これがカリスマか……『GACKTの勝ち方』を読んだ感想

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この記事ではGACKT著『GACKTの勝ち方』をご紹介します。

この本にはGACKT流、人生の勝ち方が書かれていました。

 

 

『GACKTの勝ち方』を読んだ

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本書を読むまでGACKTについてはあまり知りませんでした。

お金持ちで、ランボルギーニに乗っていて、肉が好きで、ワインも好きで、それからムキムキ。これがGACKTについて私が持っていた情報のすべてです。

 

『GACKTの勝ち方』を読んだことで、ストイック、ファン命、という情報も加わることになりました。

信念を持って行動し、成功すべくして成功したことがわかります

 

語り口のクセがすごい

なによりも印象的だったのは、文章の語り口のクセです。 

ビジネス書なのに一人称はカタカナで「ボク」ですし、二人称は「オマエ」です

 

テレビで話しているGACKTを見たことがあれば、あのままの口調が文章になっていると考えてください。

終始上から目線なので拒絶反応を示す人もいるかもしれません。

ボクは平気だったけど、オマエはどうだ?……みたいな感じです。

 

横書きレイアウトですし、文字のサイズもやたら変わります。大きくなったり小さくなったり。

読みにくくはありません。おそらくページ数を稼ぎたいのだと思います。

 

知・覚・動・考

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成功する人は「知る、覚える、動く、そして考える」というパターンで行動するのだそうです。

ちなみに一般人は「知る、覚える、考える、動く」の順番で、考えてばかりいて、なかなか行動に移せないのだとか。

 

成功するために重要なのは行動することだから、グダグダ考えていないで、さっさと行動に移せということでしょう。

「知・覚・動・考」で「とも・かく・うご・こう」だと語っていました。

 

これはGACKTが尊敬する先輩から教わった言葉で、GACKT自身も感銘を受けてポリシーにしています。

この表現をとても気に入っているらしく、本書でしばしば登場します。

「ともかく動こう」面白いフレーズですよね。

 

いくら考えてもわからないことはあります。告白して成功するかどうかも、やってみなければわかりません。

そんなときは「ともかく動こう」です。

 

GACKTはなぜお金持ちなのか?

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GACKTはミュージシャンですが、「音楽の収入だけではやっていけれない」と本人が口にしています。

たしかにGACKTの楽曲を1つも知りません。

アーティストとして爆発的なセールスを記録しているかといえば、そんなこともありません 。

 

だからこそ、好きな音楽活動(ライブなど)を行うために、実業家として活動しているのです。

さまざまなビジネスを手がけ、そのお金でミュージシャンとして自身の表現を追求しているんですね。

 

よって、ミュージシャンとして成功しているように見えないGACKTがお金持ちなのは、その他のビジネスで稼いでいるから、という答えになります。

GACKTが手がけるビジネスの詳細は『GACKTの勝ち方』に書いてあるので、本記事では割愛します。

興味がある方はぜひ読んでみてください。 

 

 

優雅になろう

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音楽にビジネスに一切休むことなく働き続けていたGACKTは、ふと「人生このままでいいのだろうか」と疑問に思ったそうです。

で、いまの人生はイケてないと感じ、「優雅になろう」と決め、海外に移住します。

 

優雅に生きるとは、時間を贅沢に有意義に使うこと

時間に追われ、なんでもかんでも「時短」でサッサと済まそうとする現代人に「優雅さ」などありませんよね。

調理をレンジでパパッと済ませて空いた時間をスマホゲームに費やす生活を、はたして優雅と呼べるでしょうか。 

 

「優雅に生きよう」と決めたGACKTの考えにはハッとさせられるものがありました。

忙殺された日々を過ごしていては、数十年経って振り返ったときに、なにも残っていないかもしれません。

 

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これからは会社でボーッとし、注意してきた上司に「優雅に過ごすと決めたんです!」と言い放ってやろうと思います。 

 

まとめ

本書は自己啓発書という位置付けになるでしょう。

自己啓発書が「やる気や自信を与えてくれる」ものだとすれば、『GACKTの勝ち方』はその最たるものだといえます。

読んだら「おれもやってやるぞー!うぉー!」と叫び、腕立て伏せを15回ほどしたくなる衝動に駆られます。

 

毒なのか薬なのかわかりませんが、たぶん薬です。

モチベーションを上げたい方はぜひ手にとってみてください。

1〜2時間ほどあれば読めます。ですが、けっして内容が薄いわけではありませんよ。

 

GACKTの勝ち方

GACKTの勝ち方

 

以上、『GACKTの勝ち方』を読んだ感想でした。

どうだ、読書をしてオマエも優雅に過ごさないか?