クレジットカード会社JCBが主催するディズニー貸切イベント「JCBマジカル2022」に当選したため、2022年12月2日(金)に東京ディズニーランドへ行ってきました。
なおJCBマジカルの開催は、19時30分〜22時30分までの3時間です。
「たった3時間で主要アトラクションにすべて乗れるのだろうか……」
と心配していましたが、杞憂でした。
というのも、ほとんどのアトラクションの待ち時間が5〜15分だったからです。
この記事では、
- 夕食はイベント前に済ませる
- 主要アトラクションの待ち時間
- もっとも並んだのはお土産の会計だった
など、「JCBマジカル2022"プライベートイブニングパーティー"に参加した感想」をわかりやすく紹介します。
JCBマジカルの詳細を知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
「【ディズニー貸切】JCBマジカル2022の当選内容と郵送物一覧」
【当選】JCBマジカル2022に参加した感想
2022年12月2日(金)、JCB主催のJCBマジカル2022に参加してきました。
JCBマジカルとは、本イベントの当選者だけで東京ディズニーランドを貸切にするイベントで、毎年1回開催されています。
ちなみに、JCBマジカルに参加するには「JCBカードを持っていること」が必須条件です。
JCBカードを持っていない方はイベントの抽選に応募できません。
たとえるなら、フェラーリを持っていない人間がフェラーリオーナーズクラブに参加できないようなものです。
JCBマジカルへの参加を希望する方は、まずJCBカードを作りましょう。
JCBのクレジットカードを所有している方は、イベントへの参加登録を行い、カードで買い物をするだけでOKです。
ここ最近、東京ディズニーリゾートの入場料は値上げされ、無料だったファストパスに代わり有料のプレミアアクセスが導入されています。
つまり、ディズニーで遊ぶにはますますお金がかかるようになっている、ということです。
ゆえに、自腹で遊びに行くのではなく、「JCBマジカルに当選して毎年無料でディズニーを満喫する」のが理想だと感じました(当選できるかどうかはともかく)。
というのも、入園料がかからず、アトラクションにはほとんど待たずに乗れるからです。
なお、JCBマジカルではパレードや花火が観れるほか、キャラクターとのグリーティングも楽しめます。
短い待ち時間でアトラクションに乗れる
アトラクションの待ち時間はどれも5〜15分程度でした。
JCBマジカルで私が乗ったアトラクションはつぎのとおりです。
- モンスターズ・インク"ライド&ゴーシーク!"
- スター・ツアーズ
- スペース・マウンテン
- プーさんのハニーハント
- ホーンテッドマンション"ホリデーナイトメアー"
- スプラッシュ・マウンテン
- ビッグサンダー・マウンテン
- ビッグサンダー・マウンテン(2回目)
3時間の滞在で(有料パスを買わずに)これだけのアトラクションに乗れたあたり、さすが約8,000人規模の貸切イベントだといえます。
なお、2020年9月に新しく追加された「美女と野獣"魔法のものがたり"」は30〜45分待ち、ベイマックスのハッピーライドも30分待ちでした。
美女と野獣、ベイマックスは過去に乗ったことがあるため、今回は搭乗を見送り、代わりに待ち時間が短いアトラクションを優先しました。
「アトラクションに待たずに乗れて羨ましい……」
と思う方がいるかもしれませんが、実際のところ、テンポ良く乗れるのも良し悪しです。
なぜなら、(とりわけスター・ツアーズからスペース・マウンテンのあたりで)乗り物酔いのような具合の悪さを感じたからです。
通常ならアトラクションに乗り、1〜2時間ほど待ってつぎのアトラクションに乗る……この待ち時間で三半規管等がリセットされます。
がしかし、JCBマジカルではほとんど待つことなくテンポ良く乗れるため、"非日常的な負荷"が連続してかかり、身体が悲鳴を上げるリスクがあるのです。
たとえるなら、20分おきにスカイダイビングをするようなものです。
人体にとっては"異常事態"だといえるでしょう。
私は途中でグロッキー状態寸前に陥り、スター・ツアーズに至っては「早く終わってくれ……」と祈るばかりでした。
乗り物に酔いやすい方は、事前に酔い止めを飲んでおくか、激しいアトラクションが連続しないよう順番を工夫することをおすすめします。
ちなみに、22時10分(閉園まであと20分)の段階で2度目のスプラッシュ・マウンテンに乗ろうとしたところ、すでに営業を終えていました。
直前の待ち時間が5分だったことから「22時20分ごろまでは乗れる」と踏んでいましたが、時間いっぱいまでアトラクションに乗れるわけではないようです。
今後JCBマジカルに参加するなら、乗りたいアトラクションには序盤に乗っておくのが良いでしょう。
好きなおかずのように最後まで大事にとっておくのではなく、です。
イベント当日の夕食や気温のこと
JCBマジカル2022の開催は、12月2日の19時30分〜22時30分でした。
イベントは冬、しかも夜の開催なので、防寒対策は必須です(当日の気温は約10度)。
私は腹部にカイロを貼り、ヒートテックを着て、ダウンを羽織って参加しました。
