【なぜ】映画館で「端っこの座席」に座る人の心理4選

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それほど中央あたりが混み合っているわけでもないのに、映画館で端の席に座る人がいます。

 

「スクリーンの真正面に座ったほうが観やすいのに……ヘンな人だな」

と彼/彼女らを不思議に思うかもしれません。

 

端っこに座ればスクリーンを斜めに観ることになるわけで、映画が終わるころには目や首が疲れてしまいそうです。

 

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もちろん、端っこを好む人たちは、それぞれに「理由」があって端の座席を選んでいます。

考えも無しになんとなく端に座っているわけではありません。

 

では端っこの席を選ぶ理由とは、いったいどんなものなのでしょう。

ゼッタイにど真ん中を選ぶ私たちでも、彼/彼女らの考えに納得できるのでしょうか。

 

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この記事では、

  • 上映中トイレに行きやすいから
  • 近くに人がいると気が散るから

など、「映画館で端っこの座席を選ぶ人の心理」をわかりやすく解説します。

中央ではなくあえて列の端に座るメリットを知るため、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

映画館で端っこの座席に座る人の心理4選

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映画館であえて人気がない端っこの席に座る人には、次のような考えがあります。

 

  1. 上映中トイレに行きやすい
  2. 災害が起こったときに逃げやすい
  3. 近くに人がいると集中できない
  4. エンドロールが流れたらすぐ帰りたい

端っこの座席は、途中で席を立ちやすいこと、周りに人が座りにくいこと、この2点が魅力だといえるでしょう。

 

もし中央の席で映画を観ていた場合、途中でトイレに行こうとすれば周りの顰蹙を買います。

隣の客に脚を引っ込めてもらわなければ通路に出られず、立ち上がることで後ろの客の気を散らします。

つまり、大迷惑です

 

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いっぽう、トイレに行きやすい端の席で鑑賞していれば、尿意を我慢する必要がありません。

 

このように端の席にも利点があるのです。

では、端っこの座席に座るメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。

 

1. 上映中トイレに行きやすい

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トイレが近い人、いわゆる頻尿の人は、映画館で端の座席を選びます。

なぜなら、もし上映中に尿意を催しても、ほかの客に気を遣わずトイレに行けれるからです。

 

席のすぐ横が通路なので、映画に集中している人々の前を横切る必要がありません。

暗闇で人の足を踏んづけたり、バッグを蹴飛ばしたりする心配も無用です。

 

たとえば新幹線の指定席を買うとき、頻尿気味の人は、窓側ではなく通路側の席を選びます

通路側ならサッと立ち上がってお手洗いに行けれるからです。

わざわざ隣の乗客に声をかけ、いったん立ち上がってもらう手間を省けます。

 

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映画館の座席選びもこれとおなじです。

ひとり離れて端っこの席に座っている人は、上映中にいきなり襲い来る尿意を警戒しているのかもしれません。

 

もし中央の席で鑑賞していたら「途中でトイレに行きたくなったら困るな……左右どっちにも人がいるし……」と不安になりますが、端っこの席に座っていれば、膀胱を気にせず映画に集中できます。

 

すなわち、小便(お腹を下しやすい人は大便)の心配をせずに映画を楽しみたい、ということです。

 

2. 災害時にすぐ逃げられる

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映画館で端っこの座席に座る人は、尿意なんてちっぽけなものではなく、火災や地震などもっとスケールの大きいリスクに備えている可能性があります。

 

たとえば1988年のハンガリーでは、上映中の映画館で火災が発生し、観客56名が犠牲になりました。

ちなみにこのとき上映していた作品は、『アントラム 史上最も呪われた映画』という曰く付きのホラー作品です。

 

「見た者は不幸になる」との噂が広まり、70年代に撮影されたまま公開されなかった映画、それをハンガリーで世界初上映したところ……上の火災が起きました。

 

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本筋から逸れるのでこれくらいにして、興味のある方は『アントラム』を調べてみてください。

「何が起こっても見た本人の自己責任」という警告付きで2020年2月に公開されています。

 

もしも映画館で火災や地震、その他犯罪などが起こったとき、逃げやすいのは端っこの席です。

危険を察知したらすかさず通路をダーッと走って出入り口にたどり着くことができます。

 

がしかし、中央の席を陣取っていたらそうはいきません。

左右に客がいて、しかも客はアクシデントでパニック状態に陥っているため、通路に出るまで時間がかかります。

 

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2012年には米コロラド州で『ダークナイトライジング』の上映中に銃乱射事件が起き、12名が命を落としています。

 

映画館で実際に起きた事件や事故を知れば知るほど、そして心配性であればあるほど、「避難しやすい端の席」を選びたくなるのかもしれません。

 

