この記事では「塾講師のアルバイトにも採用試験や学力テストはあるのか」を書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
塾講師アルバイトにも採用試験やテストはあるか
私が大学時代にアルバイトをしていた某大手学習塾では、採用試験が存在しました。
中学レベルのテストで、5教科(国語、算数、理科、社会、英語)すべてからの出題がありました。
やはり塾講師たるもの、最低限の学力を備えていなければならない、ということでしょうね。
私は無事に合格してアルバイト講師として採用されたわけですが、聞いたところによると、学力テストの結果があまりに酷く不採用となった人もいたそうです。
(よほど不出来でなければ落ちることはないかと思いますが)
具体的な試験の内容は?
私の場合、試験内容は中学レベルの問題でした。
分野は5教科すべてです。1枚の用紙に5教科の問題が載っていました。
とはいえ、基礎的な内容がほとんどであり、難解な問題が出題されることはありませんでした(英語のリスニングもなし)。
面接であらかじめ「理科・社会を担当したい」と伝えてはいたものの、テストは5教科すべてだったので、おそらく適性を見ようとしたのだと思います。
(テスト結果によっては数学や英語を担当させるなど)
試験時間は5教科すべてあわせて1時間ほど。時間的には余裕をもって解くことができました。
テスト対策は必要か
私は面接当日に試験があることを知りました。
そのため、予習や対策をすることもなくテストに臨んでいます。
塾によって異なるため一概にはいえないものの、そもそも塾講師になろうと思える人であれば(つまり自身の学力に自信がある人であれば)、とくに対策は不要です。
(とはいえ、すっかり忘れている内容もいくつかありましたが)
不合格だったら再チャレンジできるか
もし採用試験に落ちても「塾講師としてアルバイトをしたい」という熱意が残っていた場合、気になるのが「再チャレンジできるかどうか」ではないでしょうか。
これも一概にはいえませんが、おそらく難しいかと思います。
というのも、塾側がそう何種類もバイトの採用試験を用意しているとは思えないからです。
つまり、前回受けて不合格になったものとまったくおなじ内容の学力テストしかない可能性が高いです。
これを受けさせても意味がないので、門前払いとなるか、あるいは再チャレンジの熱意を買われて採用となるかのいずれかでしょうね。
ただし、たとえば国語の講師を志望して国語のテストを受けた。
ダメだったので次は数学の講師を志望したい、といったケースであれば、再チャレンジも可能かと思います。
(私の場合は5教科すべてを受けたので)
模擬授業もある?
「面接でいきなり模擬授業をさせられるのではないか」と気になる方もいるでしょう。
これも塾によって異なるものの、基本的に模擬授業を行うことはないと考えていて大丈夫です。
ただし塾講師としてのバイト経験があれば、「ちょっと見せてください」という話になる可能性も考えられます。
あくまでも、アルバイト講師初体験の大学生にたいして「模擬授業をやってくれ」という無茶振りはない、ということです。
まとめ
もし採用試験があったとしても、それほど難しい問題は出ないでしょう。
学習塾はたいてい人手不足に悩んでいることが多く、なるべく採用したい、という気持ちでいることがほとんどだからです。
smokingを横綱と訳すなど、よほどトンチンカンな珍回答を連発しない限りまず落ちることはありません。大丈夫です。
自信をもって採用試験に臨んでください(そもそも採用試験がない学習塾もありますが)。
それでも心配な人は、参考書を買って復習しておくのがいいでしょう。
以上、塾講師のアルバイトにも採用試験や学力テストはあるのか、でした。