塾講師アルバイトのデメリット3選!読んだら応募をやめたくなるかも

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この記事では「塾講師アルバイトのデメリット」を紹介していきます。

 

読み終わるころには「塾はやめておこう」という暗い気持ちになっているかと思います。

それでもよければ、ぜひ参考にしてみてください。塾講師アルバイトの現実は、以下のような感じです。

 

 

塾講師アルバイトのデメリット

大学時代に塾講師として3年間アルバイトをしていました。

そんな私が感じた、塾講師アルバイトのデメリットをお伝えします。

 

サービス残業だらけ

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1コマ90分で2700円。そんな募集広告につられて、某学習塾でアルバイトを始めました。

当初は「短時間でサクッと稼げる」と思っていたものです(すぐに誤解だとわかりますが)。

 

塾講師は、給料の支払われない勤務時間がけっこうあります(いわゆるサービス残業的なもの)。

 

代表的なのは授業の予習ですね。

集団授業の予習として生徒とおなじテキストを解き、板書を作成します。これで1時間。残念ながら給料は発生しません

2コマあれば2時間かけて予習するわけです。私は大学の講義が空いている時間にせっせと準備をしていました。

 

授業後は生徒対応に進捗報告

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授業後は生徒からの質問に答えたり、生徒の雑談につき合ったりします。

 

生徒が帰ったら、授業の進捗状況や生徒の様子などをタブレットで入力し、本部に報告します。それから教室の掃除をしたり。

これらにだいたい30分〜1時間ほどかかっていましたね。まぁ、給料は発生しないのですが。

 

塾講師アルバイトは基本的に授業のコマにたいする給料しかもらえないのです

塾講師の時給がやけに高いのは、こうした雑務にたいするお金も含まれているからなのでしょう(先に知りたかった)。

 

塾講師は稼げるバイトでもありませんし、短時間でサクッと稼げる割りのいいバイトでもありません。

ただただブラックです。

 

塾講師アルバイトの給料について詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

 

 

生徒に嫌われたら地獄

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塾講師は小学生〜高校生を相手に仕事をします。

子供は正直なので、嫌だと思ったら素直に口にしてきます。

あの先生嫌い。なんか気持ち悪いもん」と。

 

とくに厄介なのが中学生ですね。好き嫌いが明確で、口に出さなくても空気でわかります。

それが集団授業なら、「あ、俺このクラスに嫌われてるな」という圧をヒシヒシと感じるのです。

やたら反応が悪かったり、笑わなかったり、当てると嫌な顔をされたり。

 

 

NG講師に指名される?

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私は正社員として塾に勤務したことがあります。

だからこそわかるのですが、生徒には「NG講師」というものがあり、社員はこうした相性を考慮したうえで授業のスケジュールを組んでいます。

 

なかには生徒から絶大な不人気を誇る男性バイト講師がいて、彼はほとんどの生徒を担当することができませんでした(バイト講師本人は知りません)。

 

理由は「顔が気持ち悪い」だそうです。

ちなみに「顔が気持ち悪い」は圧倒的な得票数でした。なんとも切ないですね。

 

とりあえずいえることは、イケメンや美女であれば生徒に嫌われることはない、ということです。私が見てきた限りこれはまちがいありません。

したがって、面接応募前によく鏡を見てみることをおすすめします。あとは清潔感も大事です。

 

長期旅行は不可能

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塾講師のアルバイトはほとんどが固定シフト制です。

毎週月曜、火曜、金曜は授業がある、といった感じですね。

 

そのため長期旅行をしにくい、という難点があります。

よって「大学生活でたくさん旅行をするぞ!」という人には向いていません。

 

スーパーのレジなどであれば、シフトに融通を利かせてもらうことも可能です。

がしかし、塾講師だとなかなかそうもいかないのです。

 

勇気を出して休みを申請したところ、「休むなら代わりの先生を探して来い」と社員にいわれたこともあります。

なかなか代わりが見つからず、また見つかったとしても授業内容の伝達や生徒情報の引き継ぎなどやるべきことが多いため、泣く泣く旅行は中止に。

「なんて不自由なんだ!」と思いましたね。 

 

先生の変更は好ましくない 

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塾としても、あまり頻繁に先生を変えたくない、という事情があります。

 

ピンチヒッターとして他の先生を派遣すると、たいてい双方が緊張してギクシャクし、授業が上手くいきません。

すると保護者から「今日の先生はわかりにくかったらしい。担当が変わってしまったんですか?前の先生に戻してください」などといった苦情が出るのです。

 

こうした事情から、アルバイトといえど塾講師はなかなか休めないのが実態です。つまり融通が利きません。

 

夏休みに実家へ帰省するのも、受け入れられないか、受け入れられたとしても嫌な顔をされるかの嫌な二択です。

塾講師は不自由なのです。 

 

 

まとめ

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いかがでしたか?

まだ塾講師への熱意が消えていなければ、ぜひ応募してください。もうなにも恐れるものはありません。

 

あ、それからもう一つだけ嫌なことがありました。

社員や他のバイトの前で模擬授業をする機会が多々あって、これがどうも嫌でしたね。

生徒相手だといいのですが、講師を前に授業をするのはなんだか恥ずかしくて苦手でした。

 

一応研修という名目なのですが、「そう!江戸幕府だよね!」と元気いっぱいに喋っても誰も反応してくれず、ただただ恥ずかしいだけです。

 

こうした研修の有無は学習塾によって異なるかと思います。

あなたが入る塾には研修制度がないといいですね。

 

以上、塾講師のデメリット3選でした。

これだけ悪いことを書いておきながら、私はけっこう塾講師のアルバイトが好きだったりします。

 

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万人におすすめはできませんが、ハマる人は他のバイト以上にハマるのではないかと。