- ロトの当選確率を上げたい
- ロトの当選金額を上げたい
という人に向けた記事です。
経済学部出身の知識を使ってロトで成功する方法を考えてみました。
ジャンボ宝くじは完全に運任せですが、ロトには戦略を練る余地があります。
ぜひ参考にしてみてください。
ロトの当選金額を上げる方法
ロト6を例に考えてみます。当選金額は1等2億円です。
では1等を当てればかならず2億円がもらえるのかといえば、そんなことはありません。
たとえばキャリーオーバーが2〜3千万円しか発生していない状態で、1等を当てたとします。
ところが当選者はほかにもいて、計3口が1等に当選していた。
こんな場合には、1等の当選金額が9千万円程度になってしまうことがしばしばあります(1等が3700万円ということもありました。ちなみに当選は5口)。
ここが「ジャンボ宝くじ」と異なる点です。
- ジャンボ宝くじ:1等は1口だけ
- ロト:1等は無し〜複数出ることも
ロトは他人が選ばない数字を買うべし
ロト6は1〜43の数字の中から異なる6つの数字を選ぶクジです。
どの数字を選んでも当選確率は変わりませんので、"いかに他人と被らない数字を6つ選べるか"がもっとも重要になってきます。
- 6,16,26,35,36,39
- 24,32,34,36,41,43
これら2つの当選確率は一緒です。がしかし、後者のような買い方ができる人はあまりいません。
バランスよく買いたいと思ってしまうから。
当選数字が偏ることなんてないと思ってしまうから。
ここに落とし穴があります。
前者、後者の買い方ともに当選確率はおなじです。
つまり「当選数字が偏ることなんてない」というのはただの思い込みなんですね。
であれば、後者のような偏った買い方(他の人が避ける買い方)を選ぶほうが合理的だといえます。
もっと極端なことをいえば、9,38,39,40,41,42なんてのもアリです。こんな買い方をする人はそうそういないでしょうし。
1等賞金を独り占めできる可能性がアップすることでしょう。
※先ほど例に挙げた2つの組み合わせは、いずれも実際の当選番号です。前者は3口当選、後者は1口だけでした。このあと詳しく分析していきます。
ロトで避けたい買い方
6,16,26,35,36,39は3口当選したと書きました。このとき1等の賞金は9200万円でした。
もう一方の24,32,34,36,41,43は1口当選で6億円です。おなじ1等なのに5億800万円の差。
せっかく当たったというのに、前者ではあまりに残念です(理論値の2億円を大幅に割っている)。
これら2組を比べてみて、なにか気づくことはありますか?
- 6,16,26,35,36,39
- 24,32,34,36,41,43
一の位を揃えてしまう
まず、前者は一の位が「6」の数字をすべて選んでいます。
こういう買い方は避ける必要があります。
たとえば「7が好き」という人はたくさんいます。そんな人は7,17,27,37を選びがちです。
これらをすべて選んだ時点で、すでに他人と4つも数字が被っている。
もし当選したとしても1等賞金の独り占めは難しいかもしれません。
したがって、1の位をそろえる買い方は避けるのが無難です。
1〜31から多くの数字を選んでいる
繰りかえし述べているように、ロトでは「いかに他人と被らないか」がもっとも重要になります。
ジャンボ宝くじとちがい、頭を使わないと当選金額が(思っていたより)減ってしまう可能性があるからです。
そこで次に避けたいのが、1〜31から多くの数字を選ぶことです。
なぜなら、1〜31はすべて誕生日に含まれるからです。
2月14日生まれの人は、2と14を選ぶかもしれません。5月15日の人も、8月31日の人もおなじです。
要するに、1〜31は他人と被りやすいということ。
1等6億円を独り占めにした回をおさらいしてみると、当選番号は24,32,34,36,41,43でした。24を除いて、すべてが32以上。
つまり、ほとんどの人にとっては縁もゆかりもない数字なのです。
