冬のこたつには「火事」を引き起こす危険性があった

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「火」を使わないため油断しがちですが、じつはこたつには、火災を引き起こすリスクがあります。

 

発火して燃え上がったこたつは、「暖かい」を通り越し、「熱い」の域に達します。

いくら冬が寒いとはいえ、誰もこたつにそこまでの(火を吐くほどの)暖房性能は求めていないはずです。

 

たとえば、クルマは便利は移動手段ですが、ドライバーが運転を誤ればクルマは凶器になりえます。

こたつもおなじで、正しく使わないと発火し、メラメラと燃え、家を全焼させる恐れがあります。

 

この記事では、

  • 座椅子を押し込んで燃える
  • 衣類を入れて燃える

など、「こたつに潜む火事のリスクと予防法」をわかりやすく解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

こたつに潜む火事のリスクと予防法

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よく「こたつは人をダメにする」といいますが、こたつのデメリットとしては初級で、取るに足りません。

私たちが恐れるべきは、最上級のデメリット「こたつは家を(ときには人も)灰にする」です。 

 

ダメ人間は春になって気温が上がれば更生しますが、燃えカスになった自宅や肉体は、元に戻りません。

 

事実、総務省消防庁によると、平成26〜30年までの5年間で、電気こたつが原因となった火災が192件起きているといいます。

192件のなかには、死者が出た火災もあります。

 

こたつから火が出る原因は、

  1. こたつに座椅子を押し込む
  2. こたつで衣類を乾燥させる
  3. ヒーター部分にほこりが溜まる

たいていはこのいずれかです。

扱いに注意し、こたつによる火事を防ぎましょう。

 

1. こたつに座椅子を押し込んで燃える

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電源が入っているこたつに、座椅子をグッと押し込みます。

 

このとき、こたつの掛け布団もいっしょに中へ押し込まれ、ヒーター部分にあたって高温になり、布団が発火することがあります。

 

「こたつの熱くらいで布団が燃えるなんて信じられない」

そう感じる方もいるでしょう。

 

信じられないかもしれませんが、内部に押し込まれたこたつ布団は、ほんとうに燃えます。

こたつ布団が発火するまでの様子をおさめた実験映像がネット上で公開されていますので、興味のある方は、そちらを見てみてください。

 

そして、こたつのなかに、

  • 座椅子
  • 座布団

などを押し込まないようご注意ください。

 

 

2. こたつに衣類を入れて燃える

こたつのなかにシャツやズボン、下着、タオルなど、衣類を入れるべきではありません。

なぜなら、衣類に火がついて火災につながる恐れがあるからです。

 

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たとえば世の中には、洗濯物を乾燥させようとして、電源が入ったこたつのなかに衣類を入れる人がいます。

 

こたつのなかに置かれた衣類は、先ほどの「こたつ布団」のように温度が上昇し、やがて燃えます。

ヒーターに熱せられつづけた衣類の温度は250℃を超えますので、火が出るのも無理はありません。

 

ちなみに、私たちがふだん入っているお風呂の温度が42℃、グツグツ沸騰しているお湯が100℃です。

250℃というのは、オーブンの最高温度に匹敵します。 

オーブンに服を入れたら燃えるのは、誰でも想像できることでしょう。

 

乾きにくい冬の洗濯物は、

  • 衣類乾燥機
  • コインランドリーの乾燥機

などを使えばじゅうぶん乾かせます。

間違ってもこたつ内では乾燥させないようご注意ください。

 

それから、ビールジョッキを冷蔵庫で冷やすような感覚で、下着やパジャマをこたつに入れて温める人もいます。

お風呂上がりにポカポカの衣類を身につけたいから、です。

 

こちらも上とおなじで、燃える危険があるため控えておきましょう。

もし入浴中にこたつから火が出ても、火災にすぐ気づけないため、そのまま炎が燃え広がってしまう恐れがあります。

 

お風呂上がりにどうしてもポカポカパジャマが着たい方は、電源を切ってからこたつのなかにパジャマを入れるのが無難です。

パジャマは余熱で温めましょう。

 

そもそも、こたつの熱で250℃まで温度が上がったパジャマなど、熱くて着れたものではありません。

 

3. ヒーター部分にほこりが溜まって燃える

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こたつの裏側に設置されているヒーターを、たいていの人が掃除しないまま使っています。 

なぜなら、ヒーターはふだん目につかないからです。

 

私たちの視界に入らないため、ほこりが溜まっていることにも気づけません。

ヒーター部分に溜まったほこりが高温になって出火し、燃えて火事につながることがあります。

 

たとえば、こたつを使っている最中に焦げ臭いにおいがしたことはないでしょうか。

もし焦げ臭いにおいがしたら、こたつの裏側をのぞいてヒーターをチェックしてみてください。

おそらく、ほこりが溜まっているはず(火災予備軍の危険な状態)です。

 

埃や糸くずは火災を引き起こす原因になりかねないため、最低でも年に1度は、ヒーターの掃除をしたいところです。

 

まとめ

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電気こたつは火を使わない暖房器具ですが、それでも火災の原因になる恐れがあります。

窓辺に置いてある水晶玉のせいで火事(収斂火災)が起こるようなもので、油断できません。

 

  1. こたつに座椅子を押し込む
  2. こたつで衣類を乾燥させる
  3. ヒーター部分にほこりが溜まる

これらが火災発生のリスクを高めますので、ご注意ください。

 

火事に気をつけながら今後もこたつを使い続けるか、あるいはいっそ、安全なエアコンで暖をとるか、決めるのはあなた自身です。

 

こたつにくらべてエアコンは4〜8倍、あるいはそれ以上の電気代がかかりますが、

  • 火事を起こすリスクがない
  • 部屋全体の空気を暖めてくれる 

といったメリットがエアコン(暖房)にはあります。

 

以上、こたつに潜む火事のリスクと予防法でした。

結論。座椅子を押し込まない。衣類を突っ込まない。ヒーター部分を掃除する。もしくは、暖房器具をエアコンにチェンジする。それが火災を防ぐ秘訣。

 

www.shortshortshort.jp

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