この記事では「増税前のまとめ買いには意味がない」ということを書いていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
増税前のまとめ買いに意味はない
増税前に日用品を買いこむ人がいますが、ほとんど意味がありません。
税率が8%から10%に上がった場合、1万円買ったとしてもその差額はわずか200円しかないからです。
増税前に1,400万円のレクサスを買うならまだしも、日用品を熱心に買いこむことにどれだけのメリットがあるというのでしょうか。
時間の無駄
増税前ともなればスーパーはかなり混んでいるでしょう。
おなじように「まとめ買い」に奔走する人々が集まるからです。
客が多く、また購入量も増えるため、必然的にレジには長い待ち列ができます。
わずか数百円をトクする代わりに、混みあうスーパーでイライラし、レジに並んで時間を浪費するわけです。
まとめ買いで得るものと失うものを天秤にかけたとき、はたして本当に得るもののほうが大きいといえるのでしょうか。
外食を減らせ
増税前のまとめ買いで数百円を浮かせるくらいなら、外食を減らしたほうがよっぽど節約になります。
必死になってトイレットペーパーを買いこんで数十円を節約したかと思えば、週末には平気でファミリーレストランへ行き、1,000円近いお金をたった1食に使ってしまう。
これでは増税前のまとめ買いもただの「自己満足」に過ぎず、まったく節約になっていません。
木を見て森を見ずというか、努力するポイントをまちがっているというか。
もしくは図書館で本を借りろ
汗水流してまとめ買いをするくらいなら、せっかく税金を納めているのですから、もっと図書館を利用したほうがよほど有意義だと思いますが。
それとも、図書館で本を借りないことを損だと認識していないのでしょうか。
そもそも食事を減らせ
まとめ買いに奔走した自分をねぎらうかのように、家に帰ってバリボリバリボリせんべいを食べてはいませんか?
そうした嗜好品こそ家計のムダです。トイレットペーパーをまとめ買いした苦労も、せんべいで相殺されてしまいますからね。
こうした間食は論外で、 増税前のまとめ買いをするほど節約に熱心なら、いっそ食事の回数を減らしてみてはいかがでしょうか。
1日3食を1日2食にするだけで、毎日1食ぶんの節約になりますよ。
私は1日2食の生活を実践しています。 脂肪が減ってお金が増えるのでおすすめです。
混んでいるスーパーで買い物をするよりは低ストレスで済みます。
まとめ
増税前のまとめ買いについて思うところを書いてきました。
個人的にこうした「まとめ買い」は好きではありません。
まぁ好き嫌いの問題ではないような気もしますが、それでも美しくない行為だと思うので、まとめ買いはしません。
節約が目的であればもっと削れるところはたくさんあるはずです。
すべての無駄を徹底的に削ぎ落としたうえで増税前のまとめ買いをしているのなら、それは素晴らしい心がけだと思います。
ただ、平気でお菓子を買い、外食をし、晩酌をしているような人が「まとめ買いじゃ〜!」と躍起になっているのを見ると、それはちがうだろと思ってしまうのです。
というわけで、 平気でお菓子を買い、外食をし、晩酌をしているような人は、もっと図書館を利用するか1日2食にすることをおすすめします。
以上、余計なお世話でした。