【7万円高】スイフトスポーツで「AT」を選ぶのはダサいのか問題

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もしスイフトスポーツが駐車場で5回も6回も切り返していたら、ダサいといえます。

まるで「お洒落で高いジャージを着ているクセに運動音痴」みたいなもので、見掛け倒し(見た目に実力が伴っていない)からです。

 

スイフトスポーツに乗ってるのに運転ヘタなんだ……と周りからバカにされることでしょう。

 

それにたいして、MTじゃなくATのトランスミッションを選択しているからダサい、ということはありません。

なぜなら、マニュアル車に乗っているオーナーのほうが偉い、なんて決まりはないからです。

 

むしろ、見栄とプライドで背伸びしてMTを選んだ結果、上のように駐車場でモタモタするほうがよほど恥ずかしいといえます。

 

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MTよりATのほうが性に合っている(もしくは運転免許がAT限定)なら、周りの意見など気にせずオートマを選ぶのが良いのではないでしょうか。

 

この記事では、

  • スポーツカーはMTに限る?
  • オートマに乗っていたらバカにされる?

など、「スイフトスポーツでATを選ぶデメリットはあるのか」をわかりやすく解説します。

ぜひクルマ選びの参考にしてみください。

 

 

スイフトスポーツでATを選ぶデメリットはあるのか

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現行型のスズキスイフトスポーツは2017年9月に登場しました。

「スポーツ」の名がつくホットハッチということで、ご存知の通りトランスミッションは、ATにくわえてMTも選べる設定になっています。

 

こだわりの強いクルマ好きは「スポーツカーはマニュアルに限る」と主張しがちですが、いったん彼らの存在は忘れましょう。

 

スイフトスポーツでATを選ぶデメリットがあるとすれば、MTよりも車両価格が高いこと、これだけです。

スイフトスポーツのATの車両価格は、MTにたいして「71,500円高」となっています。

 

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マニュアルよりも高い値段が気にならなければ、スイフトスポーツをオートマで注文しても大丈夫でしょう。

車両価格の差を受け入れられるかどうか、ここだけが問題だといえます。

 

ちなみに、スイフトスポーツにはMT/ATともに「アダプティブクルーズコントロール(速度を一定に保つ機能)」が標準装備されており、ATだけさらに全車速追従機能がプラスされます。

 

MTには全車速追従機能がありません。

MTの場合、シフトノブでギアを変えるのはドライバー自身であって、システムに車速だけコロコロ変えられると困るからです(エンストする危険がある)。

 

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高速道路の運転をサポートする全車速追従機能がATにだけ備わっているなど、およそ7万高いだけあって装備が充実しています。

つまり、7万円はトランスミッションだけの差額ではない、ということです。

 

MTのほうが運転が楽しい?

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「MTのほうが自分でクルマを操っている感覚が強いから、運転していて楽しい」

といった他人の意見を見聞きしたことがあるかもしれません。

 

がしかし、マニュアル至上主義者の声に惑わされてはいけません

なぜなら、MTとATどちらを運転していてより楽しいと感じるかは、人によるからです。

 

たとえるなら、世の中に醤油ラーメン派と味噌ラーメン派がいるようなもので、どちらが正しいということはありません。

「マニュアルのほうが楽しいよ」は、「味噌ラーメンのほうが旨いよ」とおなじです。

 

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「スイフトスポーツでオートマを買ったら後悔するよ」は、「醤油ラーメンなんか注文したら後悔するよ」といっしょです。

事実ではなく、ただ個人の感想に過ぎません

 

だから私たちは、自分が好きなほうを選ぶまでです。

事実、世の中には「ATのほうが(MTよりも)ハンドリングに集中できるから楽しい」と感じる人もいます。

 

うまく操る自信がない不慣れなマニュアルを買い、エンストに怯え、駐車に手こずり、坂道発進で後退しないかドキドキするくらいなら、オートマを買ったほうが精神衛生上よろしいといえるでしょう。

 

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憧れていたスイフトスポーツを購入したというのに、(背伸びしてMTを買ったせいで)運転がストレスフルなものになってしまったら、せっかくの高い買い物が台無しです。

休日にドライブをしても楽しくありません。

 

 

走りを重視したAT

スイフトスポーツはATでもじゅうぶん走りを楽しめます。

マニュアルのようにクラッチ操作やシフトチェンジが不要で、交差点でエンストする心配もないので、肩肘張らずにリラックスして乗れるのがオートマの魅力です。

 

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スイフトスポーツのオートマは、低燃費というより、スポーツ走行を重視して変速制御が設定されています。

ですので、ATでもキビキビとした気持ちの良い走りが楽しめます。

 