端っこの座席に座っている人は、危機管理能力が高い(すなわち臆病者の)可能性がある、ということです。

 

そんな発想はなかったかもしれませんが、じつは映画館で中央の席に座るのは"それなりに勇気がいること"なのです。

ど真ん中の席に座る私たちは、彼/彼女らの目に"命知らず"として映っていることでしょう。

 

 

3. 集中して映画が見たい

端っこの席に座る人は、尿意や災害を恐れているのではなく、ただ映画に集中したいだけかもしれません。

というのも、端っこの席は不人気で、たいてい近くに誰も座らないからです。

 

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だから、隣のお客がポップコーンを食べる音や、前のお客が首のストレッチをする動作に気を取られずに済みます。

集中力を途切らせることなく映画の世界に終始没入できる、それが人気のない端っこの席の魅力です。

 

端の席に座る人を観察してみると、"映画が大好きなこだわり満載の頑固オヤジ"といった風貌をしていることに気づくでしょう。

映画鑑賞を妨げられたら堪らんからな……ってなもんです。

 

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もしほかのお客の動きや音、気配が気になって映画に集中できず悩んでいるなら、端の席に座るのが良いかもしれません。

ストレスフリーで映画を楽しめます。

 

ちなみに、「近くに人がいないから映画に集中できる」のは端っこだけでなく、最前列の席にも当てはまります

が、最前列はおすすめしません。

鑑賞していて首が疲れるからです。

 

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これまで中央に座る人こそ"こだわりの強い映画好き"だと思っていませんでしたか?

列の端っこは"とりあえず見れりゃ良い人の席"だとあしらっていませんでしたか?

 

いやいやどうして、本当にこだわりが強い本当に頑固な映画好きこそ、端っこの席を選ぶのかもしれません。

 

そんな彼/彼女らの目には、中央の席を取って喜ぶ私たちなど"まだ真ん中に喜んでいる素人"に映っていることでしょう。

まるで500円玉をゲットしてはしゃぐ小学1年生みたいなものです。

 

4. エンドロール開始と同時に帰りたい

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世の中には、エンドロールを最後まで見る人と見ない人、2通りの人間がいます。

 

そしてエンドロールが終わるまで待ってなどいられない人は、端っこの席を選びます。

なぜなら、エンドロールの開始と同時にすぐ退席できるからです。

 

中央の席に座っていた場合、自由に帰ることはできません。

隣のお客の前を通って視界を遮ろうものなら、「どうしてあと2〜3分待てないのか」と反感を買うことでしょう。

もしスニーカーを踏んづけたり傘を倒したりしたらもう、一触即発です。

 

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多くの観客はエンドロールが終わるまで席を立たないため、中央に座りながら「隣の人が帰ってエンドロール中に通路が開くこと」には期待できません。

だから、最初から通路に近い端の席に座ります。

 

よほどせっかちな性格か、10分後の電車に乗らなければならない事情があるのか、そんなところでしょう。

 

もし端に座っているのにエンドロール終了まで残っている人物がいたら、その人は頻尿か心配性、あるいは映画マニアのいずれかです。

 

 

まとめ

映画館で端っこの座席を選ぶ人には、

  1. 上映中トイレに行きやすい
  2. 災害時に逃げやすい
  3. 近くに人がいると集中できない
  4. エンドロールが流れたらすぐ帰りたい

このような思惑があります。

 

もちろん、端っこに座る全員が全員なんらかの考えを持っているわけではありません。

ただ映画館が混んでいて、中央がほとんど埋まっていたから仕方なく……というお客もいることでしょう。

 

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さほど混んでいるわけでもなく、中央の席が空いているのに端に座る人物がいたら、上のいずれかに該当すると考えて間違いなさそうです。

もし「端っこの座席を選ぶ利点」を知って感化されたなら、次回、試しに端に座ってみてはいかがでしょう。

 

尿意に怯えることなく、いつでも避難できる安心感に包まれ、脚の組み替えやポップコーンの咀嚼音に気を取られたりせず、見ても得しないエンドロールに耐える必要もないため、なんだかんだ快適に過ごせるかもしれません。

端っこの座席は、ストレスが少ない座席です。

 

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以上、映画館で端っこの座席に座る人の心理でした。

【結論】頻尿の人が選ぶ席。心配性な人が選ぶ席。神経質な人が選ぶ席。せっかちな人が選ぶ席。それから、上映開始直前に到着した人が仕方なく選ぶ席。それが端っこの席。中央にはない快適さがそこにはある。

 

ネット通販サイトAmazonでは、件のホラー映画『アントラム』のBlu-rayが売っています。

「まだ生きてます」と生存者のレビューがあることから、呪いのビデオのように観たからといってこの世を去るわけではなさそうです。

ただし、何が起こっても自己責任です。

 

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