敷布団の上でゲロを吐き、布団が汚れてしまった場合、どうすれば良いのでしょう。
ゲロで汚れた敷布団にたいしては、3つの対処法があります。
- 自宅で洗う
- コインランドリーやクリーニング利用
- 捨てて新品を買う
いずれか適当なものをお選びください。
この記事では、
- 敷布団はカビに注意
- クリーニングにかかる料金
など、「ゲロで汚れた敷布団はどう処理するべきか」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
ゲロで汚れた敷布団の対処法3選
まず、ゲロで汚れてしまった敷布団がよほど高級なものでない限り、捨てて買い替えるのが良いでしょう。
なぜなら敷布団を洗って乾かすには、
- 労力
- 時間
- お金
などがかかるからです。
ゲロで汚れた敷布団を苦労してキレイにするくらいなら、いっそ新品を買ったほうが早いし気分が良い、ということです。
ちょうど、地面に落としたソフトクリームを手ですくって食べるよりは、 新しいソフトクリームを買い直したほうが良いのとおなじです。
とはいえ以下では、
- 自宅で洗って乾かす
- コインランドリーやクリーニング利用
- 捨てて新品に買い替える
すべての選択肢についてご紹介します。
1. 自宅で洗って乾かす
もっともお金がかからないのは、自宅で敷布団を洗い、乾かす選択です。
敷布団を洗う場所は、浴室です。
まず浴槽にお湯をはって洗剤を入れ、敷布団を浸けて洗います。
もちろん、敷布団を洗えるサイズの大型洗濯機が自宅にあれば、そちらを使ってください。
浴槽では、ギュッギュッと敷布団を足で踏みつけるような洗い方をすると良いでしょう。
たいていゲロは布団の内側(綿)にまで染み込んでいるため、体重をかけて押し洗いします。
ここまでは良いとして、問題は乾燥です。
洗濯したパーカーを晴れた日に外で干しても、乾くのに1日かかったりします。
では、分厚い敷布団の場合はどうでしょう。
まず、1日干したくらいでは乾きません。
敷布団の内部まで乾かすのに、だいたい2〜3日かかります。
乾かしている2〜3日の途中で雨が降ったらアウトですし、そもそも季節が冬では、外に干しても乾きません。
洗濯物が乾きやすい夏であれば、ゲロで汚れた敷布団を洗って乾かしてみる価値はあります。
ですが、夏以外の季節だとしたら、湿っている敷布団の内部にカビが生じかねません。
カビはゲロよりも不衛生ですし、アレルギーの原因になったりもします。
せっかく苦労して洗い、干した敷布団にカビが生えたら、結局捨てて新しいものを買うハメになります。
夏場以外の「自宅で洗濯チャレンジ」は、やめておいたほうが良いでしょう。
なぜなら、乾かしている段階で敷布団にカビが生えてしまい、悪臭と闘った努力が水の泡となる可能性が高いからです。
2. コインランドリーやクリーニング利用
自宅で洗った場合にネックだった「乾燥」は、コインランドリーやクリーニングに出せば解消できます。
大型の乾燥機を使って乾燥、殺菌してくれるからです。
ただ問題なのは、洗濯と乾燥にかかる費用です。
たとえばコインランドリーで敷布団を洗って乾燥させる場合、2,000円ほどお金がかかります。
おまけに、ゲロが染み込んだ敷布団をクルマに載せて運ぶ不快感もセットです。
クルマに吐瀉物が乗っていては、快適なドライブとはいませえん。
ゲロにまみれて悪臭を放つ敷布団は、芳香剤とは真逆の存在です。
ゲロで汚れた敷布団をクリーニング店に出す場合には、敷布団のサイズや詰め物の素材によって料金が変わります。
乾燥まで含め、敷布団1枚のクリーニングにつき最低でも4,500〜7,000円ほどかかると見積もっておきましょう。
ちなみに、3,000円あれば新品の敷布団が買えます。
クリーニング料金は安いとはいえません。
3. 捨てて新品に買い替える
唾液や胃液、食べ物が混ざったゲロを浴びた敷布団は、捨ててしまうのが無難です。
たとえば、大事故を起こしてペシャンコになった自動車は、修理せず廃車となります。
落として割れてしまったマグカップも、たいていは資源物としてグッバイします。
ゲロが染み込んだ敷布団もおなじです。
つまり、寿命が来たのだ、と解釈しましょう。
割れてしまったマグカップがこれ以上使えないのとおなじで、ゲロが染みてしまった敷布団も、これ以上使えません。
なぜなら、ゲロで汚れた敷布団を洗わないのは臭くて不衛生ですし、洗ったら洗ったで今度はカビのリスクが生じますし、コインランドリーやクリーニングに出すくらいなら買い直したほうが安上がりだからです。
Amazonにはこんな敷布団が売っています。
厚み10センチとボリュームがあって体に優しいのが特徴です。
以上、ゲロで汚れた敷布団はどう処理するべきかでした。
結論。高級敷布団がゲロで汚れた場合を除き、捨てて新品に買い替えるのが吉。嘔吐してしまったのがあなたなら、どうかお大事に。
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