新型ルーテシアの「走り」を解説【速いのか?】

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2020年に日本での販売がスタートしたルノー新型ルーテシアは、速いのでしょうか、それとも遅いのでしょうか。

 

新型ルーテシア インテンスに搭載されているエンジンは、

  • 最高出力:131ps
  • 最大トルク:240Nm

ご覧のスペックとなっています。

排気量1,333cc、直列4気筒のターボエンジンです。

 

とはいえ、数字だけを見ても「速いのかどうか」がいまいちピンと来ないかもしれません。

相対的な速さを知るためにはライバル車と比較する必要がありますし、走りには車両重量も関わってきます。

 

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そこでこの記事では、

  • ルーテシアのパワーウェイトレシオ
  • 国産コンパクトカーより速いのか?

など、「新型ルーテシアの走り」についてわかりやすく解説します。

ぜひクルマ選びの参考にしてみてください。

 

 

新型ルーテシアの走りはどう?

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新型ルーテシア インテンスは、コンパクトカーのなかでは「速いほう」だといえます。

というのも、コンパクトカーで「ターボエンジン」を搭載している車がほとんどないからです。

 

ターボエンジン車といえば、

  • ルノー ルーテシア
  • プジョー 208
  • フィアット 500
  • マツダ MAZDA2 XD
  • スズキ スイフトスポーツ

コンパクトカーならこのあたりです。

 

もちろん、これらの自動車が自然吸気エンジンのクルマより速いのは言うまでもありません。

いわば"コンパクトカー界の俊足たち"です。

 

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では、プジョー208やMAZDA2と比較したとき、ルーテシアの走りは「速い・遅い」どっちなのでしょうか。

 

ライバル車と比較【輸入車】

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新型ルーテシアは1,333ccの直列4気筒ターボエンジンを搭載し、

  • 最高出力:131ps
  • 最大トルク:240Nm

ご覧のスペックを誇っていました。

 

たいしてプジョー208は、

  • 1,199cc直列3気筒ターボ
  • 最高出力:100ps
  • 最大トルク:205Nm

この通りで、ルーテシアよりも馬力、トルクともに劣っていることがわかります。

速いのは、新型ルーテシアです。

 

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続いてフィアット500 TWINAIRは、

  • 875cc直列2気筒ターボ
  • 最高出力:85馬力
  • 最大トルク:145Nm

このように、"軽自動車よりもちょっと速い"程度のパワーしか有していません。

ルーテシアの圧勝だといって良いでしょう。

 

したがって輸入コンパクトカー部門では、プジョー208、フィアット500を抑えて新型ルーテシアの勝利です。

引きつづき、パワーのある国産コンパクトカーと比較してみましょう。

 

 

ライバル車と比較【国産車】

新型ルーテシアをスズキのスイフトスポーツと比較したらどうでしょうか。

 

スイスポは評価が高いホットハッチです。

  • 1,371cc直列4気筒ターボ
  • 最高出力:140ps
  • 最大トルク:230Nm

馬力ではルーテシアを9ps上回っていますが、トルクはルーテシアに10Nm劣ります。

 

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がしかし、スイフトスポーツとルーテシアでは車両重量が大きく異なります。

  • ルーテシア:1,200kg
  • スイフトスポーツMT:970kg

ボディが軽いのはスイフトスポーツです。

ゆえに、スイフトスポーツのほうが新型ルーテシアよりも「速い」といって良いでしょう。

 

たとえるなら、おなじ足の速さの人間が2人いたとき、10kgのリュックを背負うAと15kgのリュックを背負うBとでは、Aのほうが速く走れるようなものです。

 

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ルーテシアとスイフトスポーツの重量差230kgはけっして小さくありません。

体重60kgの大人4人ぶんの差です。

 

つまり、スイフトスポーツに大人4人が乗車してようやくルーテシアとおなじ重量になる、ということです。

ボディサイズは、新型ルーテシア、スイフトスポーツともに3ナンバーに該当します(コンパクトカーのなかでは大きめ)。

 

ちなみにパワーウェイトレシオ(車両重量÷馬力)を計算してみると、

  • ルーテシア:9.16kg
  • スイフトスポーツ:6.93kg

ご覧のとおり、スイフトスポーツの圧勝です。

1馬力あたりの重量がスイフトスポーツのほうが軽い(だから速い)、ことを表しています。

 