開園前の待ち時間やアトラクション間の移動、パレードを観る際には、上の服装で問題ありません。
がしかし、アトラクションの施設内は暖房が効いているためむしろ暑く、内外の寒暖差に頭がクラクラしました。
連続するアトラクション、ジェットコースターのように激しく上下する気温……JCBマジカルは"肉体的にかなりハードなイベント"だといえるのかもしれません。
三半規管や自律神経を酷使すること必至です。
なお、パーク内のレストランは(見た限り)すべて閉まっていました。
園内で購入できた食べ物は、ポップコーンやアイスくらいです。
したがって、今後JCBマジカルに参加する方は、イベント前に夕食を済ませておくことをおすすめします(私はイクスピアリ内のレストランで18時過ぎに夕食をとった)。
そもそも、3時間しかない貴重な貸切イベントを夕飯に費やすのは"損"です。
イベント前に夕食を済ませ、3時間のJCBマジカルでは、アトラクションやパレード、グリーティング、ショッピングを楽しむのが良いでしょう。
夕食を済ませ、イクスピアリ内を散策し、19時10分(開園20分前)ごろゲートに到着すると、すでにJCBマジカル参加者たちが開園待ちの列を作っていました。
つまり、スタートダッシュに出遅れたわけです。
"少人数だから急ぐ必要はない"と高を括っていたため、ゲートに着いた際、「想像の20倍くらい人がいる……」と正直驚きました。
- 美女と野獣
- ベイマックスのハッピーライド
こうした人気アトラクションにスムーズに乗りたい方は、開園30分〜40分前にはゲートに並んでいたほうが良いかもしれません。
まとめ
JCBマジカルは、無料で東京ディズニーランドを満喫できる夢のようなイベントでした。
と同時に、「この場にいる全員がJCBカード利用者とその家族なのか……」と妙な連帯感も覚えました。
「たったの3時間でディズニーを満喫できるの?」
と疑問に思うかもしれませんが、アトラクションの待ち時間がほとんどない、濃い3時間にきっと満足できることでしょう。
むしろ、あまりの密度の高さに乗り物酔いを起こすかもしれません。
ちなみに、JCBマジカル2022でもっとも長時間待ったのは、アトラクションではなく買い物の会計でした。
とりわけ「食料品専門ショップ」の混雑はひどく、レジに向かって殺到する客で店内はごった返し、そもそも列にすらなっていないカオスな状況でした。
キャストの姿は見当たらず、誘導もありません。
場は混乱しており、隣にいた女性客から「これって会計の列ですよね?」と訊かれる始末です(レジが見えなかったため、みんながみんな、よくわからないまま人々が押し寄せる方向に向かっていた)。
私は「たぶん……」と答えました。
後ろのカップルは「あそこから横入りしてくるから列がぜんぜん進まない」と文句を垂れ、斜め前の女性は「終電がヤバい」と時間を気にし、妻は「最悪ネットでも買えるし……」と会計を断念しかけています。
スプラッシュ・マウンテンの待ち時間は5分、お土産の会計の待ち時間は約35分でした。
商品をじっくり選んでサッサと会計したい方、パレードやグリーティングがメインでアトラクションにほとんど乗らない方は、早い段階で買い物を済ませておくのが良いでしょう。
そのほうが、ストレスなくお土産を購入できるはずです。
JCBマジカルに唯一残念な点があるとすれば、「東京ディズニーシーを選べない点」かもしれません。
ランドに加えてディズニーシーでも遊びたい場合には、JCBマジカル翌日の入園パスを買っておくことをおすすめします。
JCBマジカルに参加してみたい方は、JCBカードを作り、あらゆる支払いをJCBカード1枚で済ませましょう。
対象期間中、カード利用額5万円ごとに1口として応募できるので、ショッピングの利用金額が多いほど当選確率が高まります。
ちなみに、有料のゴールドカードと無料のJCBカードに当選確率の違いはありません。
したがって、年会費無料のカードで応募すればOKです(ゴールドカードが優遇されて当選確率が高まるキャンペーンも存在するが、JCBマジカルは平等)。
つまり、クレジットカードの色ではなく利用金額が重要だ、ということです。
JCBマジカルの参加者のなかには、入園前からカチューシャをつけていたり、被り物をかぶっていたり、光るリトルグリーンメンをリュックにぶら下げていたりする"熱心なディズニーファン"が多く見受けられました。
ディズニー好きなら、ぜひJCBカードを利用して彼/彼女らのように「濃密で特別なディズニー体験」を味わってみてはいかがでしょう。
私も「年1回のJCBマジカル」を恒例行事とすべく、引き続きすべてのショッピングや公共料金の支払いをJCBカードで行う所存です。
以上、JCBマジカル2022"プライベートイブニングパーティー"に参加した感想でした。
【結論】頭がクラクラするほど濃密な3時間だった。値上げがつづき、楽しめるかどうかは"カネ次第"になりつつあるディズニーを無料で遊び尽くせるのはありがたい。貴重な場を提供してくれたJCBに感謝。VISAやMasterCardも良いけれど、PayPayも悪くないけれど、ディズニー好きなら持つべきはJCBカード。
JCBマジカル2022の詳細と郵送物について、当サイトにはこんな記事があります。