしまうと、アレルギーを発症しかねません。

カビを放置していると、健康を害する恐れがあるのです。

 

ゆえに浴室は、

  • 水切り
  • 換気
  • 掃除

などを行い、いつでも清潔に保っておくべきだといえます。

 

自動車が汚れていても実害はない

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では、自動車の汚れはどうでしょうか。 

車のボディがどれだけ汚れていても、私たちが被る実害はほとんどありません。

 

ただクルマを見て自らが「汚ねぇ」と感じ、他のドライバーや歩行者からも「汚ねぇ」と思われるだけです。

健康被害はなく、ボディからカビが生えることもなく、また、誰にも迷惑をかけていません。

 

もしクルマではなく、自身の髪や体を3日間洗わなかったら、これは問題です。

風呂に入らず出社したら、髪や肌のベタつき、体臭のキツさなどを上司に注意されることでしょう。

 

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不潔さや悪臭は他の社員にとって迷惑です。

風呂嫌いで不衛生な人間と、おなじ職場でいっしょに働きたい人などいません。

 

ただし車なら、3ヶ月間1度も洗っていなくても、誰からのお咎めも「なし」です。

理由はシンプルで、車が泥だらけだとしても、人様にはなんら迷惑をかけていないからです。

 

 

車よりも優先してキレイにすべきもの

「車を大事にしたいから、洗ってピカピカにしておきたい。砂だらけでは車が可哀想だ」

こう感じるとしても、やはり、洗車する必要はありません。 

 

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なぜなら洗車することによって、愛車を傷つけかねないからです。

ちょうど、服が傷む原因ナンバーワンが「洗濯」であるのとおなじです。

 

Tシャツやパーカーをただ着ているだけで、襟が伸びたり、毛玉ができたりはしません。

洗濯機に入れて激しく洗うから、服は傷むわけです。

 

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車もおなじで、良かれと思って行っていた洗車で、いわゆる「洗車キズ」をボディへ付けるハメになりかねません。

余計なことはしないに限ります。 

 

車を洗う優先順位は、ラストで構いません。

私たちに与えられている時間は有限であって、メリットの乏しい洗車に時間を割いている場合ではないのです。

 

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クルマをピカピカに磨くのは、髪を乾かすためのドライヤーをピカピカに磨くようなもので、たいへん無意味です。

 

たとえば健康に関わるもの

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洗車に時間をかけるくらいなら、食器洗いを丁寧に行ったほうが良いといえます。 

 

なぜなら、食器にこびりついている汚れや洗剤のすすぎ残しは、そのまま次の食事で食べ物といっしょに体内へ入るからです。

隠し味に「食器用洗剤」が使われている野菜炒めは、私たちの体を痛めつけます。

 

ですので、食器に汚れが残らないよう、箸やお皿をゴシゴシと洗い、しっかり洗剤を流すべきです。

 

それから、クルマよりも先に、部屋に溜まったホコリを掃除すべきです。

放置しておくと、ホコリのなかでダニが繁殖しかねません。

 

ダニの死骸や糞が舞っている部屋の空気は、不衛生で、不健康で、不潔です。

 

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部屋のホコリを無視して洗車するのは、まるで家が燃え上がっているのを(火事を)無視して洗濯物をたたんでいるようなもので、優先順位を間違っているといえます。 

 

家のなかでゴキブリに遭遇したくないなら、キッチンの掃除もマストです。

キッチンの油汚れ、コンロにこびりついた食べ物のカス、グリルの焦げなどは、すべてその"ニオイ"がゴキブリを誘うからです。

 

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車のボディが汚くても車内にゴキブリは出ませんが、キッチン周りが汚いと、部屋にゴキブリが出る恐れがあります。

ご注意ください。

 

最後に、エアコンのフィルターはどうでしょうか。

エアコンのフィルターに埃が溜まっていると、空気が通りにくくなり、冷暖房効率が落ちます。

夏は室内が涼しくならず、冬は暖かくならない、ということです。

 

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チェックして汚れていたら、まずエアコンのフィルターを掃除しましょう。

車の汚れは後回しにして構いません。

 

まとめ

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洗車の無意味さについてお伝えしてきました。

 

自動車のボディが汚れているからといって、

  • 健康を害する
  • 燃費が悪くなる
  • 車内に異臭が漂う
  • 故障しやすくなる
  • 警察官に停車を求められる
  • 運気が下がって不運に見舞われる

といったデメリット(実害)が生じるわけではありません。

ゆえに、車についた泥や砂は、放置していても問題ないといえます。

 

ただし例外として、

  • 鳥のフン
  • 木の実

などがボディに付着したまま放っておくと、塗装が傷む恐れがあります

 

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ボディ塗装の変色や剥がれを防ぐために、上のような汚れを見つけた場合に限り、ウェットティッシュで拭き取りましょう。

 

それから、

  • デート
  • 車を売却する

このようなイベント時にも、洗車しておくべきです。

後者は、買取査定に影響するからです(ボディが汚れていると心象が悪く、査定にマイナス影響をもたらしかねない)。

 

以上、洗車する意味はあるのか、でした。

結論。ない。車よりも先に、浴室、寝具、洗濯槽、フローリング、エアコンフィルターなど、綺麗にすべきものはたくさんある。それらをすべて掃除し終えて、暇だったら、読書か昼寝でもしよう。洗車はしなくて大丈夫。お金と時間、体力を浪費するだけだから。

 

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