寝具としては、敷布団よりもベッドのほうが優れています。
たとえばベッドは、
- マットレスが体圧を分散する
- 床の冷たさが体に伝わらない
などの点において敷布団よりも優秀です。
では、敷布団がベッドに勝てる分野はないのでしょうか。
もちろん、敷布団には敷布団ならではの長所があります。
この記事では、
- 安い
- 部屋を広く使える
など、「敷布団のメリット」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
敷布団にも2つだけメリットがある
敷布団は、デメリットが目立つ寝具です。
- 床や畳の冷えが伝わる
- 片づけの手間がかかる
- 膝や腰に負担がかかる
これらすべて敷布団の短所です。
ゆえに睡眠の質を高めたい人は、敷布団ではなくベッドで寝たほうが良いでしょう。
たとえるなら、ダイエットをしたい人は、ジュースではなく水やお茶を飲んだほうが良いのとおなじです。
そんな残念な敷布団にも、
- 安い
- 部屋を広く使える
これらのメリットが存在しています。
1. 安い
敷布団のメリットは、その安さにあります。
というのも、敷布団を買うだけで寝れてしまうからです。
ベッドの場合はそうもいきません。
- ベッドフレーム
- マットレス
- ベッドパッド
- 敷きパッド
など、ベッドで寝るためには揃えるべきアイテムが複数あり、そのぶんだけお金がかかります。
たとえるなら、趣味です。
趣味が「ブログを書くこと」なら、スマホやパソコンが1台あればじゅうぶん事足ります。
ブログの執筆にほとんどお金はかかりません。
いっぽうで趣味が熱帯魚の飼育であれば、
- 水槽
- ヒーター
- ろ過装置
- 水質調整剤
など準備すべきものが多く、これらの購入にお金がかかります。
もちろん、魚を買う費用やエサ代もかかります。
寝具にかけるお金を削りたい場合には、買うべきものが多いベッドではなく、シンプルな敷布団を選ぶべきです。
お金をかけず趣味を楽しみたいなら、熱帯魚を飼育するよりも、ブログを開設したほうが良いのとおなじです。
2. 部屋を広く使える
敷布団の強みは、折り畳めることです。
敷布団は畳んで押し入れにしまっておけれるので、そのぶん部屋のスペースを広く使えます。
ワンルームなどの狭い部屋にベッドを置いたら、居住空間の50%以上をベッドに占められてしまいかねません。
ワンルームの室内にドカッと鎮座するベッドは、はっきりいって邪魔です。
筋トレやちょっとした運動を部屋で行おうにも、ベッドが邪魔でスペースが足りず、室内ではできません。
いっぽうで敷布団なら、寝るときだけ敷き、起きたら収納できるので、生活の邪魔にならない点で優れています。
起きてからマットレスを壁に立てかけ、ついでベッドフレームをバラバラに分解してクローゼットに収納する人は、この世にいないでしょう。
なぜなら、面倒だからです。
ゆえに、ササッと収納できるのが敷布団の強みだといえます。
ただし、敷布団のグレードアップ版として「折りたたみベッド」を買う手もあります。
敷布団以上の寝心地、快適性を確保しながらも、日中は折りたたんでおいて(敷布団のように)部屋を広く使えるのが、折りたたみベッドの特徴です。
Amazonでは、アイリスオーヤマの折りたたみベッドが売っています。
まとめ
敷布団のメリットをお伝えしてきました。
- 値段が安いこと
- 部屋を広く使えること
これらが、敷布団で寝るメリットです。
ですので、寝具にかけるお金を安く抑えたい方、狭いワンルームに住んでいる方などは、敷布団の恩恵に与れるはずです。
ただし寝具として優れているのは、敷布団よりもベッドです。
たとえるなら、ハイヒールよりもスニーカーのほうが、散歩に適しているようなものだといえます。
所持金が、お賽銭で投げる程度の金額しかなかったり、部屋が、刑務所の独房のように狭かったりしない限り、ベッドを買って寝るのが良いでしょう。
なぜなら、ベッドのほうがぐっすり眠れるからです。
以上、敷布団のメリット2選でした。
結論。安くて収納できるのが敷布団の良さ。所持金がお賽銭で投げる程度の金額しかなかったり、部屋が刑務所の独房のように狭かったりしない限り、ベッドを買って寝るべき。
敷布団で寝るデメリットについて、当サイトにはこんな記事があります。
ベッドの使い方に関して、当サイトにはこんな記事があります。