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内外装のデザインやメーカーのブランド力はともかくとして、純粋にクルマの速さだけで選ぶならスイフトスポーツを買うのが良いでしょう。

新型ルーテシアではなく、です。

 

最後に、MAZDA2 XDと比較してみます。

  • 1,498cc直列4気筒ディーゼルターボ
  • 最高出力:105ps
  • 最大トルク:250Nm

馬力ではルーテシアに26ps劣っていますが、最大トルクはMAZDA2が10Nm上回っています。

 

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したがって、加速が良いのはMAZDA2です。

ただし、絶対的なパワーではルーテシアに軍配が上がります(峠道などを走るときに違いが出る)。

 

ちなみに、ルーテシアの使用燃料は高価なハイオクですが、MAZDA2はディーゼル車なのでお手頃な軽油です。

軽油はハイオクにくらべて30〜35円ほど安いため、楽しい走りとガソリン代の安さを両立できるのがMAZDA2の魅力だといえるでしょう。

 

まとめ

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最後に、2020年にデビューした新型ルーテシアのスペックを改めて確認しておきましょう。

  • 1,333cc直列4気筒ターボ
  • 最高出力:131ps
  • 最大トルク240Nm

この数字は、ライバルであるプジョー208やフィアット500を上回っています。

MAZDA2のディーゼル車とはほとんど互角で、スイフトスポーツには劣ります。

 

とはいえ、それでも新型ルーテシアが「速い」ことには変わりません

世の中には、軽自動車や自然吸気エンジンのコンパクトカーなど「ルーテシアより遅いクルマ」に乗っている人がゴマンと存在します。

 

サーキットへ持ち込むわけではなく、安全運転で一般道を走るだけなら、ルーテシアのパワーで充分です(充分すぎるくらい)。

もし一般道でルーテシアの底力を発揮したら、警察のお世話になることでしょう。

 

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したがって、ある程度の速さを超えたクルマを選ぶ際には、パワーではなく「運転の楽しさ」が重要になります。

  • ステアリング操作
  • ブレーキの効き方
  • エンジンの吹け上がり
  • 曲がる際のロール
  • 足回りの硬さ

などは「人それぞれの好み」があるため、実際に運転してみなければわかりません。

 

新型ルーテシアを運転したことはありますか?

まだ乗った経験がなければ、ぜひディーラーへ行ってルーテシアの試乗車を運転してみてください。

 

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興味があれば、比較対象としてスイフトスポーツやMAZDA2にも試乗しましょう。

スイフトスポーツは約55万円、MAZDA2なら67万円ほどルーテシアよりも安く買えます(車両価格の差額)。

 

どのクルマに試乗するとしても、まずはスマートフォンからメーカーのWebサイトへアクセスし、試乗予約を済ませましょう

ちょうど、美容院や歯医者の予約を入れるのとおなじです。

 

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あわせて、Webサイトではディーラーに置いてある試乗車のグレード、カラー、トランスミッションなども確認できます。

自分が狙っているモデルが試乗車かどうか、ネット上でチェックしてみてください。

 

クルマの下取り・売却で損をしないためのポイント

クルマの下取りや売却で損をしないために大切なのは、一社ではなく、複数の買取業者に査定してもらうことです。

実際、私がコペンローブを売却した際には、業者によって査定額に31万円の差がありました。

 

想定を超える査定額が出たら、

  • グレードを上げる
  • 高価なオプションを付ける

など、つぎのクルマ選びで贅沢ができるかもしれません。

査定=売却確定ではないので、気軽に愛車の価値をチェックしてみてはいかがでしょう。

 

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以上、新型ルーテシアの走りについてでした。

【結論】コンパクトカーのなかでは速いほう。MAZDA2とは互角か若干上だが、スイフトスポーツには劣る。速さは感覚的なものなので、ディーラーで試乗するのが一番。ルノーには「メガーヌR.S.」というさらに速いクルマもある。速さにこだわるならメガーヌも検討してみては。

 

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アバルト595の速さに関して、当サイトにはこんな記事があります。

一般的なコンパクトカーではない(ややマニアックである)ため今回は外しましたが、走りに刺激を求めるならアバルト595も視野に入れてはどうでしょう。

 

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ルーテシアの燃費と維持費について、当サイトにはこんな記事があります。

 

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ルーテシアの購入を後悔するリスクに関して、当サイトにはこんな記事があります。