自宅が炎に包まれているところを想像してみてください。
感想を一言でいえば、「最悪な気分」ではないでしょうか。
火事はすべてのモノを奪います。
泥棒はあなたの日記帳を盗んだりしませんが、火事は日記帳すら奪っていきます。
最悪の場合には、人の命をも奪います。
火災発生を防ぐためには、「火災の原因」を知って対処することが重要です。
そこでこの記事では、
- タバコ
- コンロ
- 放火
など、「火災発生のリスクを下げる4つの知識」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
火災発生のリスクを下げる4つの知識【火事を防ぐ】
火事を防ぐためには、火事が起こる原因を知る必要があります。
火災のおもな原因はつぎの4つです。
- タバコ
- コンロ
- 焚き火
- 放火
つまり、これら4つの火の元に気をつければ、火災発生のリスクをグッと抑えられるわけです。
以下では、それぞれにたいする対処法をお伝えします。
1. タバコ
火災発生の原因としてもっとも多いのがタバコです。
火の不始末や寝タバコ(横になったままタバコを吸うきわめて怠惰な喫煙スタイル)が、火事を招いています。
タバコの火による火災を防ぐには、禁煙するのがベストです。
あなたが喫煙者であれば、ぜひこちらの本を読んで禁煙にチャレンジしてみてください。
家が全焼してからタバコを止めても、時すでに遅しです。
どうせタバコをやめるなら、火災後よりも火災前に禁煙することをおすすめします。
住処を失わななくて済むからです。
家族に喫煙者がいる方は、本をプレゼントしてあげてください。
禁煙本はラインナップが豊富です。
どれを読んでも効果が出なければ、禁煙外来の受診をおすすめします。
2. コンロ
キッチンで調理中に火災が発生するケースも多々あります。
ガスコンロを使っている家庭では、じゅうぶんな注意が必要です。
揚げ物をしていた油に引火し、炎が燃え上がり、家が全焼してしまう恐れがあります。
対処法としては、
- IHクッキングヒーターに切り替える
- 揚げ物料理を作らない
などが挙げられます。
油へ引火するリスクに備え、家庭用消化器を用意しておくのもおすすめです。
こうした対策グッズが、いざというときの明暗を分けます。
ネット通販で買えば注文してすぐ配達されますが、コンロで火が燃え上がってから消火具を注文しても手遅れです。
揚げ物料理が好きな方にとって、家庭用消化具は必需品であるといえます。
自分は大丈夫だという慢心は危険。火事になってしまった人は、みんな「自分は大丈夫」と思っていたから。
3. 焚き火
庭で焚き火をしていて、家に引火してしまうことがあります。
- 風で煽られる
- 燃え広がる
など、何が起こるかわかりません。
なお、たき火や野焼きは法律や自治体の条例で禁止となっていることが多いため、行わないのが無難です。
禁止されているのは、火を扱うのがそれだけ危険だということです。
焚き火は火災のリスクだけでなく、町内の厄介者になってしまうリスクも孕んでいます。
庭で草や枯れ葉を燃やすのは、やめておいたほうが良いでしょう。
4. 放火
火災の原因には「放火」もあります。
悪意のある者によって家に火をつけられてしまうわけです。
タバコをやめ、揚げ物をやめ、たき火を我慢したとしても、放火されたら台無しです。
放火されないためには、
- 恨みを買わない
- 屋外に燃えやすいものを置かない
といった対策が有効です。
家の外にダンボールや新聞紙、雑誌など燃えやすいものを置くのは避けましょう。
放火魔の目に留まり、火をつけられる恐れがあります。
個人的な恨みを買うのも避けたいところです。
当たり障りのない人間関係を心がけましょう。
悪口は本人の耳に入るものと思い、口にしないことです。
まとめ
火災発生のリスクを下げる4つのポイントをご紹介してきました。
- タバコ
- コンロ
- たき火
- 放火
これらが火災原因の大部分を占めています。
禁煙するのも、コンロをIHに変えるのも、たき火を控えるのも、放火に気をつけるのも、家が燃えてからでは遅いといえます。
火事を経験した教訓として改めなくても、少し考えれば、これらが危険であることはわかります。
つまり、
- 火事が起きてから行動を変えるか
- 火事が起きる前に行動を変えるか
ということです。
あなたはどちらを選びますか?
以上、火災発生のリスクを下げる4つの知識でした。
【結論】禁煙して、消化器買って、たき火やめて、ダンボールをしまったら、どうやって火事になるというのだろう。
消化器を買って数千円のお金を手放すか、家をファイヤーさせて数千万円のお金を手放すか。
賢明な判断はどちらでしょうか。
家庭用消化具は、家族や友人へのプレゼントにも最適です。
火事の夢と宝くじの当選について、当サイトにはこんな記事があります。