こたつの掛け布団を洗う手段は3つあります。
- 洗濯機
- コインランドリー
- クリーニング
もっとも安上がりなのは「自宅の洗濯機で洗うこと」ですが、こたつ布団は大きいため、洗濯機に入らないケースも少なくありません。
結局のところ、こたつ布団はどのように洗うのが賢いのでしょうか。
この記事では、
- 洗濯機で洗うデメリット
- 専門業者に依頼する費用
など、「こたつ布団の洗い方」をわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
こたつ布団の洗い方3選
こたつ布団の洗い方は、全3パターンあります。
洗濯にかかる費用が安い順に、
- 自宅の洗濯機
- コインランドリー
- クリーニング
これら3通りです。
なるべくお金をかけずにこたつ布団を洗濯したい場合には、自宅の洗濯機で洗うのが良いでしょう。
ただし、洗濯機にこたつ布団が入れば、の話です。
1. 自宅の洗濯機
目安として、8kg以上の洗濯機でなければこたつ布団は洗えません。
こたつ布団のサイズにもよりますが、
- 5kg
- 6kg
- 7kg
このあたりの容量の洗濯機でこたつ布団を洗うのは、厳しいといえます。
こたつ布団が洗濯機に入らなければ、自宅で洗うのは諦めるしかありません。
たとえるなら、家具屋で買ったテーブルが大きくて車に積めなかったとき、自力で持ち帰るのは諦めるしかないようなものです。
大きすぎるテーブルは、配送業者に運んでもらうしかありません。
こたつ布団もおなじで、洗濯機に入らなければ、
- コインランドリー
- クリーニング
いずれかの利用を検討しましょう。
生乾き臭やカビに注意
もし自宅の洗濯機にこたつ布団が収まったとしても、まだ洗濯機の「スタートボタン」は押さないでください。
なぜなら、洗濯機に乾燥機能がついていない場合には、
- 生乾き臭
- カビ
などがこたつ布団に生じる恐れがあるからです。
冬は気温が低く日照時間が短いため、外に干していても、こたつ布団は乾いてくれません。
布団の内部に湿気が残ってしまうと、悪臭やカビが生じる原因になります。
ですので、自宅の洗濯機でこたつ布団を洗い、脱水し、コインランドリーへ持っていって仕上げに乾燥させると良いでしょう。
コインランドリーでこたつ布団を乾かすのにかかる時間は1時間程度、料金(乾燥のみ)は1,000円前後です。
乾燥を怠ると、こたつ布団にカビが生えます。
洗ってカビが生えて不潔になっていては、こたつ布団を洗った意味がありません。
カビはアレルギー発症の原因になりますのでご注意ください。
2. コインランドリー
こたつ布団が洗濯機に入らない場合、コインランドリーを利用して洗う手があります。
先述のとおり、コインランドリーでこたつ布団を乾燥させるのにかかる費用は1,000円前後です。
乾燥の前段階である洗い〜すすぎまで、こたつ布団のサイズによって500〜1,000円ほどかかるのが一般的です。
ゆえに、コインランドリーへこたつ布団を持ち込む場合には、洗濯から乾燥まで、トータル2,000円弱のコストを見積もっておくと良いでしょう。
当然ながら、それぞれのコンランドリーによって料金は異なります。
近所のコインランドリーをネット検索してみてください。
こたつ布団はサイズが大きくかさばるため、自動車でなければ持ち運びできません。
こたつ布団を抱えたまま自宅からコインランドリーまで歩くのは危険ですし、恥ずかしいですし、歩きで行って洗濯機や乾燥機が空いていなかったら最悪です。
車を持っていない方は、自宅までこたつ布団を引き取りに来てくれる宅配クリーニングサービスを使うのが良いでしょう。
3. クリーニング(宅配含む)
車を持っている方は、こたつ布団を載せ、近所のクリーニング店へ向かってください。
自ら店舗へ持ち込む場合、こたつ布団1枚につき2,000〜4,000円ほどの料金でクリーニングしてもらえます。
自動車などの移動手段がない方は、宅配クリーニングサービスを利用する手があります。
自宅まで業者がこたつ布団を取りに来てくれて、クリーニングが終わったら、ふたたび自宅に届けてくれます。
こたつ布団を持ち込む手間がかからない宅配クリーニングは、1枚につき8,000円前後の費用がかかります。
料金はけっして安くないものの、宅配クリーニングは、便利だとはいえるでしょう。
現代社会は、要らなくなった、
- 本
- CD
- DVD
- 洋服
- バッグ
なども宅配買取をしてくれる時代です。
自ら用意した段ボール箱に売りたいモノを詰めるのが私たちのすべき作業で、あとは自宅まで配送業者がやってきて、段ボールを回収し、査定額が通知され、納得すれば売却成立です。
クリーニングを宅配サービスで済ませるのも、けっして珍しいことではありません。
便利なサービスはどんどん使うに限ります。
まとめ
こたつ布団の洗い方をお伝えしてきました。
- 自宅の洗濯機:0〜1,000円
- コインランドリー:2,000円
- クリーニング(持ち込み):2〜4,000円
- クリーニング(宅配):8,000円
こたつ布団を洗う場合、われわれにはこのような選択肢があります。
ただし、お金をかけてまでこたつ布団をクリーニングする必要があるのかどうかは、微妙なところです。
というのも、ニトリなどの大手家具メーカー店では、 こたつの掛け布団(新品)が3,000〜6,000円ほどで買えてしまうからです。
古いこたつ布団は捨てて、新しいこたつ布団を買うのも悪くないでしょう。
新品は清潔感がバツグンですし、これまでと違ったデザインが、部屋の雰囲気をガラッと変えてくれます。
事実、世の中には、毎年こたつ布団を捨てて新品に買い替えている人がいます。
「洗う」にくわえて、「捨てて買い替える」という選択肢も検討してみてください。
少なくとも、4,000円で買ったこたつ布団を、購入費用とおなじ4,000円をかけてクリーニングするのは馬鹿げています。
100万円で買った自動車を100万円かけて修理するようなものですので、だったらいっそ新しいものに買い替えたほうが良いでしょう。
以上、こたつ布団の洗い方でした。
結論。洗濯機、コインランドリー、クリーニング。洗濯機がもっとも安上がりだが、乾燥に注意。天日干しではカビが生えるリスクがあるので、自宅の乾燥機を使うか、なければコインランドリーの乾燥機を使いたい。洗うのは諦めて、新品に買い替えるのもアリ。
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