ロトの公式ウェブサイトでも「誕生日や記念日から選ぶこと」をオススメしていますので、この逆の発想で考えるのが吉だといえます。
バランスを意識しすぎる
まんべんなく数字を選ぶと、その他大勢とおなじ買い方になります。
1〜から2つ、10〜から1つ、20〜から1つ、30〜から1つ、40〜から1つのような選び方ですね。
これも避けましょう。
※ただし「1,2,3,4,5,6」を買っている人は案外いるのではないか、と私は睨んでいます。4,5,6,7,8,9,など、少しずらした連番のほうが、他人と被る確率を下げられるかもしれません。
※32,34,36のように偶数だけ/奇数だけで連続させるのも手です。
過去の当選番号を参考にする
過去の当選番号には意味がありません。
上記のように「どういう数字だと当選者が多いのか、あるいは少ないのか」を分析するのには役立ちます。
ですが、「この数字が出やすい」などと考えるのは早計です。
「3が2回連続で出てるから今回も来るだろう」といった考えには、なんら論理性がありません。
2回続けて出たことは、次回の抽選になにも影響しないからです。
「いやいや、抽選のボールが少しずつ変形して偏りが生じているんだ。だから出やすい数字、出にくい数字は存在する」とかたくなに考えるのならば、それはそれでいいでしょう。
がしかし、そうした分析や考え方がすでに他人と被っているとしたら……。
クイックピックに任せる
それでも人間が選ぶ以上はどこかで「偏り」が生じてしまいます。
自分が選んだ40,41,42を見て、「こんな数字はこないだろうな」などと考えてしまうのです(これは誤り。当選確率はすべて一緒)。
そんなときにはクイックピックを使うのも手です。機械がランダムに選んだ数字にはバイアスがかかっていませんので。
「ふつうの人はこんな買い方をしないだろう」というような数字を授けてくれることがあります。
キャリーオーバー発生時にのみ買う
当選金額を上げるコツとしては、「キャリーオーバー発生時にのみロトを買う」という方法があります。
キャリーオーバー発生時には配当金が増えますので、必然的に当選金額も跳ね上がります(が、販売数も増える。つまりライバルが増えるということ)。
※7億円のキャリーオーバーが発生しているときに、1等の当選が3口出た回があります。
それでも3億3千万円なので、先ほどの9千万円(おなじく3口)とくらべると大きなちがいです。
競争が激しくなるとしてもキャリーオーバー発生時はやはり狙い目。
ロトの当選確率を上げる方法
ここまでは当選金額を上げる方法について見てきました。
ここからは当選確率を上げる方法を考えていきます。
たくさん買うこと。
身も蓋もない話ですが、残念ながら、これしか方法はありません。
ロト6の1等当選確率はおよそ610万分の1です。
それぞれ異なる数字で2口買えば、305万分の1にまで下げられます。
これは当選確率が倍になったともいえます。したがって、3口、4口と増やせば増やすほど当選に近づく、と。こういうわけですね。
魔法のような手段はありませんし、当選番号は誰にもわかりません(俺は知っている!と豪語する人がいたらそれは詐欺。だったら自分が買えばいい)。
だからといって、宝くじを買いすぎて貧乏になってしまっては笑えませんので、ほどほどにしておきましょう。
ちなみに私は1口しか買わないと決めています(そして当たらない)。
まとめ
当選確率を上げるには購入数を増やすしかありません。
いっぽうで、当選金額については頭を使う余地がある。いかに他人と被らないか、いかに他人が選ばない数字をチョイスできるかが鍵です。
これはロト6に限らず、ミニロトにもロト7にも、それからナンバーズにも共通していえますね。
ぜひ知恵を使って億万長者を目指しましょう。
以上、ロト 6の賢い買い方についてでした。
占いと宝くじの当選に関して、当サイトにはこんな記事があります。
スマートフォンでロトを買う方法について、当サイトにはこんな記事があります。