くわえてステアリングには標準でパドルシフトが備わっているため、ドライバーが自ら任意でシフトアップ/シフトダウンを行えます。

シフトノブへ手を伸ばさずとも、ステアリングを握ったまま手元でギアを操作できるのです。

  • 峠道の走行
  • 高速道路でエンブレを効かせたいとき

こうした状況でパドルシフトが役立つことでしょう。

 

それから少し専門的なところでは、スイフトスポーツに搭載されるATは、エスクード(スズキのSUV)とおなじものをベースとしつつ、最終減速比(ファイナルレシオ)をローギア化しています。

早い話が、スイフトスポーツ向けに動力性能をアップさせている、ということです。

 

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スイフトスポーツのオートマも、運転を楽しめるようこだわって開発されています。

"MTが主役でATはオマケ"ではありません。

 

したがって引け目を感じることなく、堂々とATを注文するのが良いのではないでしょうか。

ATは走りが全然ダメ、なんてことはないわけで、結局のところ(お伝えした通り)約7万円の値段の差だけが問題です。

 

これは"MTよりATのほうが高級車"であるとも解釈できるため、「安いMTを買うなんて貧乏たらしくてダサいぜ」くらいに考えて、自らのAT選択を肯定できたりもします(嫌われるので口に出すべきではない)。

 

まとめ

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トランスミッション選びにおいて、他人の目を気にする必要はありません

なぜなら、われわれのクルマがMTだろうがATだろうが、誰も興味がないからです。

 

見栄やプライドを排除するためには、もし無人島で生活していたらどっちを買うか、と考えるのがおすすめです。

自分のほかに誰もいない無人島で乗るなら、

  • ATのスイフトスポーツ
  • MTのスイフトスポーツ

どちらを選ぶでしょうか。

 

「MTじゃないなんて信じられない」と余計な世話を焼く人間はひとりもいません。

 

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この状況でオートマに乗るなら、ほんとうに欲しているのはオートマだ、ということです。

 

どうしてもMTとATで決めあぐねているなら、スズキのディーラーへ行ってスイフトスポーツの試乗車を運転してみてください。

 

体験すればその悩みは消えます。

ちょうど、醤油ラーメンと味噌ラーメン両方を食べれば、どっちが好きか自信をもって答えられるようなものです。

 

スズキのWebサイトにアクセスすると、どこのディーラーにMTの試乗車が、どこにATの試乗車があるかを調べられます。

そしてそのままネット上で試乗予約が行えます。

 

そもそも近所のスズキディーラーにスイスポの試乗車がない可能性もあるので、ムダ足を踏まないよう、事前にかならずご確認ください。

 

もしMTも検討しているなら、MTとATそれぞれを運転してから決めるのが良いでしょう。

 

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ちなみに中古車ショップでは、私たちお客に試乗をさせてくれないケースがあります。

というのも、ディーラーと違い、並んでいる自動車はどれもすべて売り物だからです(エンジンをかけるくらいは許してくれる)。

 

したがって、中古や新古車でスイフトスポーツを買う予定でも、ひとまずスズキのディーラーで試乗車に乗っておくことをおすすめします。

 

レンタカーと違って試乗は無料です。

購入前に乗っておいて損はありません。

 

クルマの下取り・売却で損をしないためのポイント

クルマの下取りや売却で損をしないために大切なのは、一社ではなく、複数の買取業者に査定してもらうことです。

実際、私がコペンローブを売却した際には、業者によって査定額に31万円の差がありました。

 

想定を超える査定額が出たら、

  • グレードを上げる
  • 高価なオプションを付ける

など、つぎのクルマ選びで贅沢ができるかもしれません。

査定=売却確定ではないので、気軽に愛車の価値をチェックしてみてはいかがでしょう。

 

一括査定:電話ラッシュを避けるには?

クルマを1万円でも高く売るなら一括査定がおすすめです。

 

たとえるなら、複数の企業から内定をもらい、条件が良いところに就職を決めるようなものだとお考えください。

比較して選べることに価値があります(安く買い叩かれずに済む)。

 

「一括査定はたくさん電話がかかってくるのでは?」

と不安な方がいるかもしれません。

 

たしかに一括査定に営業電話はつきものですが、イカプラは違います。

複数の買取店とのやり取りをイカプラが行うため、われわれは最高額を出した一社とだけ連絡を取ればOKです。

 

一括査定にありがりな"電話ラッシュ"とは無縁です。

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以上、スイフトスポーツでATを選ぶデメリットはあるのか、でした。

【結論】MTとATの好みはラーメンの醤油味と味噌味の好みのようなもの。優劣はない。自分に合ったほうを選ぶのが一番。AT限定免許ならAT一択。「ダサいかも」なんて負い目に感じる必要はない。手足を忙しく動かすほうがかっこいい、なんてルールはないから。結局のところMTプラス7万円の車両価格に納得できるかどうかが問題。納得できないなら、安いMTを選ぶまで。

 

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スイフトスポーツの燃料代に関して、当サイトにはこんな記事があります。