『放っておくと怖い症状大全 早期発見しないと後悔する病気のサインだけ集めました』の要約と感想

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左肩に急激な痛みが生じたら、心筋梗塞を疑うべきだといいます。

においがわかりづらくなったら、認知症の始まりかもしれないそうです。

 

このような、放っておくと怖い病気のサイン44種類が本書には載っていました。

 

この記事では、秋津壽男著『放っておくと怖い症状大全 早期発見しないと後悔する病気のサインだけ集めました』の要約と感想をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

『放っておくと怖い症状大全 早期発見しないと後悔する病気のサインだけ集めました』の要約と感想

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まずは本書の要約から。

 

寝たきりや要介護につながる病気やがん、生活習慣病、突然死などのリスクを下げるには、できるだけ早く体の異変に気づくことが重要だ。

体からのSOSに気づけるかどうかが、運命の分かれ道となる。

 

早期発見したい病気のサイン44種類を集め、症状や受診科について解説する。

 

以上がおもな内容です。 

  • 胃がん
  • 口腔がん
  • 子宮がん
  • 肝臓がん
  • 大腸がん
  • 大動脈解離
  • 脳腫瘍
  • くも膜下出血
  • 狭心症

など、恐ろしい病気や症状のサインを学べます。

 

大地震が起こる前兆とされている雲の形はアテになりませんが、本書に載っている症状が出たら、悠長になどしていられません。

なぜなら、生きるか死ぬかを左右する危機的状況だからです。 

 

生き延びるうえで大切なのは、病気に関する「知識」です。

 

怖い病気のサインを広く学べる

循環器系の病気、がん、認知症、痛風、バセドウ病など、幅広い病気のサインが記されていました。

 

たとえば、急に暑がりになった場合、バセドウ病を発症している恐れがあるといいます。

バセドウ病は甲状腺の病気であり、患者は女性が多いそうです。

 

あるいは、急に視野が欠けたら脳腫瘍を、ふつうに歩くだけで息切れがしたら心不全を、足の親指がムズムズ、ピリピリしたら痛風を、それぞれ疑うべきとも著者は述べていました。

 

このように、さまざまな"恐ろしい病気"の予兆やサインをまとめて学べるのが、われわれが本書を読むメリットです。

 

私たちが自分の「死因」をあらかじめ知れたら良いのですが、残念ながら、いつなにが原因で命を落とすのかはわかりません。

大動脈解離で死ぬのかもしれませんし、前立腺がんでこの世を去るのかもしれません。

 

どんな病気を発症するかわからない以上、さまざまな病気についての知識を持っておいたほうが良いといえるでしょう。

 

 

「知っているかどうか」が運命の分かれ道

私たちがより良く生きようとしたら、一にも二にも知識が欠かせません。

 

たとえば、法律上はどこからが"不倫"に該当するのかは、知らないよりも知っていたほうが良いでしょう。

不倫のリスクを知っていれば、理性を働かせ、不貞行為を思いとどまることができるかもしれません。

 

離婚したうえで慰謝料300万円を支払うハメになるなら、そもそも不倫なんてしないほうがマシです。

 

あるいは、家電量販店で電化製品を買うよりも、ネット通販で買ったほうが安く手に入れられる事実も、知っておいて損はありません。

  • 現金かクレジットカードか
  • 賃貸か持ち家か
  • 会社員か自営業か
  • 値上がり益か優待狙いか

など、世の中には知っているだけで得をする情報が溢れています。

 

その最たるものが、本書に載っている「病気のサイン」なのではないでしょうか。

というのも、命に関わる問題だからです。

 

ネット通販が安いと知らずに家電量販店でドライヤーを買ってしまっても、数千円のお金を損するだけで済みます。 

がしかし、病気の初期症状に関して無知だと、治療が遅れ、命を落とす恐れがあります。

 

ドライヤーとがんの初期症状では、「知っていたら良かった」の次元が異なります

 

  • どの芸能人が不倫した
  • どこそこのスーパーが安いらしい

そんな知識をインプットするより先に、まずは本書を読むべきなのかも知れません。

 

まとめ

ところであなたは、ふだん自動車を運転するでしょうか。

 

車のどこかに不具合が生じた場合、インパネに警告灯が点き、私たちに異常を知らせてくれます。

警告灯を見たわれわれは「これはマズい。エンジンに不具合が起きているらしい」と認識し、ディーラー等の修理工場へ持ちこみます。

 

警告灯のおかげでクルマの異変を早期発見できるので、

  • 車が炎上する
  • 車が走行不能になる

といった大事には至らずに済むわけです。

 

本書に載っているさまざまな病気の初期症状は、自動車の警告灯に似ています。

赤い便は大腸がんの、白い便は胆管がんの、生理以外の不正出血は子宮がんの、それぞれ警告灯です。

 

この警告灯に気づいて対処できるかどうかは、私たちの「知識」にかかっています。

自動車の警告灯ほど、カラダの警告灯はわかりやすくできていません

  

「大腸がんかもしれませんよ」と点滅している警告灯に、あなたは気づけるでしょうか。

  • 便が赤い
  • 直径1cmくらいの細い便が続く

これらが、大腸がんのサインだそうです。

 

以上、秋津壽男著『放っておくと怖い症状大全 早期発見しないと後悔する病気のサインだけ集めました』の要約と感想でした。

結論。『早期発見しないと後悔する病気のサインだけ集めました』は、読んでおかないと後悔するカンジでした。

 

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